昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第1戦~第4戦('74新春NWAチャンピオンS)

2011年04月23日 19時50分22秒 | '74全日本プロレス
開幕戦 1月22日(火)熊本市体育館 観衆4300人
タッグマッチ60分3本勝負
ジャック&レイス(2-1)馬場&デストロイヤー 
①レイス(13分13秒体固め)馬場
②馬場(3分40秒体固め)ブリスコ
③ブリスコ(5分34秒体固め)デストロイヤー

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(時間切れ)ドリー・ファンク・ジュニア 
サンダー杉山(7分19秒体固め)カール・フォン・スタイガー 
プロフェッサー・タナカ(8分35秒体固め)大熊元司 
ジェリー・ブリスコ(10分49秒揺りイス固め)マシオ駒

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(11分32秒エビ固め)ザ・パトリオット 
ジム・デュラン(10分11秒回転エビ固め)肥後宗典 
ルーク・グラハム(11分8秒片エビ固め)佐藤昭夫 
百田光雄(12分56秒体固め)佐藤昭夫

(試合開始18時30分)

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第2戦 1月23日(水)長崎国際体育館 観衆7700人
NWA世界ヘビー級&PWFヘビー級ダブル選手権 
60分3本勝負(NWAルール)
ジャック・ブリスコ(1-1)ジャイアント馬場
①馬場(11分5秒体固め)
ブリスコが馬場へダブルアーム・スープレックスを決め、馬場が立ち上がったところへタックルを仕掛けたが、馬場はタックルをかわして逆にジャンピング・ネックブリーカードロップを決めフォール。
②ブリスコ(9分16秒4の字固め)
馬場が16文キックで倒したブリスコへニードロップ。これをブリスコがかわし、自爆した馬場の左足へキックを連発した後、4の字固めを決めると馬場はギブアップ。
③(3分40秒両者リングアウト)
ブリスコが馬場へ4の字固め。馬場がロープへ逃げようと回転。すると馬場の体がロープに届いたところでブリスコが4の字のままリング下へ滑り落ち、引きずられるように馬場も場外へ。そのままの状態で場外カウントが数えられドロー。
※ブリスコがNWA王座、馬場がPWF王座10度目の防衛に成功。
馬場のコメント
「自分としては楽勝の試合だと思った。1本目にくったスープレックスは体勢が崩れていたので、さほど効かなかった。明日の広島大会でのレイス戦を研究すれば、今のブリスコなら勝てる。今までキニスキー、ジュニア、レイスと歴代のNWAの王者と戦ってきたが、ブリスコは彼らに比べ、それほど迫力強さが感じられなかった。」
ブリスコのコメント
「3本目あれだけ4の字を掛けたのに粘られた。もしあそこでデストロイヤーが馬場にターンしろとアドバイスをしなければ、こんな結果にはならなかった。デストロイヤーに引き分けにされたようなものだ。」

タッグマッチ45分3本勝負
ドリー&レイス(2-1)デストロイヤー&鶴田
①レイス(11分59秒体固め)デストロイヤー
②デストロイヤー(2分32秒体固め)レイス
③ドリー(3分34秒体固め)鶴田

30分1本勝負
サンダー杉山(11分10秒体固め)ザ・パトリオット
ルーク・グラハム(8分15秒体固め)大熊元司
ジェリー・ブリスコ(11分33秒揺りイス固め)マシオ駒

20分1本勝負
プロフェッサー・タナカ(5分52秒体固め)ミツ・ヒライ
ジム・デュラン(9分33秒回転エビ固め)佐藤昭夫
カール・フォン・スタイガー(8分55秒コブラツイスト)百田光雄

15分1本勝負
桜田一男(11分59秒エビ固め)伊藤正男

(試合開始18時30分)

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第3戦 1月24日(木)広島県立体育館 観衆4500人
NWA世界ヘビー級選手権 60分3本勝負 
ジャック・ブリスコ(1-1)ハーリー・レイス
①レイス(23分55秒体固め)
レイスはジャンピング・ニーパットで倒したブリスコへコーナー最上段からダイビング・ヘッドバット。続けてブレーンバスターを決めフォール。
②ブリスコ(8分56秒4の字固め)
ブリスコはレイスをロープに振りショルダースルーから4の字固めを決めタイスコア。
③時間切れ
※ブリスコがタイトル防衛に成功。

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)ドリー&デュラン
①鶴田(14分14秒回転エビ固め)デュラン

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(9分7秒4の字固め)ルーク・グラハム
プロフェッサー・タナカ(11分4秒体固め)サンダー杉山
マシオ駒(11分40秒首固め)カール・フォン・スタイガー

20分1本勝負
ジェリー・ブリスコ(9分57秒揺りイス固め)ミツ・ヒライ
ザ・パトリオット(11分24秒回転足固め)百田光雄
大熊元司(8分50秒片エビ固め)肥後宗典

15分1本勝負
佐藤昭夫(7分55秒体固め)羽田光男

(試合開始18時30分)

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第4戦 1月26日(土)和歌山県体育館 観衆5500人
タッグマッチ60分3本勝負
ジャック&ドリー(2-1)馬場&鶴田
①ドリー(8分38秒回転エビ固め)鶴田
②鶴田(2分55秒片エビ固め)ブリスコ
③ブリスコ(3分5秒体固め)馬場
ブリスコは、ドリーと2人がかりのダブルアーム・スープレックスを決めフォール。

45分3本勝負
ザ・デストロイヤー(1-1)ハーリー・レイス
①レイス(27分15秒体固め=ブレーンバスター)
②デストロイヤー(11分35秒4の字固め)
③時間切れ

30分1本勝負
サンダー杉山(5分10秒片エビ固め)ルーク・グラハム
大熊元司(5分38秒体固め)ザ・パトリオット
プロフェッサー・タナカ(6分5秒体固め)マシオ駒

20分1本勝負
ジム・デュラン(4分30秒体固め)ミツ・ヒライ
ジェリー・ブリスコ(11分33秒回転エビ固め)佐藤昭夫
カール・フォン・スタイガー(8分7秒コブラツイスト)肥後宗典

15分1本勝負
百田光雄(6分38秒逆さ押さえ込み)羽田光男

(試合開始18時)「全日本プロレス中継」収録(生中継)

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