昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'77NWAチャンピオン・シリーズ

2012年02月11日 20時00分33秒 | '77全日本プロレス

参加選手
NWA世界ヘビー級王者
ハーリー・レイス(185cm108kgアメリカ・ミズーリー出身)6/11~6/14
バロン・フォン・ラシク(188cm130kgアメリカ・コロラド出身)5/27~6/10
ホースト・ホフマン(194cm118kgドイツ出身)
マリオ・ミラノ(198cm113kgイタリア出身)
メヒコ・グランデ(176cm106kgメキシコ出身)6/8~6/16
ボブ・ブラウン(184cm112kgカナダ出身)
ケビン・サリバン(178cm114kgアメリカ・ジョージア出身)
(韓国・金一道場)アジア&インター・ヘビー級王者
大木金太郎(185cm122kg韓国・ソウル出身)5/28~6/10

全日本プロレス出場選手
ジャイアント馬場(PWFヘビー級・インタータッグ王者)
ジャンボ鶴田(UNヘビー級・インタータッグ王者)
ザ・デストロイヤー(USヘビー級王者)
高千穂明久(アジアタッグ王者)
サムソン・クツワダ(アジアタッグ王者)
天龍源一郎6/11~
グレート小鹿
大熊元司
羽田光男
ミツ・ヒライ
ミスター林
百田光雄
肥後宗典
大仁田厚
淵正信
園田一治
(レフリー)ジョー樋口、和田京平
(6/11NWA世界ヘビー級選手権試合立会人)ジム・バーネット

--------------
・羽田光男は、アメリカ遠征を終え5月23日に帰国。

--------------
コメント

第1戦~第5戦('77NWAチャンピオンS)

2012年02月11日 19時50分21秒 | '77全日本プロレス
開幕戦 5月27日(金)東京・福生市体育館 観衆2400人
タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&羽田(2-1)ラシク&ミラノ
①羽田(8分49秒体固め)ミラノ
ミラノへ鶴田がジャンピング・ニーパット、続いて羽田がブレーンバスターを決めフォール。
②ミラノ(4分5秒体固め=ジャンピング・パイルドライバー)羽田
③日本組(3分5秒反則勝ち)外人組
ラシクは羽田をブレーンクローでKO。ミラノが押さえた鶴田へもレフリーの制止を聞かずブレーンクロー攻撃を続け反則負け。

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(15分43秒両者リングアウト)ホースト・ホフマン
ジャイアント馬場(7分48秒片エビ固め)ボブ・ブラウン
高千穂明久(10分10秒回転エビ固め)ケビン・サリバン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)クツワダ&肥後
①小鹿(21分46秒コブラツイスト)肥後

20分1本勝負
ミスター林(11分51秒体固め)百田光雄
ミツ・ヒライ(7分8秒体固め)淵正信

15分1本勝負
大仁田厚(時間切れ)園田一治

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

----------------------------------
第2戦 5月28日(土)群馬・伊勢崎市青果市場 観衆2500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ラシク&ミラノ
①ラシク(9分21秒体固め)鶴田
②馬場(3分10秒片エビ固め)ミラノ
③鶴田(3分40秒回転エビ固め)ラシク

30分1本勝負
大木金太郎(9分20秒両者リングアウト)ホースト・ホフマン
ザ・デストロイヤー(17分56秒4の字固め)ボブ・ブラウン
羽田光男(11分58秒片エビ固め)ケビン・サリバン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)高千穂&クツワダ
①時間切れ

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(11分3秒首固め)肥後宗典
ミスター林(時間切れ)百田光雄

15分1本勝負
大仁田厚(11分47秒エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第3戦 5月30日(月)北海道・札幌中島スポーツセンター 観衆4000人
ユナイテッド・ナショナル選手権 60分3本勝負
ジャンボ鶴田(2-1)バロン・フォン・ラシク
①ラシク(12分31秒体固め)
ラシクはエプロンの鶴田を捕まえてロープ越しのブレーンバスター。続けざまにブレーンバスターからエルボードロップを決めフォール。
②鶴田(2分28秒体固め)
ジャンピング・ニーパットからフライング・ボディシザースドロップでフォール。
③鶴田(3分5秒回転エビ固め)
ラシクのブレーンクローから場外に逃げた鶴田がエプロンに上がったところへラシクがタックル。これをかわした鶴田がエプロンからラシクに飛びつき回転エビを決めフォール。
※鶴田がタイトル初防衛に成功。
鶴田のコメント
「ブレーンクローはきつかった。本来なら2-0で楽勝のケースだが、先制フォールを奪われて残念だ。」

