用事があって、久しぶりに岩瀬(江戸時代後期から明治時代にかけて北前船の交易で栄え、今なお廻船問屋が立ち並んでいた旧北国街道の町なみの雰囲気が残る港町)に出かけました。
せっかくの機会なので、町なみを散歩する家族とは別に、海水浴シーズンが終わり人気の少なくなった岩瀬浜を、生きものの姿を探して少し歩きました。
大きめの流木の持ちあげると、数匹のハサミムシ。ふだん家で見かけるものとは違い、赤茶色っぽく見えます。すばやく物陰に入り込むので、なかなか写真が撮れません。隠れ場所のない砂浜に追い出すと、砂の中に半分潜りこんだので、なんとか撮れました。
「ハサミムシ」「砂浜」で検索して出てきたハサミムシの一つがオオハサミムシ(それほど大きく感じません。「ハサミ」が大きいのでしょうか?)。
ウェブサイト『虫ナビ/オオハサミムシ』の説明です。「大きなハサミを持つ大型のハサミムシ。体色は赤褐色で胸背は黒色。上翅は大半が黒色で会合部沿いは赤褐色、側縁は黄褐色。
雌雄で尾鋏の形状が異なり、♂では細長く発達し、内側に1短刺がある。♀では短く、内側に微歯が並ぶ。
海岸の砂浜の石や流木の下の他、河原にも生息する。」
アップした写真を見ると、「尾鋏が短く、内側に微歯が並んでいる」ようなので、♀です。
《海水浴客もいなくなり人気の少ない岩瀬浜 2024/09/08》
《砂に半分潜り込んだオオハサミムシ♀ 2024/09/08》
《砂に半分潜り込んだオオハサミムシ♀ 2024/09/08》
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