昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'78新春ジャイアント・シリーズ

2012年04月07日 20時00分26秒 | '78全日本プロレス

参加選手
NWA世界ヘビー級王者
ハーリー・レイス(185cm110kgアメリカ・ミズーリー出身)1/18~1/22
マーク・ルーイン(186cm112kgアメリカ・ニューヨーク出身)
ザ・タイクーンズ
・キング・イヤウケア(193cm164kgアメリカ・ハワイ出身)
・ブル・ラモス(180cm149kgアメリカ・アリゾナ出身)
アントン・ヘーシンク(198cm140kgオランダ出身)1/23~2/5
ジョニー・ロッズ(181cm110kgプエルトリコ出身)
(韓国・金一道場)インター・タッグ王者
・大木金太郎(185cm122kg韓国・ソウル出身)1/11、1/22
・キム・ドク(193cm125kg東京出身)
(国際プロレス)アジア・タッグ王者1/2
・マイティ井上(175cm108kg大阪出身)
・アニマル浜口(175cm108kg島根出身)

全日本プロレス出場選手 
ジャイアント馬場(PWFヘビー級王者)
ジャンボ鶴田(UNヘビー級王者)
ザ・デストロイヤー(USヘビー級王者)
天龍源一郎
グレート小鹿
大熊元司
高千穂明久
ロッキー羽田
ミスター林
百田光雄
肥後宗典
伊藤正男
淵正信
大仁田厚
園田一治
(レフリー)ジョー樋口、和田京平

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・ミツ・ヒライは、病気の為シリーズを欠場。
・サムソン・クツワダは、体調不良などを理由に引退。
・参加予定だったマイク・シャープ・ジュニアは、来日直前の試合で右ヒザ靭帯を損傷。手術を行った為に来日中止。

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コメント

第1戦~第6戦(78新春ジャイアントS)

2012年04月07日 19時50分08秒 | '78全日本プロレス

開幕戦 1月2日(月・振)東京・後楽園ホール 観衆2800人
アジア・タッグ選手権 60分3本勝負
井上&浜口(1-1)小鹿&大熊
①大熊(25分49秒片エビ固め)井上
大熊が井上をロープに振ってフライング・ヘッドアタックからボディスラムで叩きつけたところへ小鹿がコーナー最上段からフライング・ニードロップ。これをカウント2で返されると、大熊が井上をボディスラムで叩きつけ、ロープの反動をつけてのジャンピング・ヘッドバットを決めてフォール。
②井上(15分30秒体固め)大熊
大熊は1本目のフィニッシュと同じく井上をボディスラムで叩きつけロープに走りジャンピング・ヘッドバット。これを井上がかわして自爆させ、バックドロップを決めてフォール。
③時間切れ
残り時間1分、浜口が小鹿へ逆片エビ固めから代わった井上がブレーンバスターを決めフォールに入るが大熊がカット。続けて井上が回転エビ固め、逆さ押さえ込みに行くが決まらず。最後ダブルアーム・スープレックスでのフォールを大熊がカットしたところで時間切れのゴング。
※井上・浜口組がタイトル3度目の防衛に成功。
※この試合の選手コールを国際プロレスの鈴木利夫リングアナが務めた。
井上のコメント
「1本目、自分がミスして先制点を奪われ何とも恥ずかしい。結婚して弱くなったと言われたくないので必死だった。」
浜口のコメント
「敵のリングで防衛できたのだから、責任を果たせてホッとしてる。」
小鹿のコメント
「自分のリング、しかも今年の第1戦。何としても勝ちたかった。それがこんな結果になって残念だ。あのタイトルは自分の手元に戻るまでチャレンジする。」
大熊のコメント
「悔しい悔しいよ。頭が痛い。」

タッグマッチ45分1本勝負
ザ・タイクーンズ(1-0)鶴田&羽田
①イヤウケア(4分8秒体固め=フライング・ソーセージ)羽田

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&天龍(1-0)ルーイン&ドク
①日本組(5分29秒反則勝ち)外人組

