昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'82グランド・チャンピオン・シリーズ

2013年05月04日 20時00分30秒 | 全日本プロレス史


参加選手
ドリー・ファンク・ジュニア(190cm110kgアメリカ・インジアナ出身)
テリー・ファンク(188cm118kgアメリカ・インジアナ出身)
ハーリー・レイス(185cm115kgアメリカ・ミズーリー出身)
ブルーザー・ブロディ(198cm135kgアメリカ・ペンシルバニア出身)
スタン・ハンセン(192cm135kgアメリカ・テキサス出身)
ジミー・スヌーカ(185cm115kgフィージー諸島出身)
テッド・デビアス(195cm115kgアメリカ・フロリダ出身)
モンゴリアン・ストンパー(190cm120kgカナダ出身)
バック・ロブレイ(185cm115kgアメリカ・テキサス出身)
(特別レフリー)ルー・テーズ

全日本プロレス出場選手
ジャイアント馬場
ジャンボ鶴田
天龍源一郎
佐藤昭雄
石川隆士
マイティ井上
阿修羅・原
グレート小鹿
大熊元司
プリンス・トンガ
ロッキー羽田
ミスター林
百田光雄
越中詩郎
菅原伸義
後藤政二
三沢光晴
冬木弘道
(レフリー)ジョー樋口、和田京平

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・特別レフリーとして来日したルー・テーズは、第2戦からエキジビジョン・マッチを行った。
・4月22日新日本プロレスの坂口副社長と新間営業本部長が記者会見を行い、IWGP開催の為に王者がタイトルを返上・空位となっていたアジアのヘビーとタッグ王座を復活し、全日本プロレスの同一名称の王者との統一戦の開催と、NWAインターナショナル・Jヘビー級王者の大仁田厚にWWFジュニア・ヘビー級王者のタイガー・マスクを挑戦させると一方的に発表。
これを受け馬場会長は、「正式な要請があった時点で検討する」とした上で、アジア・ヘビー級王座については全日本プロレスから韓国・金一道場へ所管が移っているため、全日本プロレスとしては関知しないとした。

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コメント

'82グランド・チャンピオン・シリーズ・第1戦から第4戦

2013年05月04日 19時55分51秒 | 全日本プロレス史
開幕戦、4月16日福岡国際センター 観衆6800人
タッグマッチ45分1本勝負
スタン・ハンセン(1-0)ドリー・ファンク・ジュニア
ジミー・スヌーカ    テリー・ファンク
①スヌーカ(14分51秒体固め)ドリー
ドリーはパイルドライバーにきたスヌーカを逆に持ち上げてトップロープ越しに場外へ。そこにハンセンが入り、ドリーへウエスタン・ラリアット。倒れたドリーへスヌーカがエプロンからロープ越しのボディプレスを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
ハーリー・レイス(1-0)テッド・デビアス
バック・ロブレイ     阿修羅・原
①レイス(10分58秒体固め)原
ネックブリーカーからブレーンバスターでフォール。
30分1本勝負
モンゴリアン・ストンパー(5分50秒片エビ固め)大熊元司
タッグマッチ20分1本勝負
マイティ井上(1-0)ロッキー羽田
佐藤昭雄      越中詩郎
①井上(14分20秒片エビ固め)越中
20分1本勝負
百田光雄(10分24秒反則勝ち)ミスター林
15分1本勝負
菅原伸義(6分45秒体固め)三沢光晴

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第2戦、4月17日大分県立荷揚町体育館 観衆3800人
インターナショナル・ヘビー級選手権 60分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)テッド・デビアス
①ドリー(36分31秒首固め)
デビアスがドリーへ4の字固め。ドリーがロープに逃げ、再度4の字にきたデビアスが前かがみになった瞬間、首を取って回転しフォール。
※ドリーがタイトル防衛に成功

タッグマッチ45分1本勝負
ブルーザー・ブロディ(1-0)ジャイアント馬場
スタン・ハンセン        天龍源一郎
①ハンセン(5分33秒体固め)天龍
馬場とブロディが場外戦となる間に、ハンセンは天龍へキック攻撃からロープに振ってウエスタン・ラリアットを決めフォール。

