Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

西行の墓

2011-10-16 | ツーリングレポート
先日 地図を見ていたら 河南町に西行法師の墓が載っていた、河南町の弘川寺境内に西行法師の墓があるのだ。

見に行こう、で、、、8時半頃からSuperCubで大阪府河南町へ
河南町役場のちょっと南・県道の白木南交差点から東へ入って約3Km、ワールド牧場の東側である

寺へ着いたら、山門の前に立派なだんじりが止まっていた、今日はかなん町の秋祭りのようだ、下河内の文字が入ったハッピを着た人たちが出発の用意をしていた。



なかなか大きな寺で歴史も古いらしい
天智天皇4年(665年)役行者の草創にかかるとのこと。 そして、戦国時代には堂塔ことごとく焼失したらしい。


 本堂です

本堂横を通り西行の墓へ向かう、墓や西行堂や庵跡や似雲の墓は山の中腹にあるのです。
また、さくらを愛した西行を偲び 距離500mの 「桜山周遊路」 も造られている。


山一帯が境内なのか? かなり広い、道標に従い坂道を登って行くとちょっとした広場になっている、ここに西行の墓があった

  写真中央奥が西行墳です
墓の横には次のように書かれている
「西行(円位)上人は晩年 空寂座主の法徳を慕って発臨され、文治6年(1190年)2月16日 73歳 当寺において入滅されました」


石碑には 「・・・・墓」と書かれている、はっきり読めません


 また、広場の対面には似雲の墓がある

『 江戸中期 広島の歌僧似雲法師は西行を慕い、その終焉の地を求めて、この地に西行の古墳を発見しました。
その後、西行墳の周辺に千本桜を植え、その中に「花の庵」を建てて住み、西行堂を建立し、生涯を西行追慕に捧げました 』⇒ 現地説明文より


ダンジリを引くハヤシや掛け声♪♪を聞きながら山道を歩く

もう少し坂道を登ると 「似雲法師の住まれた草庵」 があり、法師の読んだ歌も書かれていた
     「 須磨明石 窓より見えて 住む庵の 
               後ろに続く 葛城の峯 」

でも 今は木々が生い茂って須磨明石は見えません、木々の隙間から開発された住宅街が見えていました。


また、庵跡には阿波野青畝の歌碑も建っていた
    『 いくたびの 春の思出 西行忌 』


さらに坂道を登る、かなりの距離である、やっと西行庵趾に着いた

 狭い場所である、質素な庵に住んでいたのだろう?


これが無かったら とても庵趾とは気付きそうもない



まだまだ こんな道が続く
もう少し上まで行ってみたが、杉や桧の山の中から葛城山へ向かう登山道になってゆくようだ、、、、登って来た道を引き返す。



北面の武士だった佐藤義清が、白河上皇の寵愛する待賢門院璋子に・・・・ かなわぬ恋に世の無常を感じて出家し “西行法師” となり、そして この寺で73歳の生涯を閉じる。

何かウルウルしそうなショートショートツーリングのひと時でした。




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馬越峠

2011-10-12 | ツーリングレポート
熊野古道・馬越峠へ

古来、熊野へ続く道は祈りの道であった。 ある者は極楽浄土の来世を夢見て、ある者は心身の悩みの癒しを求めて一歩一歩石畳を踏みしめていった。



目指すは、三重県紀北町の海山である。

8時過ぎに家を出る、給油後 河合~田原本~桜井~榛原~R369・368で御杖~美杉~仁柿峠~R166へ出て、松阪市飯南町からK710飯南三瀬谷線へ入り相津峠を越えて~道の駅奥伊瀬おおだいへ~大宮大台から高速に乗って終点の紀勢大内山IC~R42で南へ向かう ~ 熊野古道のツヅラト峠とか始神峠とかの案内板が目につく

紀伊長島を過ぎて~まだ南へ ~ やっと道の駅海山へ着いた、11時44分だ、ノンストツプで3時間半程
馬越峠の入口はここから数百m



バイクを停めて石畳の道を馬越峠へ向かう
峠まではかなり時間がかかりそうだ、とりあえず歩こう夜泣き地蔵から一里塚まで  ここまで40分かかった、峠まであと30分程かかりそう、ここで引き返す








夜泣き地蔵尊
石積みの祠で、明治までは旅人の無事を祈る石地蔵があったといわれている。 やがて地区の人々が子供の夜泣き封じを祈って 「夜泣き地蔵」 と呼ぶようになり、今も新しい哺乳瓶が備えられている。⇒⇒ 現地説明文より


地蔵尊横の渓流です、ここにも石がゴロゴロ

石畳の石は現地調達だそうです、この山は石・石・石でできているのでしょうか?