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(17分32秒4の字固め)ジョニー・ロッズ

20分1本勝負
高千穂明久(12分6秒逆エビ固め)伊藤正男
ミスター林(8分39秒片エビ固め)肥後宗典
百田光雄(11分53秒体固め)淵正信

15分1本勝負
大仁田厚(14分3秒体固め)園田一治

(試合開始13時)「国際プロレスアワー」収録

全日本プロレスは、シリーズ最終戦でジャンボ鶴田対アントン・ヘーシンクの特別試合を行うと発表。

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第2戦 1月3日(火)東京・後楽園ホール 観衆2500人
100万円争奪ヘビー級バトルロイヤル(13人参加)
参加選手=ジャイアント馬場、マーク・ルーイン、ジャンボ鶴田、キング・イヤウケア、ザ・デストロイヤー、ブル・ラモス、キム・ドク、天龍源一郎、ジョニー・ロッズ、グレート小鹿、大熊元司、高千穂明久、ロッキー羽田
決勝、羽田(13分43秒体固め)ルーイン
①馬場と鶴田のダブルキックで倒れたところを押さえ込まれ、ロッズ退場。
②大熊③小鹿④ラモスと退場。
⑤デストロイヤーが高千穂へ後方回転エビ固め。これをひっくり返され大勢に押さえ込まれ、デストロイヤー退場。
⑥イヤウケアのフライング・ソーセージでフォールされ、高千穂退場。
⑦イヤウケアが天龍にもフライング・ソーセージを決めようとコーナーに上ったところへ馬場がチョップ。リングに落ちたところを鶴田・天龍・羽田らが押さえ込み、イヤウケア退場。
⑧馬場が他の選手から集中攻撃され、鶴田がサイドスープレックスで投げたところを大勢で押さえ込み、馬場退場。
⑨ルーインのスリーパーホールドからドクのニードロップでフォールされ、天龍退場。
⑩ルーインがコーナーの金具を外している間に、鶴田と羽田は二人がかりでドクをフォール。ドク退場。
⑪ルーインは羽田を場外に落とし、ドクをフォールした鶴田へ凶器で一撃を加えてフォール。鶴田退場。
(決勝)ルーインはリングに戻ってきた羽田の喉元へ凶器で一撃しフォール。その時、リング下にいた馬場がルーインの後頭部を凶器で一撃。倒れたルーインの上に鶴田が羽田を乗せて押さえ込ませ、羽田優勝。
※羽田が賞金100万円を獲得。
羽田のコメント
「ジャンボに助けられた。最後まであきらめずに頑張ったのがよかった。これをきっかけに、今年はガンガン飛ばす。」

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&鶴田(0-0)ザ・タイクーンズ
①(11分22秒両軍リングアウト)

タッグマッチ30分1本勝負
ルーイン&ドク(1-0)デストロイヤー&羽田
①ルーイン(9分58秒体固め)羽田

30分1本勝負
天龍源一郎(9分38秒体固め)ジョニー・ロッズ

20分1本勝負
グレート小鹿(時間切れ)高千穂明久
大熊元司(10分32秒片エビ固め)肥後宗典
ミスター林(11分39秒体固め)伊藤正男
百田光雄(14分2秒体固め)園田一治

15分1本勝負
大仁田厚(時間切れ)淵正信

(試合開始13時)「全日本プロレス中継」収録

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第3戦 1月4日(水)千葉・松戸市体育館 観衆2000人
タッグマッチ60分3本勝負
ザ・タイクーンズ(2-0)馬場&羽田
①イヤウケア(9分22秒体固め)羽田
馬場とラモスが場外戦の間に、イヤウケアが羽田へコーナー2段目からフライング・ソーセージを決めフォール。
②外人組(6分11秒反則勝ち)日本組
タイクーンズがイスを持ち出し日本組を攻撃。日本組もイスを奪い反撃するが、制止するレフリーにも一撃を加え反則負け。

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(15分13秒両者リングアウト)キム・ドク
マーク・ルーイン(10分30秒体固め)グレート小鹿
ザ・デストロイヤー(12分31秒エビ固め)ジョニー・ロッズ

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&高千穂(1-0)大熊&肥後
①高千穂(22分33秒逆さ押さえ込み)肥後

20分1本勝負
ミスター林(15分33秒体固め)百田光雄
淵正信(時間切れ)大仁田厚

(試合開始15時)

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第4戦 1月5日(木)千葉・銚子市体育館 観衆2400人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-0)ルーイン&ドク
①日本組(12分4秒反則勝ち)外人組
②馬場(4分2秒体固め)ドク