タッグマッチ45分1本勝負
テリー・ファンク(1-0)ハーリー・レイス
ジャンボ鶴田      バック・ロブレイ
①鶴田(8分40秒体固め)ロブレイ

30分1本勝負
ジミー・スヌーカ(11分38秒片エビ固め)阿修羅・原
プリンス・トンガ(5分41秒両者リングアウト)モンゴリアン・ストンパー
エキジビジョン・マッチ20分1本勝負
ルー・テーズ(5分23秒体固め=バックドロップ)菅原伸義
タッグマッチ20分1本勝負
佐藤昭雄(1-0)ロッキー羽田
石川隆士    越中詩郎
①佐藤(12分1秒体固め)越中
タッグマッチ20分1本勝負
グレート小鹿(1-0)マイティ井上
大熊元司      冬木弘道
①大熊(11分29秒体固め)冬木
20分1本勝負
ミスター林(11分10秒両者リングアウト)百田光雄
15分1本勝負
三沢光晴(11分22秒片エビ固め)後藤政二

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第3戦、4月18日徳山市体育館 観衆2800人
6人タッグマッチ60分3本勝負
テリー・ファンク   ブルーザー・ブロディ
ジャンボ鶴田 (2-1)スタン・ハンセン
テッド・デビアス    ジミー・スヌーカ
①スヌーカ(7分2秒片エビ固め)鶴田
ブレーンバスターからダイビンク・ヘッドバットでフォール。
②鶴田(3分53秒体固め)スヌーカ
鶴田は、スヌーカのコーナー最上段からのサンセット・フリップをかわし、自爆したところをフォール。
③(4分27秒両軍リングアウト)

タッグマッチ45分1本勝負
ジャイアント馬場     (1-0)ハーリー・レイス
ドリー・ファンク・ジュニア    バック・ロブレイ
①馬場(12分体固め)ロブレイ

アジア・タッグ選手権 60分3本勝負
佐藤昭雄(2-1)グレート小鹿
石川隆士    大熊元司
①佐藤(20分34秒両者リングアウト)大熊
佐藤は大熊にタックルをかわされ場外転落。大熊が追いかけボディスラムを決めようとしたところへ、石川がコーナーポストから大熊にエルボードロップ。大熊は佐藤を抱えたまま倒れ両者リングへ戻れず。
②佐藤(1分49秒逆十字固め)大熊
王者組は、1本目の場外戦で肩を痛めた大熊へ攻撃を集中し、佐藤が逆十字固めを決め勝利。
※佐藤・石川組がタイトル3度目の防衛に成功

30分1本勝負
天龍源一郎(6分58秒回転エビ固め)モンゴリアン・ストンパー
エキジビジョン・マッチ20分1本勝負
ルー・テーズ(4分21秒体固め=バックドロップ)越中詩郎
タッグマッチ20分1本勝負
ロッキー羽田 (0-0)阿修羅・原
プリンス・トンガ    マイティ井上
①時間切れ
20分1本勝負
ミスター林(11分1秒片エビ固め)菅原伸義
百田光雄(8分28秒逆エビ固め)後藤政二
15分1本勝負
三沢光晴(9分51秒エビ固め)冬木弘道

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第4戦、4月19日広島県立体育館 観衆5600人
UNヘビー級選手権 60分1本勝負
ジャンボ鶴田(0-0)ハーリー・レイス
①(22分43秒両者リングアウト)
鶴田がレイスをボディスラムで投げようとした時にレイスが暴れた為、両者トップロープ越しに場外転落。そのまま場外戦となりドロー。
※鶴田がタイトル9度目の防衛に成功

タッグマッチ45分1本勝負
ジャイアント馬場     (1-0)ブルーザー・ブロディ
ドリー・ファンク・ジュニア    ジミー・スヌーカ
①馬場組(6分11秒反則勝ち)ブロディ組
ドリーがスヌーカへブレーンバスターを決めようとしたところへ、セコンドについていたロブレイが乱入しドリーを攻撃した為、ブロディ組の反則負け。