タッグマッチ30分1本勝負
馬場&デストロイヤー(1-0)ホフマン&ミラノ
①デストロイヤー(13分52秒体固め)ミラノ

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&羽田(1-0)ブラウン&サリバン
①高千穂(14分30秒体固め)サリバン

30分1本勝負
大木金太郎(8分29秒体固め)大熊元司

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、大仁田厚(9分42秒体固め)ミツ・ヒライ

20分1本勝負
グレート小鹿(11分50秒体固め)ミスター林
サムソン・クツワダ(12分22秒体固め)肥後宗典
ミツ・ヒライ(11分41秒体固め)百田光雄

15分1本勝負
大仁田厚(12分40秒逆エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

大木金太郎が控室で記者会見を行い、「私の保持するインターとアジアのヘビー級タイトルは、日本のプロレスの栄光が刻まれているものであり、価値が高いものだ。力道山先生が保持していたこのタイトルをもっと大事にしてほしい。その意味で対戦相手として鶴田と馬場の両選手を指名する。
なぜ両選手との対戦を望んだかというと、インター、アジアの両タイトルを韓国ばかりで防衛戦をやっていたのでは、力道山先生から受け継がれたこのタイトルの名称が泣いてしまう。日本で日本を代表する選手と戦ってこそ、価値が高まり権威が上がるはず。
鶴田はUN、馬場はPWFのヘビー級タイトルを保持しているから、私のタイトルも賭けダブルタイトルマッチをやりたい。
もし私と対戦できないというなら、同じ対戦趣旨の要望書を新日本プロレスのアントニオ猪木、国際プロレスのラッシャー木村に送ってもいい。馬場代表に今すぐ即答願いたい。」と発言。
この対戦申し入れに対し馬場代表は、「今すぐ返事しろといっても、無茶苦茶な話だ。前もって申し込んでいたのなら別だが、この場でいきなりとは話が唐突過ぎるが、こっちは逃げる気はないので、日本開催ならば文句はない。まずジャンボと対戦。その後で私との事も考えてみたい。」として次期シリーズでの鶴田対大木の試合(日時場所は未定)が決定。
鶴田のコメント
「馬場さんがOKと言ったのだからやりますよ。逃げる理由なんか何一つない。チャンピオン・カーニバルで決着がつけられなかった分まで思いっきり戦ってみせます。」

----------------------------------
第4戦 5月31日(火)北海道・鵡川町民体育館 観衆2300人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-0)ラシク&ホフマン
①日本組(9分8秒反則勝ち)外人組
②デストロイヤー(5分18秒体固め)ホフマン

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(10分6秒片エビ固め)ボブ・ブラウン
大木金太郎(11分43秒逆片エビ固め)マリオ・ミラノ
高千穂明久(12分1秒体固め)ケビン・サリバン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)クツワダ&羽田
①時間切れ

バトルロイヤル(11人参加)
決勝、百田光雄(9分37秒体固め)大仁田厚

20分1本勝負
ミスター林(13分46秒体固め)百田光雄
ミツ・ヒライ(7分32秒体固め)肥後宗典

15分1本勝負
園田一治(12分50秒片エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第5戦 6月1日(水)北海道・登別市総合体育館 観衆2900人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ラシク&ミラノ
①ラシク(8分22秒体固め)馬場
②馬場(2分7秒片エビ固め)ラシク
③鶴田(5分21秒回転エビ固め)ミラノ

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(21分33秒体固め)ホースト・ホフマン
大木金太郎(10分44秒体固め)ボブ・ブラウン
グレート小鹿(16分8秒コブラツイスト)ケビン・サリバン

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&クツワダ(1-0)大熊&肥後
①高千穂(19分12秒体固め)肥後