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(10分48秒両者リングアウト)キング・イヤウケア
ブル・ラモス(10分38秒体固め)大熊元司
高千穂明久(18分40秒回転エビ固め)ジョニー・ロッズ

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&羽田(1-0)小鹿&肥後
①天龍(24分53秒片エビ固め)肥後

20分1本勝負
ミスター林(15分35秒体固め)淵正信
伊藤正男(11分30秒片エビ固め)園田一治

15分1本勝負
百田光雄(10分41秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時)

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第5戦 1月6日(金)愛知・江南市体育館 観衆2300人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(1-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(9分16秒体固め)馬場
②馬場(4分40秒体固め)イヤウケア
③(3分22秒両軍リングアウト)

30分1本勝負
マーク・ルーイン(6分30秒片エビ固め)ロッキー羽田
天龍源一郎(14分18秒両者リングアウト)キム・ドク
ザ・デストロイヤー(16分4秒4の字固め)ジョニー・ロッズ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)高千穂&淵
①大熊(23分25秒体固め)淵

20分1本勝負
ミスター林(11分10秒片エビ固め)肥後宗典
伊藤正男(11分22秒体固め)大仁田厚
百田光雄(13分31秒体固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第6戦 1月8日(日)熊本・菊池市体育館 観衆2000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(1-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(9分48秒体固め)鶴田
②鶴田(4分32秒片エビ固め)イヤウケア
③(4分5秒両軍リングアウト)

タッグマッチ30分1本勝負
ルーイン&ドク(1-0)デストロイヤー&羽田
①ドク(16分32秒体固め)羽田

30分1本勝負
天龍源一郎(16分20秒揺りイス固め)ジョニー・ロッズ
高千穂明久(21分7秒両者リングアウト)大熊元司
グレート小鹿(11分23秒首固め)伊藤正男

20分1本勝負
肥後宗典(11分50秒体固め)大仁田厚
ミスター林(11分33秒片エビ固め)園田一治
百田光雄(9分10秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始14時)

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コメント

第7戦~第12戦(78新春ジャイアントS)

2012年04月07日 19時40分46秒 | '78全日本プロレス
第7戦 1月9日(月)熊本・矢部町体育館 観衆1000人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&デストロイヤー(2-1)ザ・タイクーンズ&ドク
①イヤウケア(11分51秒体固め)デストロイヤー
②デストロイヤー(5分8秒エビ固め)ラモス
③鶴田(3分5秒体固め)イヤウケア

30分1本勝負
マーク・ルーイン(9分57秒体固め)大熊元司
高千穂明久(11分52秒体固め)ジョニー・ロッズ

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&羽田(1-0)小鹿&肥後
①羽田(24分58秒片エビ固め)肥後

20分1本勝負
百田光雄(8分22秒回転エビ固め)大仁田厚
ミスター林(12分26秒体固め)伊藤正男

15分1本勝負
淵正信(10分24秒逆さ押さえ込み)園田一治

(試合開始18時30分)

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第8戦 1月10日(火)鹿児島・加世田市民体育館 観衆1800人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&羽田(2-1)ルーイン&ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(11分20秒体固め)羽田
②鶴田(3分55秒体固め)イヤウケア
③羽田(4分38秒エビ固め)ラモス

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(19分10秒4の字固め)ジョニー・ロッズ
キム・ドク(8分20秒体固め)肥後宗典

