やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ルリシジミ(富山市)

2011-06-14 05:18:10 | 昆虫類

ドアを開けると、ブロック塀に這わせたヘデラに、シジミチョウがとまっていました。花にとまったところを撮ろうと思いましたが、何故か花にはとまりませんでした。

最初はヤマトシジミだろうと思っていましたが、よく見るとルリシジミでした。ルリシジミの幼虫の食餌植物はマメ科植物の花や蕾などで、丘陵地や山地の林縁などでよく見かけます。

ルリシジミは、大阪市では、郊外の山で比較的普通に見られるのに対して、都市部では食草が豊富なのに見かけることが少なく、珍奇種だそうです(「大阪市とその周辺の蝶」)。 

《ルリシジミ♀ 2011/06/12》

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アメリカシロヒトリ(幼虫)(富山市)

2011-06-13 03:54:21 | 昆虫類

例年、梅雨頃になると発生するアメシロ(アメリカシロヒトリ)の幼虫がヤマボウシに発生しているのに気づきました。さっそく、剪定を兼ねて処分しました。

アメリカシロヒトリの若齢幼虫は集団で葉の表面を食べるので、食べられた葉は透けた状態になり、注意すると簡単に見つかります。この時期に駆除するのが効果的で、4 齢以降は分散してしまいます。

《アメリカシロヒトリ(幼虫) 2011/06/12》

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ツチガエル(富山市営農サポートセンター)

2011-06-12 17:22:55 | 両生類

私のお気に入りの場所の一つが、富山市の南郊にある富山市営農サポートセンターです。広い芝生広場といろいろな植栽、流れや池もあります。ここで、家族でオニギリを食べるのです。利用者が多くないので、貸切状態、我が家の別荘のようです。

先日は、流れや池で、ツチガエルを見かけました。ツチガエルは、20世紀後半までは各地の水田でよく見られたが、冬に水を抜いてしまう乾田の増加とともに水田から姿を消しているとのことです(「ィキペディア(ツチガエル)」

《ツチガエル 2011/06/03》

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ニホンヤモリ(富山市)

2011-06-10 08:21:05 | 爬虫類

植木鉢をずらすと、ヤモリ(ニホンヤモリ)がいました。夜になると、ガラスにへばりついて虫を食べています。

ヤモリ(「守宮」「家守」)は民家やその周辺にすむ爬虫類で、よく混同されるイモリ(ニホンイモリ、アカハライモリ)(「井守」)は両生類で、池や水田などにすんでいます。

《ヤモリ 2011/06/10》

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ウスカワマイマイ(富山市営農サポートセンター)

2011-06-09 18:12:38 | 貝類

富山市営農サポートセンターのケヤキの葉にカタツムリがついていました。名前がわからないので、富山市科学博物館の布村昇さんに教えてもらいました。写真のカタツムリはウスカワマイマイで、一般にカタツムリいわれる陸貝(柄眼目)は、富山県内には39種ほど生息しているとのことでした。

ウスカワマイマイは、薄く半透明の殻を持つカタツムリで、人家付近で見られるようです。殻が薄いので、内部が透けて斑紋のように見えています。

《ウスカワマイマイ 2011/06/03》

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ゴマダラチョウ(富山市堀川町)

2011-06-08 17:50:51 | 昆虫類

水田で、ゴマダラチョウが死んで浮かんでいました。ゴマダラチョウの幼虫の食樹はエノキなので、どこかの屋敷林で発生しているのかも知れません。この近くでは、だいぶ以前に、富山高校の敷地にあるエノキの周辺を飛ぶゴマダラチョウを見かけたことがありました。

《ゴマダラチョウ 2011/06/08》

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イソシギ(神通川右岸/富山市布瀬町)

2011-06-08 04:23:31 | 鳥類

神通川の護岸に腰をかけ、雪解け水で増水した川面を見ていると、イソシギが、一定の距離をおき、警戒の声をあげながらも私の周りから離れませんでした。どこか近くに巣があったのかも知れません。 

《イソシギ 2011/06/07》

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ドクダミ(富山市)

2011-06-07 05:05:04 | 植物

北陸地方はまだ梅雨入りしませんが、白いドクダミの花が咲き出しました。ドクダミは、庭や畑の雑草として嫌われものですが、梅雨空に群生する白い花には趣があります。

ドクダミは薬草として有名ですが、山菜として利用されることもあり、ベトナムや中国南部では香草や野菜として食べられているようです。

4枚の白い花びらのように見えるものは総苞(そうほう)で、たくさんついている花に花びらやがくはありません。苞とは、花の基部にあって、大きさや色などが変形した葉のことです。 

《ドクダミ 2011/06/06》

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アゲハ(1齢幼虫)(富山市)

2011-06-04 04:23:01 | 昆虫類

広がったサンショウの葉に、アゲハの1齢幼虫がいました。そばにあるセイヨウバイカウツギは今が満開で、アゲハが吸蜜にきていました。

《アゲハの1齢幼虫 2011/06/03》

《吸蜜するアゲハ 2011/06/03》

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アマサギ(富山市堀川町)

2011-06-03 15:40:50 | 鳥類

水田に、アマサギがきていました。やはり、オタマジャクシをしきりに食べているようです。

アマサギは、本州へは夏鳥としてやってきて、繁殖をします。繁殖期には、頭から首にかけてオレンジ色の夏羽になります。

《アマサギ 2011/06/03》

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ハシボソガラス(富山市堀川町)

2011-06-02 20:52:47 | 鳥類

水田の中で、ハシボソガラス(嘴細烏)が何かを啄ばんでいました。コサギと同じように、オタマジャクシを食べているのではないかと思います。

ハシブトガラス(嘴太烏)とよく似ていますが、比べると嘴が細く、額が出っ張っていないことなどで区別でき、「ガーガー」と濁った声で鳴きます。このあたりでは、ハシボソガラスの方が多いようです。

《ハシボソガラス 2011/06/02》

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ツバメ(巣材収集)(神通川左岸/富山市婦中町上轡田)

2011-06-01 06:55:18 | 鳥類

神通川の河川敷の水溜りで、2羽のツバメが泥を集めていました。これから巣作りをして再繁殖するのでしょうか?

《泥を集めるツバメ 2011/05/28》

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