20分1本勝負
羽田光男(18分11秒体固め)ミスター林
百田光雄(10分50秒逆さ押さえ込み)ミツ・ヒライ

15分1本勝負
大仁田厚(14分2秒体固め)園田一治

(試合開始18時)

--------------
コメント

第6戦~第10戦('77NWAチャンピオンS)

2012年02月11日 19時40分00秒 | '77全日本プロレス
第6戦 6月2日(木)北海道・士別市総合体育館 観衆2000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&羽田(2-1)ホフマン&ミラノ
①ホフマン(8分26秒体固め)羽田
②羽田(4分28秒片エビ固め)ホフマン
③馬場(1分59秒体固め)ミラノ

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(10分35秒両者リングアウト)バロン・フォン・ラシク
ジャンボ鶴田(12分13秒コブラツイスト)ケビン・サリバン
大木金太郎(11分21秒体固め)ボブ・ブラウン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)クツワダ&肥後
①小鹿(20分47秒コブラツイスト)肥後

バトルロイヤル(10人参加)
決勝、園田一治(9分10秒体固め)大仁田厚

20分1本勝負
ミスター林(14分59秒体固め)百田光雄
ミツ・ヒライ(11分50秒体固め)園田一治

15分1本勝負
大仁田厚(11分回転エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第7戦 6月3日(金)北海道・旭川市体育館 観衆3800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ラシク&ホフマン
①(11分59秒両軍リングアウト)
②鶴田(8分4秒片エビ固め)ラシク

30分1本勝負
大木金太郎(12分51秒逆片エビ固め)マリオ・ミラノ
ザ・デストロイヤー(12分14秒4の字固め)ボブ・ブラウン
サムソン・クツワダ(12分41秒片エビ固め)ケビン・サリバン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)羽田&肥後
①大熊(22分17秒体固め)肥後

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(12分38秒体固め)百田光雄
ミスター林(10分50秒体固め)大仁田厚

15分1本勝負
淵正信(12分44秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第8戦 6月4日(土)北海道・岩見沢スポーツセンター 観衆2500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-1)ラシク&ミラノ
①ラシク(8分5秒体固め)馬場
②馬場(4分43秒体固め)ラシク
③デストロイヤー(4分37秒体固め)ミラノ

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(14分41秒体固め)ホースト・ホフマン
大木金太郎(9分45秒体固め)ケビン・サリバン
サムソン・クツワダ(15分12秒体固め)ボブ・ブラウン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)高千穂&羽田
①時間切れ

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(11分8秒体固め)肥後宗典
ミスター林(12分40秒片エビ固め)百田光雄

15分1本勝負
淵正信(時間切れ)大仁田厚

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第9戦 6月5日(日)北海道・千歳市役所前広場 観衆3700人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-0)ホフマン&ミラノ
①鶴田(14分55秒回転エビ固め)ミラノ
②鶴田(4分58秒体固め)ホフマン

30分1本勝負
大木金太郎(11分49秒両者リングアウト)バロン・フォン・ラシク
ザ・デストロイヤー(14分33秒4の字固め)ボブ・ブラウン
高千穂明久(13分3秒体固め)ケビン・サリバン

バトルロイヤル(?人参加)
決勝、大仁田厚(7分42秒体固め)肥後宗典

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)クツワダ&羽田
①時間切れ

20分1本勝負
ミスター林(11分35秒片エビ固め)肥後宗典
ミツ・ヒライ(11分46秒体固め)淵正信

15分1本勝負
百田光雄(10分50秒体固め)大仁田厚

(試合開始14時30分)

----------------------------------
天龍源一郎は、アメリカでの修行を終え6月5日帰国。翌6日午後1時から世田谷区砧の全日本プロレス道場で、淵をパートナーに公開練習を行った。

----------------------------------
第10戦 6月7日(火)秋田・本荘市体育館 観衆2700人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&高千穂(2-1)ラシク&ミラノ
①ラシク(15分27秒体固め)高千穂
②馬場(2分44秒片エビ固め)ラシク
③高千穂(5分22秒回転エビ固め)ミラノ

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(13分46秒体固め)ボブ・ブラウン
ザ・デストロイヤー(15分1秒体固め)ホースト・ホフマン
大木金太郎(9分46秒体固め)ケビン・サリバン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)クツワダ&羽田
①時間切れ