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)天龍&高千穂
①時間切れ

20分1本勝負
ミスター林(11分45秒体固め)百田光雄
伊藤正男(12分10秒体固め)淵正信

15分1本勝負
園田一治(12分55秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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第9戦 1月11日(水)鹿児島県立体育館 観衆4500人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
大木&ドク(1-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(8分39秒体固め)ドク
ラモスがドクを羽交い絞めしたところへイヤウケアが体当たり2連発。倒れたドクへコーナー2段目からルーインのアシスト付きのフライング・ソーセージを決めフォール。
②大木(1分56秒体固め)イヤウケア
イヤウケアが大木を羽交い絞めしたところへラモスが体当たり。しかし大木がかわした為同士討ちとなり、すかさずイヤウケアに一本足頭突きを決めフォール。
③(4分40秒両軍リングアウト)
リング内に両軍が入っての乱戦の中、コーナーに上ったドクをイヤウケアがチョップで場外に落としてから場外戦となり、セコンドのルーインも加わり両軍リングへ戻れずドロー。
試合後、大木が放送席の馬場に襲い掛かり頭突きを見舞った。
両チーム結果に納得せず、22日函館での再戦が決定。
※大木・ドク組がタイトル2度目の防衛に成功。
大木のコメント
「バカ野郎、敵は3人じゃないか。こっちは変則タッグマッチでやったようなものだ。(再戦は)こっちも望むところ。」
ドクのコメント
「ルーインがセコンドに入っていたおかげで、攻撃のリズムが狂った。(再戦は)もちろんやるよ。スッキリ決着をつけなければ、ファンに申し訳ないないじゃないか。」

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&デストロイヤー(1-0)ルーイン&ロッズ
①馬場(9分26秒体固め)ロッズ

タッグマッチ30分1本勝負
鶴田&羽田(1-0)小鹿&大熊
①鶴田(29分28秒体固め)大熊

30分1本勝負
天龍源一郎(11分28秒体固め)伊藤正男

20分1本勝負
高千穂明久(12分33秒逆さ押さえ込み)肥後宗典
ミスター林(12分3秒体固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(12分22秒体固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第10戦 1月14日(土)大阪・高槻市ボウリング・クラブ 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(8分53秒体固め=フライング・ソーセージ)デストロイヤー
②日本組(3分42秒反則勝ち)外人組
③デストロイヤー(5分39秒体固め)イヤウケア
イヤウケアに馬場が16文キック、倒れたところへデストロイヤーがダブル・ニードロップを決めてフォール。

30分1本勝負
マーク・ルーイン(9分38秒体固め)グレート小鹿
ジャンボ鶴田(13分38秒片エビ固め)ジョニー・ロッズ
ロッキー羽田(19分50秒両者リングアウト)キム・ドク

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&高千穂(1-0)大熊&伊藤
①天龍(21分46秒体固め)伊藤

20分1本勝負
百田光雄(11分6秒反則勝ち)ミスター林
肥後宗典(9分28秒コブラツイスト)淵正信

15分1本勝負
大仁田厚(12分1秒体固め)園田一治

(試合開始18時)

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第11戦 1月15日(日・祝)京都・日本正武館 観衆2600人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(10分51秒体固め)鶴田
②馬場(3分24秒片エビ固め)イヤウケア
③鶴田(2分37秒片エビ固め)ラモス

30分1本勝負
マーク・ルーイン(17分50秒体固め)ロッキー羽田
ザ・デストロイヤー(18分48秒4の字固め)ジョニー・ロッズ

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&高千穂(0-0)小鹿&大熊
①時間切れ

30分1本勝負
キム・ドク(8分2秒体固め)肥後宗典

20分1本勝負
ミスター林(14分28秒エビ固め)伊藤正男
百田光雄(12分29秒片エビ固め)大仁田厚

15分1本勝負
淵正信(13分52秒逆エビ固め)園田一治

(試合開始14時)

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第12戦 1月16日(月・振)茨城・那珂湊市民体育館 観衆2800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(9分56秒体固め=フライング・ソーセージ)デストロイヤー
②デストロイヤー(4分14秒体固め)イヤウケア
デストロイヤーは、イヤウケアのフライング・ソーセージをかわし自爆したところをフォール。
③馬場(5分20秒体固め)ラモス
16文キックからネックブリーカー・ドロップでフォール。

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(17分8秒両者リングアウト)キム・ドク
マーク・ルーイン(7分39秒体固め)大熊元司
天龍源一郎(14分9秒片エビ固め)ジョニー・ロッズ

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&羽田(1-0)小鹿&肥後
①高千穂(24分19秒腕固め)肥後

20分1本勝負
ミスター林(10分33秒逆エビ固め)百田光雄
伊藤正男(12分37秒体固め)淵正信

15分1本勝負
園田一治(13分23秒逆さ押さえ込み)大仁田厚

(試合開始15時)

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コメント

第13戦~第17戦(78新春ジャイアントS)

