昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第5戦~第8戦('74新春NWAチャンピオンS)

2011年04月23日 19時40分27秒 | '74全日本プロレス
第5戦 1月27日(日)大阪市東淀川体育館 観衆5000人
PWFヘビー級選手権 61分3本勝負
ジャイアント馬場(2-1)ハーリー・レイス
①レイス(12分48秒体固め)
レイスは馬場の32文ドロップキックをかわして自爆させ、ニースタンプの連打からパイルドライバー。続けてブレーンバスターを決めフォール。
②馬場(4分39秒体固め)
馬場はレイスへ16文キック、ネックブリーカー、シュミット流バックブリーカー、バックドロップと大技を連発するが、レイスにフォールを返されると続けてジャンピング・ネックブリーカードロップを決めフォール。
③馬場(7分50秒体固め)
馬場は、レイスがバックドロップにきた瞬間にロープを蹴って崩し、そのままフォール。
※馬場がタイトル11度目の防衛に成功。

NWA世界ヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャック・ブリスコ(1-1)ドリー・ファンク・ジュニア
①ドリー(43分10秒体固め)
ドリーはブリスコをコーナーに激突させ、エルボースマッシュ2連発から首投げで座らせて首筋へボディプレス。引き起こしてダブルアーム・スープレックスを決めフォール。
②ブリスコ(10分16秒4の字固め)
ドロップキックで倒れたドリーへ素早く4の字固め。ドリーは裏返そうとするものの、ブリスコがレフリーの死角を突いてロープをつかんで体勢を変えさせず、ドリーはギブアップ。
③時間切れ
残り時間1分、コブラツイストの掛け合いからエプロンに出たブリスコをドリーが捕まえてロープ越しのブレーンバスター(カウント2)。さらにレッグブリーカー2連発からスピニング・トーホールド。ブリスコが一度は蹴り倒したものの、ドリーは再びスピニング・トーホールドで締め続けたが、ここで時間切れとなり引き分け。
※ブリスコがタイトル防衛に成功。

タッグマッチ30分1本勝負
デストロイヤー&鶴田(1-0)ジェリー&デュラン
①鶴田(16分20秒体固め)デュラン

30分1本勝負
プロフェッサー・タナカ(8分38秒体固め)サンダー杉山

20分1本勝負
マシオ駒(12分13秒体固め)ザ・パトリオット
カール・フォン・スタイガー(12分52秒体固め)ミツ・ヒライ
肥後宗典(10分18秒体固め)佐藤昭夫

(試合開始18時)「全日本プロレス中継」収録

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第6戦 1月28日(月)愛知県体育館 観衆4500人
NWA世界ヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャック・ブリスコ(1-1)ザ・デストロイヤー
①デストロイヤー(10分29秒体固め)
ブリスコにロープへ振られたデストロイヤーは、ロープを掴んでブリスコのドロップキックをかわし、すかさずエアプレン・スピンを決めフォール。
②ブリスコ(7分32秒回転エビ固
場外戦から先にリングへ戻ったデストロイヤーが、エプロンに上がってきたブリスコへタックルを仕掛けたが、ブリスコはエルボーで迎え撃ちトップロープ越しにデストロイヤーへ飛びついて回転エビ固めを決めフォール。
③(9分26秒両者リングアウト)
デストロイヤーが4の字固めを決めようとしたところで、ブリスコがロープに逃げもつれて場外へ。そのまま場外戦となりドロー。
※ブリスコがタイトル防衛に成功。

45分3本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)ジャンボ鶴田
①ドリー(37分32秒エビ固め)
ドリーは、鶴田が回転エビにきたところを切り返して押さえ込みフォール。
②時間切れ

タッグマッチ30分1本勝負
馬場&杉山(1-0)レイス&デュラン
①杉山(16分9秒体固め)デュラン

30分1本勝負
プロフェッサー・タナカ(6分14秒片エビ固め)大熊元司
ジェリー・ブリスコ(10分13秒揺りイス固め)マシオ駒

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(11分20秒エビ固め)ザ・パトリオット
カール・フォン・スタイガー(7分38秒コブラツイスト)佐藤昭夫
ルーク・グラハム(4分25秒片エビ固め)肥後宗典

