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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

教科書に載っている新ダーウィン説が如何に間違いだらけであることか その証明がMY進化仮説を推進させる事に気付いた

2019年12月12日 12時34分16秒 | 生命

 新ダーウィン説を肯定する「眼の進化研究」が発表されているらしい。と言っても、ここ数年の事であろうか。それに伴い、2017年出版の「ビジュアル進化の記録」、2018年2月発行の人体の不思議(サイエンス誌)にダーウィン説は正しかったとの趣旨が書かれている。

 眼に関してはダーウィンが手紙で「ぞっとする」と書いたり、自然淘汰で進化したとは考えにくいとしており、新ダーウィン説支持者にとって非常に大きな課題だった。眼が遺伝子コピーミスと自然淘汰で進化した事が証明されれば、完全無敵、怖いものは何もないと考えるのも無理はない。

 僕は正直、驚いた。この科学が発達した現代で、まだ作文が通用するのかと思った。僕は眼の進化を取り上げ電気学会で、フィードバックによる改善・調整が不可欠なために、遺伝子のコピーミスで実現することはできないと発表している。

 例えば、眼のレンズは細胞内のオルガネラ(核を含む小器官)を全部無くした透明細胞を作り出し、積層させている。細胞から核まで全て除くことが簡単にできるとは思えないが。それにしても眼のレンズを作るには、透明度や屈折率を実現するための材質の選定、形状、機能、ソフトウェアなど気の遠くなるようなフィードバックと改造・調整を要している。

 昔読んだ書籍ではPAX6という眼に関する遺伝子の配置によってハエの足の先だったかに眼をつけることができたみたいな話が有った。

 実験では遺伝子(僕は記号情報として固定遺伝子と呼んでいる)をちょっと変更したら何かが出来たみたいなことが生じたのかもしれない。それは元々のバックグラウンドや仕組によるもので、ここらをきちんと確認しないと訳の分からない話になる。

 進化器官の頂点は眼ではなく、脳であり、腎臓であろうと考える。進化を云々するなら、脳と腎臓は格好のターゲットだ。脳や腎臓が遺伝子のコピーミスで出来上がるのか、お手並み拝見したい。

 ま、進化は開発なんだよね。頭の中で考えることと、開発(現実)は全く異なる。遺伝学学者に機械・装置やシステムの開発者はいない。僕は両方経験し、現在もソフト開発しているから、「勘」で新ダーウィン説の無理筋程度が感じられる。

 さて、今までは積極的に新ダーウィン説を否定することはネガティブで気が進まなかった。しかし、今でも新ダーウィン説は世界の科学者に支持されている。僕には理解できないが何らかの説得性根拠が有るらしいと考えると、否定行為はMY新仮説の推進になるような気もしてきた。

 ブログで多くは書かない。過去に発表してきた中から、ちょっと抜き出して紹介している。書いたら、発表できなくなるし発表する楽しみがなくなる。今年の進化学会発表も検討してきたが、字数が限定された文章だけの発表方式ではとても発表しきれない。




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