2012年04月07日 19時30分10秒 | '78全日本プロレス
第13戦 1月18日(水)北海道・札幌中島スポーツセンター 観衆5600人
NWA世界ヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャイアント馬場(2-1)ハーリー・レイス
①馬場(14分54秒体固め)
馬場は32文ドロップキックからレイスをロープに振り、ジャンピング・ネックブリーカードロップを決めてフォール。
②レイス(5分40秒体固め)
レイスは馬場の32文ドロップキックをかわして自爆させ、ブレーンバスターを決めてフォール。
③馬場(11分26秒反則勝ち)
馬場がコブラツイストを決めると、レイスはレフリーのシャツを掴んで逃げ、なおも攻撃してくる馬場に対し故意にレフリーをぶつけたため反則負け。
※NWAルールにより反則勝ちの為、タイトルの移動はなし。レイスがタイトル防衛に成功。
レイスのコメント
「チャンピオンベルトを持って帰るのは当然だ。ジャンボ?もちろん勝つさ。」
馬場のコメント
「悔しいがしょうがないよ。ヤツは明らかに逃げていた。こうなったらジャンボに頑張ってもらうしかないよ。」

タッグマッチ45分1本勝負
ザ・タイクーンズ(1-0)鶴田&天龍
①イヤウケア(10分36秒体固め)天龍

30分1本勝負
マーク・ルーイン(6分37秒体固め)大熊元司
ザ・デストロイヤー(12分43秒4の字固め)ジョニー・ロッズ
ロッキー羽田(17分3秒両者リングアウト)キム・ドク

バトルロイヤル(10人参加)
決勝、伊藤正男(11分3秒体固め)肥後宗典

20分1本勝負
高千穂明久(13分27秒反則勝ち)グレート小鹿

タッグマッチ20分1本勝負
林&伊藤(1-0)百田&肥後
①林(17分22秒片エビ固め)肥後

15分1本勝負
淵正信(13分35秒逆さ押さえ込み)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第14戦 1月19日(木)北海道・釧路市体育館 観衆3600人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&羽田(2-1)レイス&ドク
①レイス(14分5秒体固め)馬場
②馬場(5分38秒体固め)レイス
③羽田(3分37秒片エビ固め)ドク

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(10分15秒両者リングアウト)キング・イヤウケア

タッグマッチ30分1本勝負
デストロイヤー&天龍(1-0)ルーイン&ロッズ
①天龍(11分27秒揺りイス固め)ロッズ

30分1本勝負
ブル・ラモス(8分40秒体固め)大熊元司

20分1本勝負
グレート小鹿(10分14秒首固め)伊藤正男
高千穂明久(16分33秒逆さ押さえ込み)肥後宗典
ミスター林(14分3秒体固め)百田光雄

15分1本勝負
大仁田厚(時間切れ)淵正信

(試合開始18時)

全日本プロレスは、韓国・金一道場との「日韓対抗戦」の開催を発表。

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第15戦 1月20日(金)北海道・帯広市総合体育館 観衆5000人
NWA世界ヘビー級選手権 60分3本勝負
ハーリー・レイス(1-1)ジャンボ鶴田
①レイス(28分9秒体固め)
アトミック・ドロップ(カウント2)からブレーンバスターを決めてフォール。
②鶴田(16分30秒首固め)
鶴田は、レイスの仕掛けてきたアトミック・ドロップを足を突っ張る様にして着地しすかさず首固めに丸め込みフォール。
③時間切れ
残り時間30秒となり、鶴田はロープの反動をつけてのパンチでレイスを倒しスピニング・トーホールド。ロープに近くブレイクとなるが再度スピニング・トーホールドを決め回転し締め続けるが、レイスが鶴田の顔面をかきむしって倒したところで時間切れ。
※レイスがタイトル防衛に成功。

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&羽田(1-0)ザ・タイクーンズ
①羽田(8分50秒片エビ固め)ラモス
羽田へラモスのボディプレス、イアウケアのフライング・ソーセージが決まるが馬場がカット。するとイアウケアが馬場に襲い掛かり羽交い絞めにしたところへラモスがロープの反動をつけて体当たり。しかし逆に馬場の16文キックが決まり、倒れたラモスを羽田が押さえ勝利。

