二酸化炭素の排出量規制について、福田首相が張り切るのは結構なことだが、この問題は経済成長を抑制することに結び付くので、経済面での世界戦略を描いた上でのリーダーシップを発揮しないと日本はますます、地盤沈下が顕著となる。アメリカのクリントン政権は日本の経済成長阻止に向けた仕掛けをプログラミングしており、このプログラムは確実に機能しているから、ここで先頭を切って二酸化炭素排出を抑制すると決定的な最後の自爆に結びつく。
この問題では、中国が自主規制に応じるかどうかが最も重要なポイント。ただし、中国やインドが応じるわけがない。私は、地球温暖化によって毎年世界中で数十万人が死に様な事態にでもならない限り、世界全体が温暖化抑制に動くことにはならないと思う。アメリカはブッシュ政権の動向にかかわらず、次期大統領はこの問題に真剣に取り組むことを宣言している。
フランスのカーラ夫人ほか3人のファーストレディーが出席しないのは、馬鹿官僚の調整ミスだ。日本を見下していると言うより、バスに一緒に乗れなど、プライドの高い相手を無視したやり方に対して、抗議していると見た方が良い。最初に、バスに一緒に乗りたくないとの意志が伝わった段階で、どのようにすれば気に入ってもらえるか、大使館員が飛んで行って調整すべきだった。一度、出席しないことが発表されてしまった後では何をしても手遅れ。担当官僚は切腹すべきだ。
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