人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

かっての雲霧林 乳房山

2017年05月22日 | 自然観察


海上のははじま丸から眺めた乳房山(標高462.6m)昨年来たときは天候と足腰不調のため登山を断念。
今回また小笠原へ来たのはこの山へ登るのが目的の一つ、バカと煙は高い所へ昇りたがるものだ。



一応頂上まで登ってきたという証拠写真、雲が掛かって視界ゼロ、晴れていれば360°の絶景だそうだ。



タコノキ科 タコズル 小笠原固有種、沖縄方面に生えているツルアダンの仲間。
海面が100m以上低かった氷河時代、すなわち乳房山の標高が500m以上あったころは、
常に雲の掛かった雲霧林であった、霧が出てくるとそんな雰囲気になる。



ヘゴ科 マルハチ 小笠原固有種の葉柄痕、丸の中に逆さ八の字、ヒカゲヘゴの仲間。



ツルシダ科 タマシダ 広域分布種 根に球状の塊茎をつける。