30分1本勝負
マーク・ルーイン(4分29秒体固め)高千穂明久

タッグマッチ30分1本勝負
デストロイヤー&小鹿(1-0)ドク&ロッズ
①デストロイヤー(15分17秒体固め)ロッズ

20分1本勝負
天龍源一郎(10分40秒片エビ固め)伊藤正男
大熊元司(10分13秒体固め)肥後宗典
ミスター林(9分27秒体固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(7分8秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

大田区体育館で試合を開催していた国際プロレスの吉原社長が全日本プロレスの「日韓対抗戦」開催発表について激怒。13日に全日側より天龍・羽田組のアジアタッグへの挑戦状が届き、対抗戦に向けて2月の日程を調整していただけに、寝耳に水の話にアジアタッグはやらないと態度を硬化させた。

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第16戦 1月21日(土)北海道・三笠スポーツセンター 観衆2500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(9分18秒体固め)鶴田
②鶴田(4分20秒体固め)イヤウケア
③馬場(4分38秒体固め)ラモス

30分1本勝負
ハーリー・レイス(12分31秒体固め)天龍源一郎

タッグマッチ30分1本勝負
デストロイヤー&羽田(1-0)ルーイン&ドク
①日本組(10分5秒反則勝ち)外人組

30分1本勝負
高千穂明久(12分37秒首固め)ジョニー・ロッズ

20分1本勝負
グレート小鹿(12分22秒首固め)肥後宗典
大熊元司(11分17秒体固め)伊藤正男
ミスター林(10分38秒体固め)淵正信

15分1本勝負
百田光雄(13分19秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時)

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第17戦 1月22日(日)北海道・函館市民体育館 観衆4500人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
大木&ドク(2-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(9分7秒体固め)ドク
ルーインも加わっての場外戦となり、ラモスがドクを鉄柱へ。リングに戻ってきたところをイヤウケアが捕まえ、コーナー2段目からのフライング・ソーセージでフォール。
②大木(3分10秒体固め)イヤウケア
タイクーンズを同士打ちさせた大木は、ドクと二人がかりのアトミックドロップをイヤウケアに決めフォール。
③ドク(5分52秒エビ固め)ラモス
ドクがラモスをロープに振り、ラモスが返ってきたところで身を沈め、後で待ち構えた大木がラモスへヘッドバット。倒れたところをドクがエビ固めでフォール。
※大木・ドク組がタイトル3度目の防衛に成功。
大木のコメント
「ほっとしたよ。本来ならストレート勝ちのところだが、相手があれだけ汚くてはね。(馬場・鶴田組の挑戦は)ないね。俺としては強い外人チームとやりたい。馬場・鶴田組には、じらすだけじらしてやる。」

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&デストロイヤー(1-0)レイス&ロッズ
①デストロイヤー(17分33秒4の字固め)ロッズ

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(13分6秒両者リングアウト)マーク・ルーイン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)天龍&高千穂
①小鹿(21分39秒体固め)高千穂

20分1本勝負
ロッキー羽田(11分28秒体固め)肥後宗典
ミスター林(14分48秒首固め)伊藤正男
百田光雄(11分15秒回転エビ固め)淵正信

(試合開始18時)

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第18戦~第23戦(78新春ジャイアントS)

2012年04月07日 19時20分45秒 | '78全日本プロレス
第18戦 1月23日(月)北海道・岩内町立中央小学校体育館 観衆3800人
タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&羽田(2-1)ルーイン&ドク
①ドク(9分15秒体固め)鶴田
②日本組(4分30秒反則勝ち)外人組
③鶴田(4分31秒回転エビ固め)ドク

30分1本勝負
ジャイアント馬場(9分18秒両者リングアウト)キング・イヤウケア
ブル・ラモス(6分9秒体固め)大熊元司
アントン・ヘーシンク(3分45秒片エビ固め)肥後宗典
ザ・デストロイヤー(17分29秒4の字固め)ジョニー・ロッズ

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&高千穂(1-0)小鹿&伊藤
①天龍(18分50秒体固め)伊藤

バトルロイヤル(?人参加)
決勝、淵正信(8分13秒体固め)園田一治

20分1本勝負
百田光雄(11分9秒片エビ固め)ミスター林

15分1本勝負
大仁田厚(14分2秒エビ固め)淵正信

(試合開始18時)

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第19戦 1月24日(火)北海道・江差文化センター 観衆2500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&天龍(2-1)ザ・タイクーンズ
①ラモス(8分32秒体固め)天龍
②日本組(4分10秒リングアウト)外人組
③天龍(5分6秒体固め)ラモス