一里塚
説明板が無かったら見過ごしそうである

江戸時代、全国の主な街道には、距離を示す目印として、一里(約4Km)ごとに、一里塚が設けられた。



まだまだ石畳が続く、思ったよりも大きな石である、幅1m以上の石も! 極楽浄土の来世も心身の悩みの癒しも、、、何も求めなかったが、延々と続く石畳の道に感動感動




帰りに紀北町三浦の高塚公園展望台へ寄る




ここへは何回か来ているが、なかなかスカッと晴れた天候にめぐり合えない、今日も “紀伊の松島” はボヤ~としていた


ほとんど休憩なしで往復 317Km の ツーリング + 熊野古道詣 の一日でした



コメント (4)
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大洞山

2011-10-07 | ツーリングレポート
三重県津市美杉町の大洞山へ

昼食後、1時前に出発
香芝ICから西名阪に乗って針IC~R369で美杉へ向かう、いつ走っても車が少なく快適だ! 道の駅伊勢本街道御杖を過ぎて少し走って集落の中へ入ってゆく

三多気の桜で有名な所である~古木の桜並木を通って~今のシーズンは誰もいない~真福院を右に見て坂道を上る~かなりの坂道である~大洞山登山口の標識があったが 「スカイランド大洞」 へ進む~路面には杉の落ち葉がいっぱい ~どんどん山の中へ入ってゆく~スカイランドを過ぎて~まだ行ける


 路面には落ち葉の装飾が・・・・ 濡れていたら滑ってコケそうだ


 三多気の桜の奥の真福院から2.3Kmも奥なのだ
林道はまだ続くが、ここからは通行止め
家からここまで2時間弱


【 大洞山頂0.6Km 】の案内もある、大洞山には雄岳と雌岳があるのだ
雌岳山頂まで600mなのだろう、20分だけ登ろう、、、


 こんな石段が続く、かなりの坂である、ずっと坂が続く


 こんな登山道脇の景色を見ながら ゆっくり~ユックリ~足をいたわりながら歩く


 まだまだ石段は続く
こんな山の斜面に石段を造るのは相当な労力が要っただろうな! とか思いながら登る

20分経過、、、足が治ったら山頂を目指すのだッ! 今日は引き返そう




バイクへ戻って ~700m程下る ~スカイランド内をちょっと散策する


 スカイランドのキャンプ場はこんなにきれいに整備されている


 ススキの向こうに山々が連なる


 上の写真と同じく東の方 (?だと思う) の山並みです


帰りも真福院へ戻ろうと思っていたが、どこかで間違えたらしくかなり東の方へ出てしまった、でも見覚えのあるR368へ出たので 「遭難」 もせず無事に帰った。


あ~あ~ 山は気持ちがいいですネ、緑の空気や美しい自然!

バイクも楽しいけど、最近マスマス “山オヤジ” になって行きそうです。


                
                    ・・・・ kobakenさん、情報有難うございました



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二上山へ

2011-10-06 | 二上山
足を痛めてから、少しの間 山歩きを休んでいたが、もう大丈夫か?、、、ちょっとだけ歩こう、と思って午後から雄岳の中腹まで登ってきた。

約30分で見晴らしの良い所へ着いた、 誰が名づけたか? 「ひといき坂」 と書いた板が木の枝に掛けてある。
今日は空気が澄んでいるせいか大和平野はかなりクッキリ!


     
     途中の登山道


 写真中央に畝傍山(橿原神宮)が見える


 ちょっとズームで撮影
真ん中の手前の山が畝傍山


 写真左の方が奈良市です


足に負担がかからないようにゆっくり降りる、
痛くならなかったが、ちょっと違和感があるような? 無いような?、、、感じ


コメント (2)
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山の辺秋景色

2011-10-03 | ツーリングレポート
山の辺の道の秋を見に行ってきた、天理市の崇神天皇陵近辺を徘徊 ?

稲はたわわに実り秋色に、彼岸花も真っ赤に燃えて秋色に、柿の実も美味しそうに秋色に、空の晴れも澄みきって秋色に!

山の辺の道の風景は、美しい “ 秋色 ” に染まっていました。


















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七洞岳の登山口

2011-10-02 | ツーリングレポート
三重県大紀町の七洞岳登山口~度会町の獅子ケ岳登山口へ

8時40分頃に出発 ~香芝ICから西名阪で針TRS ~榛原 ~御杖 ~美杉 ~仁柿峠を越えて国道368号・和歌山街道を東へ ~丹生交差点(勢和多紀ICのちょっと南)でR42号に入り ~南へ少し走って ~新田交差点で地方道へ ~野原神社横から七洞岳(ななほらだけ)へ向かう、尾合川沿いに走る林道野原線である ~山の中へ進むにつれて杉の落ち葉道になってくる

神社から6Km余走ると 山の神駐車場に着いた、家から約2時間40分である

ここから先は石がゴロゴロの登山道
山に登りたいが足が完治してないので登山は諦めて、バイクを停めて 登山口あたりをウロウロ


山へ登らなくても、なかなかの渓谷美である



      

            



    


登山道を少し歩いて山歩きの気分と渓谷美を楽しんだ後は、日の出の森駐車場へ向かう

日の出の森は獅子ヶ岳(733.3m)の中腹にあり、標高450~650mの森でハイキングが楽しめる。そして、獅子ヶ岳への登山ルートにもなっている。

ここの駐車場からの眺めはスバラシイ
国束山とその裾野を流れる宮川、遠くに知多半島と伊勢湾等が見える、時には富士山も見えるらしい。



七洞岳登山口から40分で日の出の森駐車場へ到着




写真では解からないが、遠くに伊勢湾・知多半島が見えている



日の出の森駐車場では 曇り空の下で秋風がススキの穂を揺らしている、そして、眼下 遠くには伊勢湾と知多半島がボンヤリと霞んでいた




コメント (2)
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