昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第4戦~第5戦('75オープン選手権)

2011年09月17日 19時40分03秒 | '75全日本プロレス
第4戦 12月9日(火)福岡九電記念体育館 観衆5700人
オープン選手権試合 30分1本勝負
ジャイアント馬場(時間切れ)ハーリー・レイス
残り時間2分、レイスが馬場をボディスラムで叩きつけ、コーナー最上段からダイビング・ヘッドバット。これを寸前でかわした馬場は、脳天チョップ、ジャンプしての脳天チョップと連発しフォールに入るがカウント2。殴り合いの後、馬場はレイスのブレーンバスターを浴びせ倒して押さえ込むも、これもカウント2。続けてロープへ振って16文キックを決めるが、レイスの足がロープにかかりカウントならず。再度ロープへ振っての16文キックからニードロップを決め押さえ込んだところで時間切れ。

オープン選手権試合 30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(14分33秒体固め)バロン・フォン・ラシク
ドリーがスピニング・トーホールドを決めると、下からラシクがブレーンクロー。クローを決められたまま立ち上がったドリーはパンチで振りほどき、再度ブレーンクローに向かってきたラシクをショルダースルーで投げ、ロープの反動を利用したエルボーバットからダブルアーム・スープレックスを決めフォール。
※公式記録では14分33秒ですが、試合終了1分ほど前にリングアナが15分経過のアナウンスをしている為、ノーカットで放送された映像を確認したところ実際の試合タイムは15分4秒でした。
 
オープン選手権試合 30分1本勝負
ジャンボ鶴田(15分7秒体固め)ホースト・ホフマン
ホフマンが鶴田をロープに振ってすくい投げを決めるが、鶴田は投げられながらも腕を離さず巻き込むように回転して押さえ込みフォール。

オープン選手権試合 30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(15分23秒体固め)グレート草津
4の字固めで決着したら負けた方が100万円を払うという事になったこの試合、両者4の字を狙うものの決まらず。草津がデストロイヤーをロープへ振ってキチンシンク。再度ロープへ振ったところで、デストロイヤーがフライング・ボディシザース・ドロップを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
木村&井上(1-0)ブッチャー&マンテル
①木村(11分9秒片エビ固め=パイルドライバー)マンテル

オープン選手権試合 30分1本勝負
ヒロ・マツダ(8分23秒両者リングアウト)ダスティ・ローデス
マツダがローデスを捕まえてトップロープに腰掛けるような状態からローデスと共に場外へ。そして先にリングへ戻ろうとするが足の引っ張り合いとなりカウント10。

オープン選手権試合 30分1本勝負
ドン・レオ・ジョナサン(16分12秒体固め)ミスター・レスリング
レスリングのパンチで場外に落ちたジョナサンは、リングに戻る際エプロンからレスリングにショルダータックルを決めて倒し、後頭部に手刀を落とした後、ハイジャック・バックブリーカーで回転しリングに落とし、サンセット・フリップを決めフォール。

オープン選手権試合 30分1本勝負
ディック・マードック(10分9秒リングアウト)アントン・ヘーシンク
マードックはヘーシンクを場外に投げ落とし、追いかけてテレビ放送席の机へ2度叩きつけてリングに戻りリングアウト勝ち。

15分1本勝負
大仁田厚(9分28秒体固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

----------------------------------
第5戦 12月10日(水)岐阜市民センター 観衆4000人
オープン選手権試合 30分1本勝負
ラッシャー木村(10分5秒片エビ固め)ドン・レオ・ジョナサン
ジョナサンがアトミックドロップで倒した木村へサンセット・フリップ。これを木村がかわしてジョナサンが自爆したところを押さえ込み勝利。

オープン選手権試合 30分1本勝負
ハーリー・レイス(15分33秒両者リングアウト)アブドーラ・ザ・ブッチャー
ゴング前からブッチャーがレイスに襲いかかり場外乱闘。ゴングが鳴っても場外戦を繰り返し、レフリーの警告を無視して2階席までなだれ込んでの場外戦を続けた為、場外ドロー。
※試合タイムが15分33秒となっていますが、5分33秒という情報もあり。

オープン選手権試合 30分1本勝負
ジャンボ鶴田(時間切れ)マイティ井上
井上の逆さ押さえ込み、十字固めを返した鶴田が、シュミット流バックブリーカーからダブルアーム・スープレックスで反撃したところで時間切れ。

タッグマッチ30分1本勝負
馬場&ヘーシンク(1-0)ドリー&ホフマン
①ヘーシンク(17分26秒エビ固め)ホフマン

オープン選手権試合 30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(時間切れ)ディック・マードック
マードックがパイルドライバーを決めフォールに入るがこれを返されると、マードックがカウントが遅いとレフリーに抗議。このスキをついてデストロイヤーが背後から近づきマードックを倒して4の字固めを決めるが、ここで時間切れとなりドロー。

オープン選手権試合 30分1本勝負
ヒロ・マツダ(11分49秒両者リングアウト)バロン・フォン・ラシク
ラシクがマツダへキチンシンクを決めたが、ロープに近く両者もつれて場外転落。先にリングへ戻ろうとする相手の足を引っ張り合い、両者リングへ戻れずドロー。

オープン選手権試合 30分1本勝負
グレート草津(10分59秒4の字固め)ミスター・レスリング
草津はヘッドロックにきたレスリングの足をかかえて持ち上げてニークラッシャーを決めた後、即座に4の字固めを決めて勝利。

20分1本勝負
ダスティ・ローデス(3分12秒体固め)桜田一男

15分1本勝負
伊藤正男(9分13秒体固め)淵正信

(試合開始18時30分)

オープン選手権試合得点経過
6点ー木村
4点ーブッチャー、レイス、ジョナサン、鶴田、デストロイヤー、マードック
3点ー馬場、ドリー、井上
2点ー大木、ラシク、ホフマン、草津
1点ーレスリング

----------------
(海外情報)NWA世界ヘビー級王座交代
12月10日フロリダ州マイアミビーチ・コンベンション・ホール 観衆12000人
NWA世界ヘビー級選手権 60分1本勝負
テリー・ファンク(1-0)ジャック・ブリスコ
①テリー(28分首固め)
ブリスコがテリーへバックドロップから4の字固めを決めようと前かがみになったところで、テリーがブリスコの首を取って回転し首固めでフォール。
※テリーが第51代NWA世界ヘビー級王者となる。

----------------

コメント    この記事についてブログを書く
« 力道山13回忌追善特別合同大試合 | トップ | 第1戦~第3戦('75オープン選... »