30分1本勝負
マーク・ルーイン(6分39秒体固め)ロッキー羽田
ジャンボ鶴田(12分18秒体固め)ジョニー・ロッズ
ザ・デストロイヤー(14分38秒両者リングアウト)キム・ドク

バトルロイヤル(?人参加)
決勝、淵正信(8分33秒体固め)百田光雄

20分1本勝負
グレート小鹿(11分2秒片エビ固め)伊藤正男
大熊元司(11分13秒体固め)肥後宗典
ミスター林(12分31秒体固め)淵正信

15分1本勝負
百田光雄(11分54秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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1月25日東京・銀座の東急ホテルで全日本・馬場代表、国際・吉原代表、金一道場の大木代表が合同記者会見を行い、三団体による「全軍激突対抗戦」が発表された。

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第20戦 1月26日(木)静岡・袋井市体育館 観衆1800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ザ・タイクーンズ
①(9分49秒両軍リングアウト)
②鶴田(4分48秒エビ固め)ラモス
タックルにきたラモスを鶴田がかわし、エプロンの馬場が突進してきたラモスへ16文キック。倒れたところを鶴田がフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
デストロイヤー&天龍(1-0)ドク&ロッズ
①天龍(18分37秒体固め)ロッズ

30分1本勝負
アントン・ヘーシンク(5分38秒体固め)グレート小鹿

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&肥後(0-0)羽田&伊藤
①時間切れ

20分1本勝負
ミスター林(9分50秒体固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(10分31秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始18時30分)

※大熊とルーインの試合記録がありませんが、出場したのか欠場したのか不明。

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第21戦 1月27日(金)愛知・蒲郡市民体育館 観衆2000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&羽田(1-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(8分45秒体固め)羽田
②羽田(6分33秒片エビ固め)イヤウケア
③(4分15秒両軍リングアウト)

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(15分43秒両者リングアウト)キム・ドク
マーク・ルーイン(9分59秒体固め)高千穂明久
ザ・デストロイヤー(15分53秒4の字固め)ジョニー・ロッズ
アントン・ヘーシンク(6分58秒体固め)大熊元司

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&伊藤(1-0)小鹿&肥後
①天龍(14分47秒体固め)肥後

20分1本勝負
ミスター林(9分49秒逆エビ固め)百田光雄

15分1本勝負
淵正信(11分17秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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第22戦 1月28日(土)愛知・豊明社会福祉体育館 観衆3800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ザ・タイクーンズ
①イヤウケア(8分38秒体固め)馬場
②鶴田(2分27秒片エビ固め)ラモス
③馬場(2分20秒体固め)イヤウケア

30分1本勝負
マーク・ルーイン(10分32秒体固め)グレート小鹿

タッグマッチ30分1本勝負
デストロイヤー&天龍(1-0)ドク&ロッズ
①デストロイヤー(19分57秒体固め)ロッズ

30分1本勝負
アントン・ヘーシンク(6分9秒体固め)肥後宗典

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&羽田(1-0)大熊&伊藤
①羽田(18分23秒体固め)伊藤

20分1本勝負
ミスター林(11分33秒片エビ固め)淵正信
百田光雄(12分3秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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第23戦 1月29日(日)岐阜・美濃市体育館 観衆1500人
タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&デストロイヤー(2-1)ザ・タイクーンズ
①(6分15秒両軍リングアウト)
②鶴田(8分45秒エビ固め)ラモス

30分1本勝負
マーク・ルーイン(6分40秒体固め)大熊元司

タッグマッチ30分1本勝負
ヘーシンク&ドク(1-0)馬場&羽田
①ヘーシンク(14分3秒体固め)羽田

30分1本勝負
天龍源一郎(13分48秒片エビ固め)ジョニー・ロッズ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&伊藤(1-0)高千穂&百田
①伊藤(22分12秒体固め)百田

20分1本勝負
ミスター林(10分36秒片エビ固め)肥後宗典
大仁田厚(11分56秒エビ固め)園田一治

(試合開始14時)

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(NWA会長交代)2月1日エディ・グラハム会長が病気の為、急遽の副会長のボブ・ガイゲル(カンザス)がNWA会長となった。

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