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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

進化の問題はハードからソフトへ、宇宙の問題はブラックホールの解明へ移行する

2015年04月17日 10時38分26秒 | 宇宙
●●進化については先月、電気学会で発表したばかりだが、発表の最後に「進化の重要テーマは早晩、ハードからソフトに移行する」と締めくくった。ハードとはタンパク質などのボディーであり、ソフトとは生化学的な記憶や操作などだ。

 例えば、遺伝子とは何かよくよく考えてごらん。生化学的な記憶素子だよ。記憶素子を莫大に使う世界は?そう、計算機だね。計算機はソフトで動く。分かるかな?

 分子生物学の書籍を読むと、進化の過程で遺伝子がコピーされ、並べ替えられ、更に重複写され、シャッフルされたと書いている。分子生物学では誰がやったかが不明だが、実はこれソフトの世界の話だ。

 多分、生物関係者は進化の問題を自分達の世界に留めておこうとしているだろう。そこをド素人の私が崩そうとしているのだが、そう簡単ではない。

 私の進化論はこのソフトに関わる話だが、既に何度か書いているし、書き始めると長くなるので割愛しよう。


◆◆ホーキング博士他が提唱するビッグバンは可逆現象なので、膨張する宇宙はいつかその速度がゼロになり、やがて宇宙が収縮し始め、最後は元の卵に戻らなければならない。
 
 その卵のサイズたるや、今回日立が開発した世界最高の電子顕微鏡で見える最小サイズ43PM(ピコメーター)の1億分の1の更に1億分の1の、更に約20万分の1という想像を絶する小ささだ。私の眼では1万分の1m(0.1mm)が厳しい。

 これが嘘であることは、①宇宙の膨張速度が加速している事、②ブラックホールの物質吸収に限界のあることで分かる。

 ブラックホールの研究者によると、各銀河中心に有るブラックホールの質量は全銀河質量の0.15%付近であるらしい。その上、ブラックホールは大型化すると蒸発し情報が漏れるらしい。ブラックホールから漏れる情報とは実は物質の事だ。

 宇宙は天才数学者のおもちゃになっている。論理的に考えれば、宇宙はブラックホールによる吸収圧縮と放出を繰り返しているとするのが合理的だ。特に、巨大ブラックホールが超高速度で衝突すれば、一挙に物質を撒き散らし拡散するだろう。

 数学理論では、ブラックホールは分解しない事になっているが、それは静的な条件の話で、超高速でまともに衝突すれば話は別だ。この宇宙の膨張速度が加速されているのは周りを囲む大宇宙のブラックホールに引っ張られているからだ。

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