宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

何故、早稲田は帝京に負けたのか(大学ラグビー)

2011年01月10日 09時34分50秒 | スポーツ

 今年の大学ラグビーは久々に早稲田が勝つかと期待してNHK中継を見た。準決勝の明治戦で圧勝したのがちょっと気がかりだった。いざ始まってみると、予想以上に帝京は早稲田を圧倒していた。帝京は強いし、うまいし、したたかで、早稲田には明治戦で見せた勢いはなかった。17対12で負けたの意外と思える完敗だった。

 帝京は70%近く球を支配し、スクラムで早稲田を圧倒する。ラインでもたびたび相手の球をとってしまう。特に、二人の外人はルール違反ではないかと思えるような、子供と大人の戦いのような場面を終始展開していた。タックルしても倒れない。やっとの思いで数人で倒しても、倒れながら前進してしまう。

 ところが、早稲田をぎりぎりのライン近くに張り付かせながら、ほんの数センチのところでトライを阻まれていた。逆に、早稲田は2トライをあげ、トライ数で負けている。全体を振り返って、何が試合を分けたか?帝京のこの試合にかけた思いが早稲田より強かったことは間違いないのだが、一つはルールの「あや」ではないかと思う。

 早稲田は開始間もなく、帝京に自陣のライン近くまで攻め込まれ、ラックになった後の球出しの時に、一度出すふりをして、戻すという誘い出しが新ルールで反則となった。早稲田はうかつなミスだった。ライン近くで球を得た帝京は速攻を展開。そこで、早稲田側は守備が乱れ、やすやすとトライを許してしまう。

 残りの帝京の得点は全て、反則に伴うキック(ペナルティーゴール)で取ったものだ。帝京はともかく、何でも点を取って勝とうというがむしゃらさを見せた。終了が近づくと、帝京は遅延行為に出る。帝京に反則があり、球を渡すべきところで、時間をかけてしまう。一度は、あまりに遅いので審判が10mルールで、10m下がらせ、その直後、早稲田が2回目のトライに成功するのだが、時間が迫った最後のラックでも帝京は球出しをせず、時間が来るのを待った。

 私の見るところ、早稲田がフェイントで反則し、動揺と乱れでトライされたのが大きかった。帝京はルールがあいまいな部分で巧みに遅延行為を行い、早稲田の反撃を抑制している。誰の目から見ても帝京のほうが強かったことには間違いないが、反則後のトライが無かった場合、帝京が果たして勝てたか?この辺のルールのあやが大きく勝敗に影響した。

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新しいエレガントな進化論

2011年01月10日 07時11分50秒 | 生命

 進化論と言えばダーウィンの自然選択説(淘汰説)が思い出される。優れた種が勝ち残り選択されるというもの。あるいは突然変異説、中立説、共生説(リー・マギュラス)、ウィルス説など諸説ある。どれも、事実であろうとは思う。しかし、従来説では理解できない多くの疑問が残る。

 進化は高度化、複雑化を伴う。自然現象は通常、単純化する方向は有っても、高度化、複雑化は起こりえない。言わば海水が上流にさかのぼるような現象である。何故か?

 花と昆虫の関係を見ると、相互が協力関係しながら共に戦略的に進化している。まるで、誰かが考えて工夫してきたような進化の形跡が見られた。これをどう説明するのか?また、何故進化は後退のない進化方向のみの進化なのか?進化の速度はなぜ異常に早いのか?何故、物質から生命が誕生したのか?

 これらをエレガントに説明するのが私の提案している循環論理の評価システム。ちょっと硬いかな。有機物質に評価システムが形成され、生命に進化し、更に多細胞になり、やがて人類に進化したとする仮説。平成15年に1回目、平成18年に2回目、そして、今年、3回目を電気学会に発表する。

 1回目は思いつきのレベル。この時、座長から「もし、この評価システムが存在したとして誰が評価するのか?」という疑問が出され、返答できなかったので、2回目では、誰かは特定できないが、損傷の例を挙げて確かに評価が行われていることを証明した。

 生き物がけがした時に、体の中の誰かが検知し、遺伝子と比べながら修復し、その修復具合を評価している。確かに、誰かが評価し、処置しているのだ。決して遺伝子(設計図)があるから、機械的に複写されてけがが治るわけではない。

 今回の発表は、更に核心に踏み込んだもので、詳細は言えないが、従来の新仮説の7つの基本的な問題点を指摘した上で、実証可能な3つの新たな仮説を含む、5つの仮説を書いている。実証可能な仮説であるから、日進月歩で発達する科学のプロセスでいつかは証明される。

 有機物質から生命体が生まれ、有りえないような高速度で人間まで進化させてきた仕掛け・駆動力をエレガントに説明している。多分、いつか私の仮説の正しさが証明されるだろう。

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