こんな風景を見て「旅に病んで 夢は枯野をかけめぐる」の句が浮かぶようでは、この年寄りも先が短い。
元禄7年(1694年)10月8日、松尾芭蕉最後の句、「奥の細道」の旅から5年後のこと。
定番の駄洒落に「僕の細道」というのがある、しがない人生を送ってきた男の来た道行く道である。
冷たい北風の吹く中を、肩をすぼめ落ち葉の中をカサコソと踏みしめて歩く我が身が目に浮かぶ。
残花・枯れ花・枯骨、命あるもの最後はこうなります。
話が湿っぽくなったので、一気に飛んで宇宙の話でも、
http://hscmap.mtk.nao.ac.jp にアクセスすればこの画面にたどりつけます。
枠内がスバル望遠鏡で撮った公開されている深宇宙の画像で、スクロールすればどんどん拡大します。
これが一例で、まだまだ拡大できます、この銀河はガスや星の尾を引いていますから衝突銀河でしょうかね。
上の画像では狭い範囲の様に見えますが、拡大してゆけば宇宙の広さを実感できます。
人生に虚しさを感じたら、遠い宇宙を眺め全てを忘れ暇つぶし、なんてのはいかがでしょうか。