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(時間切れ)百田光雄
ミスター林(13分35秒体固め)大仁田厚

15分1本勝負
肥後宗典(13分38秒片エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

--------------
コメント

第11戦~第15戦('77NWAチャンピオンS)

2012年02月11日 19時30分42秒 | '77全日本プロレス
第11戦 6月8日(水)山形・鶴岡市体育館 観衆2200人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-0)ホフマン&ミラノ
①鶴田(11分7秒体固め)ホフマン
②馬場(2分26秒片エビ固め)ミラノ

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(13分46秒両者リングアウト)バロン・フォン・ラシク
大木金太郎(13分12秒体固め)ボブ・ブラウン
メヒコ・グランデ(11分55秒首固め)大熊元司
羽田光男(10分56秒体固め)ケビン・サリバン

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&クツワダ(1-0)小鹿&肥後
①高千穂(27分32秒片エビ固め)肥後

20分1本勝負
百田光雄(10分8秒片エビ固め)ミスター林
ミツ・ヒライ(12分53秒体固め)淵正信

15分1本勝負
大仁田厚(11分51秒体固め)園田一治

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第12戦 6月9日(木)山形・新庄市体育館 観衆3200人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&羽田(2-0)ラシク&ホフマン&グランデ
①鶴田(12分48秒片エビ固め)グランデ
②馬場(4分9秒体固め)ラシク

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(15分26秒4の字固め)マリオ・ミラノ
大木金太郎(9分33秒体固め)ケビン・サリバン
サムソン・クツワダ(15分19秒片エビ固め)ボブ・ブラウン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)ヒライ&林
①小鹿(24分25秒体固め)ヒライ

20分1本勝負
高千穂明久(13分7秒片エビ固め)肥後宗典
百田光雄(11分15秒片エビ固め)園田一治

15分1本勝負
淵正信(13分9秒回転エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

----------------------------------
第13戦 6月10日(金)福島・塩川町民体育館 観衆2500人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&デストロイヤー(2-0)ラシク&ホフマン&ブラウン
①鶴田(13分33秒体固め)ラシク
②デストロイヤー(4分29秒体固め)ブラウン

30分1本勝負
大木金太郎(12分34秒体固め)マリオ・ミラノ
高千穂明久(12分48秒首固め)メヒコ・グランデ
羽田光男(9分29秒体固め)ケビン・サリバン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)クツワダ&肥後
①大熊(21分50秒体固め)肥後

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(11分56秒体固め)百田光雄
ミスター林(12分13秒体固め)大仁田厚

15分1本勝負
淵正信(10分26秒首固め)園田一治

(試合開始18時30分)

----------------------------------

第14戦 6月11日(土)東京・世田谷区体育館 観衆3800人
NWA世界ヘビー級選手権
ジャンボ鶴田・試練の十番勝負第8戦 60分3本勝負
ハーリー・レイス(2-1)ジャンボ鶴田
①鶴田(8分26秒片エビ固め)
ジャンピング・ニーパット2連発からダブルアーム・スープレックスを決めフォール。
②レイス(8分8秒足固め)
レイスは鶴田のタックルをかわし鉄柱に激突させ、ブレーンバスターから正面から入るインディアン・デスロックを決め何度も後方へ倒れて足を絞り続けると鶴田はギブアップ。
③レイス(5分24秒首固め)
鶴田はレイスをロープに振ってジャンピング・ニーパット。しかしレイスが寸前でかわしロープへ激突。すかさずレイスは首固めに丸め込みフォール。
※レイスがタイトル防衛に成功。
※鶴田試練の十番勝負8戦3勝2敗3分。

天龍・日本デビュー戦 45分1本勝負
馬場&天龍(1-0)ミラノ&グランデ
①天龍(12分9秒揺りイス固め)グランデ
グランデへ足をサードロープに乗せてのレッグブリーカーから強引にローリング・クレイドルを決めてフォール。
天龍のコメント
「硬くならなかったと言ったらウソになる。アメリカと違って知った顔や友人、まして親方まで来たでしょう。すごくやりにくかった。自分の出来としてはマイナス10点。思うように体が動かなかったし、技も出なかった。」
馬場のコメント
「(天龍は)全体的に体がコチコチになっていたし、決して褒められる試合ではなかった。最後ももっとスムーズにタイミングよくできたはずだ。デビュー戦だから仕方がないとしても硬くなり過ぎた。まぁ明日にでもなれば、もっと柔らかくなるだろう。」

