先日「これは何じゃいな?」と写真だけ載せておきましたが、キク科オナモミでした。
北海道・本州・沖縄~ユーラシア大陸・北米に広く分布する一年草。
山野林縁・道端・荒れ地などに見られ、草丈20cm~100cm、茎は分枝し短毛が有る。
イガイガの果実は鍵状のトゲで覆われ、動物にひっつき種子分布する。
オナモミ(雄ナモミ)の名前の由来は、衣服に付いた時揉むように取ると
一段と絡みつく、そこで昔の人は「な揉み」と名付けた。
メナモミ(雌ナモミ)より全体が大きく頑丈に見えるから雄ナモミ。
種子は「蒼耳子(ソウジシ)」と呼ばれる漢方薬の原料。
解熱・発汗・鎮痙作用が有る。蒼耳子から絞った油は疥癬などの皮膚病に用いる。
良く調べたら物の本に、と書いて有った。ズボラはするべきでは有りませんね。
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