今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

31年前の北海道旅行44

2008-10-02 21:20:20 | 鉄道旅行
  YHの入口に近づくにつれ、「おかえりなさい」の声が飛んでくる。「ただいまぁ~」とそれに答える。
 例により受付でカードに必要事項を書き込み部屋を聞く。Sは「こと」。私は何か忘れたが、星座の名前の部屋であった。我々がカードに書き込んでいると、6時から夕食と言うことで、外でソフトをやっていた連中がどっとやってくる。食堂は配膳中でまだ入れてもらえないので、受付の前は混雑している。我々は6時30分から夕食と言うように二部に分かれている。部屋へ行くと先客が一人ベッドの上にいる。他にリュックが2、3ある。どのベッドがあいているか聞くと、奥の入って左上が空いてそうと言うことだった。リュックを下ろし、荷物を見ていると、ヘルパーらしき者が来て、夕食が一人分余っているのでどちらか食わないかと言う。先客は、夕食は頼んでないと言うとどこかへ行ってしまったが、私もヘルパーの言うのを無視した。6時30分に食堂へ行くが、まだ用意できていない。Sの部屋へ行って明日の計画を考える。下の食堂が急に騒がしくなり、バンザイの声も聞かれる。何の騒ぎやろ?
 6時半をかなり回って夕食となった。今日の料理は牛肉のカレーソース煮のようなもの。かなり大きな肉だ。野菜にスイカ、メロン,ブドウのデザートもあり、他にもヒジキの炊いたものなど盛りだくさん。メシも食い放題。ここは始めから配膳してあり、わざわざ自分で取りに行く必要はない。さて、食べる前にヘルパーらしき者が、三つあるテーブルから代表を出してじゃんけんをして負けたところが食器洗いをするという。ざわめきが起こったが、さっき6時から食事していた組が騒いでいたのはこのためであることがわかる。Sがこの食堂にあるステレオのスピーカーはみな同じ大きさだが効果があるのかなと言う。私はオーディオには関心がないので「さあ」と言う生返事。見ると巨大な自作のスピーカーボックスで、縦2m余り、横Ⅰm位のものだが、なるほど数個あるスピーカーはみな小さなもので同じ大きさであった。食事が終わると例のじゃんけん。私のいたテーブルでは、私の向かいの女性が代表となった。幸い勝ったので大助かり。
 食事の後はフロヘ行く。ここのYHも狭い。特に狭く定員3人。それも洗い場は二人分で、背と背がくっつきそう。私がフロに行くと幸いにも誰もいない。すぐに一人入ってきて、少し遅れてSが入ってくる。狭いので彼は洗い場が空くまでずっと湯船の中にいる。ところで、私の後に入ってきた男は、話していると登山の好きな男らしい。明日行こうかと思っている利尻のYHの夜間登山について聞いて見る。彼も利尻に登ったということだったが、YHの登山ではなく仲間と登ったという。話によればそう難しい山でもなさそうで、山頂で会ったYHの登山も結構面白そうだったという。この話を聞いてか、Sは利尻の登山に乗る気になったようだ。
 フロを出て部屋に戻る。部屋の前の廊下の突き当たりにある、底板のない危険なベランダに出る窓から月が見える。何と澄んだ空だろうか。月が澄みきった空気の中で美しく輝いている。この時期京都で見ているのよりきれいで明るい感じがする。


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