今日は昨日とは一変し、雪がチラチラ降ったりするドンヨリ曇り空である。
肝臓の脂肪を落とし美味い酒を飲むためには、身体を動かし運動せねばならないのだが、
外は見た目に寒そうだから家でごろ寝を決め込む。
昨日裏山を徘徊したとき撮った写真を見直して、ある事に気が付いた。
ロケーションが異なっていても、写真の構図が似ているのである。
たとえばこの写真、影の映り込んだ雪面と背景の林とを上部三分の一で斜めに区分している。
これは波照間島の海と砂浜を撮ったものであるが、構図が似通っている。
唯単に、9分割法の交点に対象を配置した構図の基本に忠実なだけと言ってしまえばそれまでなんだが。
この場合は、前景の雪面と足跡、中景の木と山並み、遠景の空と雲の3分割法構成と成っている。
この場合も全く同様で、上中下の3分割法構図である。
無意識のうちに写真の構図の基本をなぞっているのは良しとして、しかしながらこれじゃ
寒い中雪原を徘徊しても、わざわざ波照間島くんだりまで行っても、
誰が何を撮っても同じ絵葉書写真にしか成らない。
そろそろ写真の常識を忘れ、独自の視点を持たなきゃダメだね。