30分1本勝負
スタン・ハンセン(3分27秒片エビ固め)天龍源一郎
ジャンピング・ニーパットからウエスタン・ラリアットでフォール。
テリー・ファンク(9分50秒反則勝ち)バック・ロブレイ
テリーがロブレイへコブラツイスト。そこへブロディがチェーンを持って乱入しテリーを攻撃した為、ロブレイの反則負け。
テッド・デビアス(12分9秒体固め)阿修羅・原
グレート小鹿(8分43秒首固め)モンゴリアン・ストンパー
エキジビジョン・マッチ20分1本勝負
ルー・テーズ(6分7秒体固め=バックドロップ)菅原伸義
タッグマッチ20分1本勝負
佐藤昭雄(1-0)マイティ井上
石川隆士    越中詩郎
①石川(14分21秒体固め)越中
20分1本勝負
ロッキー羽田(16分35秒両者リングアウト)プリンス・トンガ
百田光雄(12分32秒反則勝ち)ミスター林
15分1本勝負
三沢光晴(9分38秒エビ固め)後藤政二

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コメント

'82グランド・チャンピオン・シリーズ・第5戦から第7戦

2013年05月04日 19時50分46秒 | '82全日本プロレス
第5戦、4月20日愛知県体育館 観衆7200人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
ジャイアント馬場(1-1)ブルーザー・ブロディ
ジャンボ鶴田      スタン・ハンセン
①ブロディ(7分38秒体固め)鶴田
ブロディがハンセンめがけ鶴田を振り、ハンセンがウエスタン・ラリアット。鶴田が倒れたところへブロディがジャンピング・エルボードロップを決めフォール。
②日本組(4分5秒反則勝ち)外人組
馬場がブロディを攻撃しているところへハンセンが入りカット。出てきた鶴田を場外に落とし、馬場へロブレイから渡されたチェーンを使い2人がかりでクロスラインを決め反則負け。
③鶴田(3分8秒両者リングアウト)ブロディ
鶴田はブロディにジャンピング・ニーパット。出てきたハンセンにもジャンピング・ニーパット。馬場も入りブロディからチェーンを奪い、首に巻きつけて場外へ。鶴田もドロップキックで場外に落ちたハンセンを追いかけ、場外戦となりドロー。
※馬場・鶴田組がタイトル13度目の防衛に成功

タッグマッチ45分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)ハーリー・レイス
テリー・ファンク          テッド・デビアス
①テリー(17分31秒首固め)デビアス
デビアスがテリーにスピニング・トーホールドにいった瞬間、テリーがデビアスの首を取って回転しフォール。

30分1本勝負
ジミー・スヌーカ(16分30秒首固め)天龍源一郎
スヌーカは、天龍がニークラッシャーを決めようとした瞬間に首固めを決めフォール。
バック・ロブレイ(4分54秒体固め)プリンス・トンガ
阿修羅・原(6分34秒エビ固め)モンゴリアン・ストンパー
エキジビジョン・マッチ20分1本勝負
ルー・テーズ(4分24秒体固め=バックドロップ)越中詩郎
タッグマッチ20分1本勝負
佐藤昭雄(1-0)マイティ井上
石川隆士    菅原伸義
①佐藤(11分10秒首固め)菅原
20分1本勝負
ロッキー羽田(7分2秒反則勝ち)グレート小鹿
大熊元司(5分33秒体固め)冬木弘道
ミスター林(11分8秒両者リングアウト)百田光雄
三沢光晴(10分16秒首固め)後藤政二

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第6戦、4月21日大阪府立体育会館 観衆8300人(超)
インターナショナル・ヘビー級選手権 60分1本勝負
ブルーザー・ブロディ(1-0)ドリー・ファンク・ジュニア
①ブロディ(15分15秒体固め)
ブロディは、ドリーがバックドロップにきた瞬間にコーナーを蹴って崩し、すかさず押さえ込み勝利。
※ブロディがタイトルを獲得。第13代インター王者となる。

