人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

岩に刻まれた自然の造形

2008年10月12日 | 自然観察

今日も新ネタが無いので過去ネタブログです。

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①北海道奥尻島の鍋釣岩、そばへ行ってトンカチで叩いた事無いが、安山岩の貫入岩が

  風化浸食されて出来たものらしい。南西沖地震でよくもまあ倒れなかったと感心する。

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②ニセコ連峰の南にある昆布岳のメガネ岩、板状節理の発達した安山岩が剥がれ落ち出来た。

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③沖縄本島万座毛のゾウの鼻、琉球石灰岩の海食洞。

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④宮古島の砂山ビーチ、同じく琉球石灰岩の海食洞。

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⑤穴は穴でも南大東島の星野洞、ここの石筍は純白で美しい。

  赤道付近で堆積した珊瑚礁石灰岩が、フイリピン海プレートに乗ってドンブラコと移動してきた。

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⑥道南江差鴎島の瓶子岩(へいしいわ)、よくもまあこんな不安定な岩塊が倒れず残っているものだ。

  新第三紀の海底火山の噴出物か。

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⑦与那国島の立神岩(たちじゃみいわ)、新第三紀中新世の八重山層群の砂岩が浸食され残った。

  昔此処に二人の漁師が登って降りられなくなった、てな伝説が有るらしいが、登れる?

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⑧大雪山系北海岳の御鉢平に面した斜面の溶岩。 イノシシの顔に見えたが、名前は無い様だ。

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⑨座間味島の中生代から古第三紀の粘板岩中に発達した砂岩の層内褶曲。

  硬い岩石も、時の力の前では水飴同様の良い例である。

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⑩西表島南風見田の浜の風食を受けた八重山層群の砂岩。


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