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(8分26秒体固め)ホースト・ホフマン
羽田光男(5分35秒片エビ固め)ケビン・サリバン
サムソン・クツワダ(12分48秒片エビ固め)ボブ・ブラウン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)高千穂&ヒライ
①大熊(11分44秒体固め)ヒライ

20分1本勝負
ミスター林(12分12秒体固め)百田光雄

15分1本勝負
肥後宗典(7分40秒片エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録(生中継)

----------------------------------
第15戦 6月12日(日)埼玉・大宮スケートセンター 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&天龍(2-1)レイス&ホフマン
①レイス(11分2秒片エビ固め)天龍
②鶴田(3分13秒体固め)レイス
③天龍(4分54秒体固め)ホフマン

30分1本勝負
ジャイアント馬場(9分53秒片エビ固め)マリオ・ミラノ
ザ・デストロイヤー(17分24秒4の字固め)メヒコ・グランデ
高千穂明久(13分57秒体固め)ケビン・サリバン
羽田光男(16分30秒逆エビ固め)ボブ・ブラウン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)クツワダ&肥後
①大熊(20分20秒体固め)肥後

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(14分35秒体固め)百田光雄

15分1本勝負
ミスター林(8分37秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

--------------
コメント

第16戦~第18戦('77NWAチャンピオンS)

2012年02月11日 19時20分22秒 | '77全日本プロレス
第16戦 6月13日(月)岐阜市民センター 観衆3000人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&天龍(2-1)レイス&ホフマン&ブラウン
①天龍(7分34秒体固め=ダブルアーム・スープレックス)ブラウン
②レイス(4分3秒首固め)天龍
③鶴田(7分28秒片エビ固め)ホフマン

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(14分35秒4の字固め)マリオ・ミラノ

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&羽田(1-0)グランデ&サリバン
①羽田(18分23秒体固め)サリバン

30分1本勝負
グレート小鹿(時間切れ)サムソン・クツワダ

20分1本勝負
大熊元司(14分39秒体固め)ミツ・ヒライ
ミスター林(14分22秒片エビ固め)肥後宗典

15分1本勝負
百田光雄(14分18秒体固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

----------------------------------
第17戦 6月14日(火)千葉・松戸市スポーツセンター 観衆3900人
NWA世界ヘビー級選手権 60分3本勝負
ハーリー・レイス(1-1)ジャイアント馬場
①馬場(24分23秒片エビ固め)
ネックブリーカー・ドロップからバックドロップを決めフォール。
②レイス(17分55秒体固め)
ブレーンバスターからニードロップ、コーナー最上段からのダイビング・ヘッドバットでフォール。
③時間切れ
残り時間わずかとなり、馬場が16文キック、ネックブリーカー・ドロップ、河津落とし、アトミックドロップと大技で攻めるが、レイスは攻撃をしのぎ切り時間切れ。
※レイスがタイトル防衛に成功。
レイスのコメント
「馬場は実にタフだった。3本目は気力だけで戦った。疲れた。」
馬場のコメント
「今日のレイスは根性が違っていたね。完全に粘り切られたよ。まったく残念だ。」

タッグマッチ45分1本勝負
鶴田&天龍(1-0)ホフマン&グランデ
①天龍(16分3秒体固め=ダブルアーム・スープレックス)グランデ

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(2分18秒4の字固め)ケビン・サリバン
マリオ・ミラノ(12分21秒体固め)グレート小鹿
羽田光男(12分45秒逆片エビ固め)ボブ・ブラウン

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&クツワダ(1-0)大熊&ヒライ
①高千穂(20分59秒体固め)ヒライ

20分1本勝負
ミスター林(10分53秒体固め)百田光雄

15分1本勝負
肥後宗典(11分45秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

この日スポーツニッポンがトンガの元力士・福ノ島の全日本プロレス入りを報道。
会場でこの件について聞かれた馬場代表は、「寝耳に水。交渉した事実もない。こちらから積極的に動く気持ちはないが、本人がやりたいと言うなら受け入れる態勢はある。」と語った。