タッグマッチ45分1本勝負
ジャイアント馬場(0-0)ハーリー・レイス
ジャンボ鶴田      スタン・ハンセン
①馬場(12分57秒両者リングアウト)ハンセン
ハンセンが馬場にウエスタン・ラリアット。なおも攻撃しようとするところで鶴田が馬場を引っ張り場外へ。ハンセンが追いかけ場外戦となりドロー。

タッグマッチ30分1本勝負
テリー・ファンク(1-0)ジミー・スヌーカ
天龍源一郎      バック・ロブレイ
①テリー(12分13秒スピニング・トーホールド)ロブレイ
30分1本勝負
テッド・デビアス(13分49秒体固め)プリンス・トンガ
マイティ井上(5分54秒体固め)モンゴリアン・ストンパー
エキジビジョン・マッチ20分1本勝負
ルー・テーズ(6分34秒体固め=バックドロップ)菅原伸義
タッグマッチ20分1本勝負
グレート小鹿(1-0)ロッキー羽田
大熊元司      越中詩郎
①大熊(13分44秒体固め)越中
タッグマッチ20分1本勝負
佐藤昭雄(1-0)阿修羅・原
石川隆士    冬木弘道
①佐藤(10分45秒体固め)冬木
20分1本勝負
百田光雄(9分15秒逆エビ固め)三沢光晴
15分1本勝負
ミスター林(6分18秒片エビ固め)後藤政二

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第7戦、4月22日東京体育館 観衆10200人(超)
PWFヘビー級選手権 60分1本勝負
ジャイアント馬場(0-0)スタン・ハンセン
①(7分12秒両者リングアウト)
ハンセンのウエスタン・ラリアットで馬場が場外転落。追いかけたハンセンは、鉄柱攻撃からラリアットにいったが馬場にかわされ鉄柱に激突。怒ったハンセンがイス・パンチ攻撃を続けドロー。
※馬場がタイトル12度目の防衛に成功

UNヘビー級選手権 60分1本勝負
ジャンボ鶴田(0-0)ハーリー・レイス
①(13分6秒両者レフリー・ストップ)
両者額を割り大流血となるもパンチとヘッドバッド応酬を止めず、レフリーの制止も聞かない為、これ以上試合続行不可能とみて試合をストップ。
※鶴田がタイトル10度目の防衛に成功

タッグマッチ45分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(1-0)ブルーザー・ブロディ
テリー・ファンク          ジミー・スヌーカ
①ファンクス(17分46秒反則勝ち)ブロディ組
場外でテリーとロブレイが殴り合いとなる間に、ブロディがドリーをボディスラム、そこへスヌーカがコーナー最上段からダイビング・ボディプレス。しかし、場外に出ようとしたブロディがテリーのパンチで倒れたところへスヌーカのボディプレスが誤爆。逆にドリーがフォールしようとしたところへロブレイが乱入してきた為、ブロディ組の反則負け。
試合後、ブロディとロブレイはスヌーカを袋叩きにし大流血させ遺恨を残した。

30分1本勝負
天龍源一郎(4分15秒片エビ固め)バック・ロブレイ
テッド・デビアス(11分29秒片エビ固め)阿修羅・原
佐藤昭雄(5分32秒首固め)モンゴリアン・ストンパー
エキジビジョン・マッチ20分1本勝負
ルー・テーズ(5分3秒体固め=バックドロップ)越中詩郎
タッグマッチ20分1本勝負
マイティ井上 (1-0)グレート小鹿
プリンス・トンガ    大熊元司
①井上組(7分59秒反則勝ち)小鹿組
20分1本勝負
石川隆士(12分26秒両者リングアウト)ロッキー羽田
百田光雄(7分39秒片エビ固め)菅原伸義
15分1本勝負
後藤政二(12分31秒背骨折り)三沢光晴

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韓国遠征&海外情報

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