母島の御幸之浜へ貨幣石の化石を見に行ってきた。
化石が産出する堆積岩の崖面、南端のワイビーチでも産出する。
安山岩質火山礫凝灰岩層の中に多く見られる。
海流によって運ばれてきたものが海底に堆積したものと思われる。
古第三紀始新世、おおよそ6000万年~3500万年前の大型有孔虫化石の断面。
地圧で押しつぶされ、これでは生前どんな生物だったのか想像もつきません。
地学辞典からコピーした図、体の軟質部は房と呼ばれる隙間に入っていたのか。
他に化石は無いものかと探したが、見つかったのはこの貝化石のみ。
イタヤガイやザルガイに似ているが、名前も種類も分かりません。
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