Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

亀の瀬はピンクと黄色の世界に

2024-04-09 | 大阪府
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奈良と大阪を結び、日本の交通網の原形として整備された龍田古道。そこに立ちはだかっていたのが、4万年前より地すべりが繰り返される天然の関所「亀の瀬」だ。ここを押さえずして、奈良の都の発展は望めなかった。
                           ・・・日本遺産 ポータルサイトより




そんな歴史のある亀の瀬(大阪府柏原市)へ行ってきました。


桜は満開、時折吹く風に 淡いピンクの花びらは舞う、周辺には菜の花が今を盛りと咲き誇り、ピンク・黄色・緑の世界を創り出している、絶景 絶景






亀の瀬龍王社の鳥居、最近建てられたようでまだ新しい感じ
この神社は、その昔 大和の国と難波の国への往還時に難所である亀の瀬を無事に通過できるように祈ったのだろうか ?




数年前に発見された、大阪鉄道(現関西本線)の トンネル入り口、明治 ~ 大正時代に造られたらしい





手前の道路は国道25号線、大和川沿いを走る
その上を走るのはJR大和路線(関西本線)、この橋で大和川左岸から右岸へ渡って大阪方面へ向かう
亀の瀬の地すべりで、線路は右岸から左岸へ付け替えられて、ここで右岸へ戻るのです





新しくなった 亀の瀬地すべり歴史資料室
 以前のものに比べたら格段に良くなっている





鉄道のホームにあるような感じ




駐車場の山側には 満開のサクラと菜の花





幟はそよ風にヒラヒラ




黄色の向こうに資料室




淡いピンクの向こうに資料室




もう少し上へ向かう




淡いピンクと黄色、それに緑、華やかな世界だ




サクラの下に集水井(しゅうすいせい)
直径 3.5m   深さ 60m ほどあるらしい





遊歩道は サクラ色舗装のようになっている





こんな景色を見ながら ~ もう少し近辺を散策


                                    
                                       ・・・・・ つづく



≪ 参考 ≫
 明治以降の地すべりのなかで、もっとも大きな地すべりが昭和6年(1931)からの地すべりでした。この地すべりに伴って大和川の河床が9mも隆起し、河道が完全に閉塞してしまいました。そのため王寺町周辺はダム湖のようになり、広い範囲が浸水しました。そのまま放置すれば浸水域がさらに広がり、やがて閉塞する土砂が決壊すると、こんどは大阪平野が浸水することになります。これを防ぐために開鑿工事が進められました。この地すべりは学術的に注目されただけでなく、一日あたり最高2万人という見学者が訪れる観光地となりました。茶店やうどん屋が店を出し、記念の絵はがきも販売されていました。
            ・・・ 大阪府柏原市の防災・防犯ページより一部抜粋

             

コメント (2)
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