15分1本勝負
百田光雄(11分10秒逆さ押さえ込み)伊藤正男

(試合開始18時30分)

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第7戦 1月29日(火)福島・郡山市総合体育館 観衆9000人
PWFヘビー級選手権 61分3本勝負
ジャイアント馬場(2-0)プロフェッサー・タナカ
①馬場(11分20秒片エビ固め)
タナカがコーナーに置かれた下駄に手を伸ばすがレフリーに制止されている間に、もう片方の下駄を掴んだ馬場が下駄の裏にあった塩袋を発見。その塩を場外からタナカの顔面に投げつけ、さらに16文キックを決めフォール。
②馬場(3分30秒体固め)
タナカをロープに振って32文ドロップキックを決めフォール。
※馬場がタイトル12度目の防衛に成功。

45分3本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-1)ハーリー・レイス
①レイス(27分1秒片エビ固め)
レイスはジャンピング・ニーパットで倒したドリーへダイビング・ヘッドバット。続けてブレーンバスターを決めフォール。
②ドリー(8分38秒スピニング・トーホールド)
ブレーンバスターからスピニング・トーホールドを決めタイスコア。
③時間切れ

タッグマッチ45分1本勝負
デストロイヤー&鶴田(1-0)ブリスコ・ブラザーズ
①デストロイヤー(16分17秒回転エビ固め)ジェリー

30分1本勝負
サンダー杉山(8分50秒体固め)ザ・パトリオット
ジム・デュラン(8分11秒逆さ押さえ込み)マシオ駒

20分1本勝負
大熊元司(4分44秒体固め)ルーク・グラハム
佐藤昭夫(7分55秒回転エビ固め)百田光雄

15分1本勝負
桜田一男(5分43秒体固め)羽田光男

(試合開始18時)「全日本プロレス中継」収録

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第8戦 1月30日(水)東京・日大講堂 観衆10500人
PWFヘビー級選手権 61分3本勝負
ジャイアント馬場(1-1)ドリー・ファンク・ジュニア
①ドリー(20分12秒体固め)
馬場はドリーをロープに振り水平打ちを狙うが、ドリーはそこへドロップキックを決めた後ダブルアーム・スープレックス(カウント2)。続けてバックドロップを決めフォール。
②馬場(2分31秒体固め)
馬場はスピニング・トーホールドにきたドリーをダブルキックではねのけ、戻ってきたドリーへモンキーフリップを決めて押さえタイスコア。
③(3分50秒両者リングアウト)
ロープ際でのドリーのバックドロップを馬場が崩し、両者場外に転落してダウンしたままリングへ戻れずドロー。
ここでドリーが延長戦を要求、馬場もこれに応じ延長戦へ。
延長戦5分
馬場(時間切れ)ドリー
※馬場がタイトル13度目の防衛に成功。
馬場のコメント
「これまでのタイトル戦の中でも一番きつい試合だった。負ける気はしなかったが、3強と戦ってみてジュニアが最も手強い相手だと改めて感じた。」

NWA世界ヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャック・ブリスコ(2-1)ジャンボ鶴田
①ブリスコ(12分55秒片エビ固め)
ブリスコは鶴田のエルボードロップをかわして自爆させ、鶴田をアトミックドロップのように持ち上げてヒザに鶴田の腰を落としフォール。
②鶴田(7分32秒片エビ固め)
エルボースマッシュ3連発からダブルアーム・スープレックス、さらにフロント・スープレックスを決めフォール。
③ブリスコ(8分58秒エビ固め)
鶴田はブリスコがロープの反動をつけて攻撃してきたところをかわしてバックに回り、ロープへ押し込んで後方回転エビを決めたが、ブリスコはさらにひっくり返して押さえ込みフォール。
※ブリスコがタイトル防衛に成功。

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(時間切れ)ハーリー・レイス
サンダー杉山(9分47秒体固め)ルーク・グラハム

タッグマッチ30分1本勝負
駒&ヒライ(1-0)ジェリー&デュラン
①駒(10分5秒体固め)デュラン

20分1本勝負
プロフェッサー・タナカ(8分44秒片エビ固め)大熊元司
ザ・パトリオット(10分30秒回転足固め)佐藤昭夫

15分1本勝負
百田光雄(9分3秒回転エビ固め)肥後宗典

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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