----------------------------------
第18戦(最終戦) 6月16日(木)東京・後楽園ホール 観衆2400人
アジア・タッグ選手権 60分3本勝負
小鹿&大熊(2-1)高千穂&クツワダ
①高千穂(23分10秒体固め)小鹿
小鹿へクツワダがネックブリーカー・ドロップ。続いて高千穂がアッパーカットの連打からネックブリーカー・ドロップを決めフォール。
②大熊(8分10秒体固め)クツワダ
大熊はクツワダのバックドロップをロープを蹴って崩しフォール。
③小鹿(6分48秒体固め)高千穂
小鹿の凶器攻撃で高千穂が額から流血。その高千穂を大熊が押さえたところへ、小鹿がコーナー最上段からのニーアタックを決めフォール。
※小鹿、大熊組がタイトルを獲得。

30分1本勝負
天龍源一郎(12分25秒片エビ固め)メヒコ・グランデ
サイド・スープレックスからダブルアーム・スープレックスを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
馬場&デストロイヤー(1-0)ホフマン&ミラノ
①馬場(15分5秒片エビ固め)ミラノ

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(9分27秒片エビ固め)ボブ・ブラウン
ロッキー羽田(8分53秒片エビ固め)ケビン・サリバン
※羽田光男は、この日からリングネームをロッキー羽田に改名。

20分1本勝負
ミスター林(11分38秒体固め)肥後宗典
ミツ・ヒライ(9分57秒首固め)百田光雄

15分1本勝負
淵正信(時間切れ)園田一治

(試合開始18時30分)

--------------
(海外情報)ジャイアント馬場・ハワイ遠征
ハワイのプロレス興行が4年ぶりに再開され、ジャイアント馬場も参戦。

6月22日ハワイ州ホノルル・インターナショナル・センター 観衆8000人
5000ドル争奪テキサス・バトルロイヤル(16人参加)
参加選手=ジャイアント馬場、アンドレ・ザ・ジャイアント、ジン・キニスキー、ジョン・トロス、ロニー・メイン、サム・スティムボート、ビリー・フランシス、ラス・フランシス、デューク・サベージ、エリック・フローリッチ、トシ東郷、ビリー・ホワイト・ウルフ、スチーブ・ストロング、トニー・ボーン、リッキー・ハンター、エリック・ザ・レッド(※一部参加選手が違うかもしれません。)
決勝、アンドレ(体固め)メイン
アンドレがボディスラムからボディプレスでフォールし優勝。

タッグマッチ
ビリー・フランシス&ラス・フランシス(1-0)ジン・キニスキー&デューク・サベージ

30分1本勝負
ジャイアント馬場(6分47秒体固め)ロニー・メイン

エリック・フローリッチ(反則勝ち)ジョン・トロス
スチーブ・ストロング(1-0)リッキー・ハンター
ビリー・ホワイト・ウルフ(1-0)トニー・ボーン

(試合開始20時)

---------------------
6月29日ハワイ州ホノルル・ブロック・アリーナ
タッグマッチ
ジョン・トロス&スチーブ・ストロング(1-0)ビリー・フランシス&ラス・フランシス

ジャイアント馬場(1-0)ジン・キニスキー
ビリー・ホワイト・ウルフ(1-0)デューク・サベージ
リッキー・ハンター(1-0)トニー・ボーン
エリック・フローリッチ(時間切れ)サム・スティムボート

--------------
(海外情報)伊藤正男
4月にニュージーランド入りした伊藤正男はザ・モンゴルとしてファイト。

5月ニュージーランド・オークランド
タッグマッチ
キング・イヤウケア&ザ・モンゴル(1-0)マーク・ルーイン&リック・マーテル

---------------------
6月9日ニュージーランド・オークランド
スチーブ・リッカード(反則勝ち)ザ・モンゴル

---------------------
6月11日ニュージーランド・クライストチャーチ
タッグマッチ
ザ・モンゴル&ブルーノ・ベッカー(1-0)アダムス&レオタ

--------------------
6月16日ニュージーランド・オークランド
スチーブ・リッカード(1-0)ザ・モンゴル

--------------
コメント