静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

≪ チクリに見る 下級官僚側の政治家不信 ≫  ≪ 三権分立の本分を忌避する裁判所 ≫  ≪ 根拠なき 明日があるさ:確立せぬ原発廃棄物処理技術 ≫

2018-07-05 20:40:52 | トーク・ネットTalk Net
★ 権力の私物化、極まれり… https://mainichi.jp/articles/20180705/dde/001/070/050000c?fm=mnm

〇 文科省局長の収賄容疑。賄賂が「わが子の裏口入学」とは悪い冗談としか。      
● 裁判所の悲鳴。原発の是非の判断は「司法の役割を超えている」と大飯原発控訴審。     
▼ 政府も矢面に立つ気はないらしい。原発は「重要」だが、「低減」するというエネルギー基本計画の中途半端。
   その間にも再稼働の動きは着々と。東海第2原発にも「安全」とのお墨付き。住民の不安を置き去りにして。
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〇 このテの贈収賄は、昔なら固く隠され、外に漏れることはほぼ稀だったろう。 セクハラ絡み、忖度絡み、公文書捏造/誤魔化し消去などなど・・・。
  これらは昔からあるが、最近は上層部が隠そうと努める醜聞/不正/隠滅を実務担当者がメディアに暴くことが増えた。 政治家にオベッカを使う上司に耐えられないんだろうな。

● 「司法の役割を超えている」とは、どういう意味か? 目を丸くするしかない。 原告から問われた事に正面から向き合わず、多言を要して逃げまくることが何故許されるのだ?
  司法の判断は原発の存在是非そのものを問うのではない。 エネルギー需給における要否を聞かれているのでもない。経済的重要性ではなく、原発操業が現在考え得る人智の中で安全と
  公共の利益を損なうか否か、そこに疑念が有るならば、行政に何を促すのかを答える、それが三権分立において司法の果たすべき職責ではないのか?

▼ <原発は「重要」だが、「低減」するというエネルギー基本計画の中途半端>。 政府の”重要だ”という判断が原油輸入の不安定性に備えるのは理解する一方で、これは相変わらず
  廃棄物処理技術が未確立なままの現実に目をつぶり「うっちゃる」姿勢だ。  技術革新を漠然と信じて先延ばししつつ処理設備がパンクせぬよう、やみくもに祈るだけ。
    「だましだまし~する」という言い方があるが、日本の電力供給ポリシーは”ノー天気”そのものではないか? 
 
  何故この姿勢を続けるか?  自然エネルギーの普及促進は、既存のエネルギー・利益関連集団<原子力ムラ>の生存を脅かし、票田を失うので、「様子見」しかできないからだ。
コメント
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