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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

小池都知事に変わったから豊洲の水質モニタリング値が悪化した? 電力会社でのデータ捏造に似ている

2016年10月01日 18時30分21秒 | 社会・経済
 僕は電力会社入社早々、研究所の温排水部門に移ったんだけど(実質は左遷:僕の専門は半導体、統計予測ですよ)、その頃、上司の喜ぶデータを提出するH氏という化学屋の事を聞いていた。上司の受けが良かったそうだ。そんなことが有るのかと思っていたが、いつしかH氏は取締役になった。

 事務屋の人事はもっとひどくて全体が詐欺、いかさま集団みたいなもの。これほど左様に電力会社の人事は出鱈目なのだが、もし、東京都で舛添が都知事を続けていたら、豊洲の水質モニタリング値(ベンゼン・ヒ素)は今回も正常で推移していたのではないか。

 舛添体制では、何が何でも豊洲、これに対して小池体制ではデータが厳しく検証される場合が有る。舛添体制ならデータを改ざんしてもまず問題無かった。ただ万が一を考えて、合計9回の水質モニタリング調査結果が出る前に豊洲へ移転しておきたかったのか。既成事実作りだ。

 小池都知事でちょっと気になるのはトーンダウン。山本五十六以来?、日本では失敗しても下っ端以外は罰を与えない⇒およそ文明国とは言えない独特の暗黙ルールが固定化している。このルールは著しく日本の発展を阻害し、浮揚力を失っている。日本に独自の発展メカニズムが無い。

 僕は小池氏が都知事に立候補した時から応援し、このブログでも取り上げた。演説の中で「見える化」を実現なんて言葉が飛び出し、単なる言葉並べではなく、発展に結びつく哲学や手法を予感させた。また、今回の豊洲の件で、反対派の都民も目が覚めたかもしれない。

 だから、小池都知事は、一度やるぞと決めた事は妥協せずビシバシ行くべきだし、一方でオリンピック競技会場で文句を言っている江東区の区長には部下を走らせて意を伝えるとか、自ら携帯で挨拶と電話するとか、硬軟併せて上手にリードできるといいね。

 感情的にいきり立つ敵をたくさん作ると厄介ですよ。
コメント
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