昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第1戦~第5戦('77NWAチャンピオンS)

2012年02月11日 19時50分21秒 | '77全日本プロレス
開幕戦 5月27日(金)東京・福生市体育館 観衆2400人
タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&羽田(2-1)ラシク&ミラノ
①羽田(8分49秒体固め)ミラノ
ミラノへ鶴田がジャンピング・ニーパット、続いて羽田がブレーンバスターを決めフォール。
②ミラノ(4分5秒体固め=ジャンピング・パイルドライバー)羽田
③日本組(3分5秒反則勝ち)外人組
ラシクは羽田をブレーンクローでKO。ミラノが押さえた鶴田へもレフリーの制止を聞かずブレーンクロー攻撃を続け反則負け。

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(15分43秒両者リングアウト)ホースト・ホフマン
ジャイアント馬場(7分48秒片エビ固め)ボブ・ブラウン
高千穂明久(10分10秒回転エビ固め)ケビン・サリバン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)クツワダ&肥後
①小鹿(21分46秒コブラツイスト)肥後

20分1本勝負
ミスター林(11分51秒体固め)百田光雄
ミツ・ヒライ(7分8秒体固め)淵正信

15分1本勝負
大仁田厚(時間切れ)園田一治

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第2戦 5月28日(土)群馬・伊勢崎市青果市場 観衆2500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ラシク&ミラノ
①ラシク(9分21秒体固め)鶴田
②馬場(3分10秒片エビ固め)ミラノ
③鶴田(3分40秒回転エビ固め)ラシク

30分1本勝負
大木金太郎(9分20秒両者リングアウト)ホースト・ホフマン
ザ・デストロイヤー(17分56秒4の字固め)ボブ・ブラウン
羽田光男(11分58秒片エビ固め)ケビン・サリバン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)高千穂&クツワダ
①時間切れ

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(11分3秒首固め)肥後宗典
ミスター林(時間切れ)百田光雄

15分1本勝負
大仁田厚(11分47秒エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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第3戦 5月30日(月)北海道・札幌中島スポーツセンター 観衆4000人
ユナイテッド・ナショナル選手権 60分3本勝負
ジャンボ鶴田(2-1)バロン・フォン・ラシク
①ラシク(12分31秒体固め)
ラシクはエプロンの鶴田を捕まえてロープ越しのブレーンバスター。続けざまにブレーンバスターからエルボードロップを決めフォール。
②鶴田(2分28秒体固め)
ジャンピング・ニーパットからフライング・ボディシザースドロップでフォール。
③鶴田(3分5秒回転エビ固め)
ラシクのブレーンクローから場外に逃げた鶴田がエプロンに上がったところへラシクがタックル。これをかわした鶴田がエプロンからラシクに飛びつき回転エビを決めフォール。
※鶴田がタイトル初防衛に成功。
鶴田のコメント
「ブレーンクローはきつかった。本来なら2-0で楽勝のケースだが、先制フォールを奪われて残念だ。」

タッグマッチ30分1本勝負
馬場&デストロイヤー(1-0)ホフマン&ミラノ
①デストロイヤー(13分52秒体固め)ミラノ

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&羽田(1-0)ブラウン&サリバン
①高千穂(14分30秒体固め)サリバン

30分1本勝負
大木金太郎(8分29秒体固め)大熊元司

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、大仁田厚(9分42秒体固め)ミツ・ヒライ

20分1本勝負
グレート小鹿(11分50秒体固め)ミスター林
サムソン・クツワダ(12分22秒体固め)肥後宗典
ミツ・ヒライ(11分41秒体固め)百田光雄

15分1本勝負
大仁田厚(12分40秒逆エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

大木金太郎が控室で記者会見を行い、「私の保持するインターとアジアのヘビー級タイトルは、日本のプロレスの栄光が刻まれているものであり、価値が高いものだ。力道山先生が保持していたこのタイトルをもっと大事にしてほしい。その意味で対戦相手として鶴田と馬場の両選手を指名する。
なぜ両選手との対戦を望んだかというと、インター、アジアの両タイトルを韓国ばかりで防衛戦をやっていたのでは、力道山先生から受け継がれたこのタイトルの名称が泣いてしまう。日本で日本を代表する選手と戦ってこそ、価値が高まり権威が上がるはず。
鶴田はUN、馬場はPWFのヘビー級タイトルを保持しているから、私のタイトルも賭けダブルタイトルマッチをやりたい。
もし私と対戦できないというなら、同じ対戦趣旨の要望書を新日本プロレスのアントニオ猪木、国際プロレスのラッシャー木村に送ってもいい。馬場代表に今すぐ即答願いたい。」と発言。
この対戦申し入れに対し馬場代表は、「今すぐ返事しろといっても、無茶苦茶な話だ。前もって申し込んでいたのなら別だが、この場でいきなりとは話が唐突過ぎるが、こっちは逃げる気はないので、日本開催ならば文句はない。まずジャンボと対戦。その後で私との事も考えてみたい。」として次期シリーズでの鶴田対大木の試合(日時場所は未定)が決定。
鶴田のコメント
「馬場さんがOKと言ったのだからやりますよ。逃げる理由なんか何一つない。チャンピオン・カーニバルで決着がつけられなかった分まで思いっきり戦ってみせます。」

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第4戦 5月31日(火)北海道・鵡川町民体育館 観衆2300人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-0)ラシク&ホフマン
①日本組(9分8秒反則勝ち)外人組
②デストロイヤー(5分18秒体固め)ホフマン

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(10分6秒片エビ固め)ボブ・ブラウン
大木金太郎(11分43秒逆片エビ固め)マリオ・ミラノ
高千穂明久(12分1秒体固め)ケビン・サリバン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)クツワダ&羽田
①時間切れ

バトルロイヤル(11人参加)
決勝、百田光雄(9分37秒体固め)大仁田厚

20分1本勝負
ミスター林(13分46秒体固め)百田光雄
ミツ・ヒライ(7分32秒体固め)肥後宗典

15分1本勝負
園田一治(12分50秒片エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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第5戦 6月1日(水)北海道・登別市総合体育館 観衆2900人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ラシク&ミラノ
①ラシク(8分22秒体固め)馬場
②馬場(2分7秒片エビ固め)ラシク
③鶴田(5分21秒回転エビ固め)ミラノ

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(21分33秒体固め)ホースト・ホフマン
大木金太郎(10分44秒体固め)ボブ・ブラウン
グレート小鹿(16分8秒コブラツイスト)ケビン・サリバン

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&クツワダ(1-0)大熊&肥後
①高千穂(19分12秒体固め)肥後

20分1本勝負
羽田光男(18分11秒体固め)ミスター林
百田光雄(10分50秒逆さ押さえ込み)ミツ・ヒライ

15分1本勝負
大仁田厚(14分2秒体固め)園田一治

(試合開始18時)

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