★ 未婚は問題ですか?=福本容子 https://mainichi.jp/articles/20170418/dde/012/070/011000c?fm=mnm
・ 80~2000年ごろに誕生した「ミレニアル世代」に、結婚はまだいい、もういい症候群が広がっているそうだ。 この世代の多くは10代の多感な時期を
リーマン・ショック後の経済がとても厳しい中で過ごした。景気対策の大規模支出と税収減で、どの国でも借金が急増していった。
・ 若者個人のレベルでも、大学の学費や生活費をまかなうため、たくさん借金をした(しなくてはならなかった)。国の奨学金を扱う日本学生支援機構によると、
日本の学生の2・6人に1人が機構から借りていて、大学卒業時に平均343万円の借金を抱える(有利子タイプ)。負担が際立つイギリスでは、平均で
550万円にも上るそうだ。
⇒ 大學へ進学するにも<奨学金という名の借金>が2.6人に一人とは驚いた。10人に4人は奨学金返済の重荷を背負うということである。
ようやく就職できても賃金は横ばいだから利子の付いた借金は返せない。だから、結婚どころではない。 では、高卒で働き始めた人なら、奨学金の負担が
ないから早く結婚できるか? ノーノー。 元々大卒より給与は低いのだから、賃金の上がらない会社勤めで、いつになれば世帯を持てるのか?
こういう現状を<大人は身勝手である。借金だらけの世の中にしておいて、若者の結婚離れを心配する。でも彼らが気にするのは若者の幸福というより、
将来生まれてくる子の数。年金や医療費や介護費を支える人口が減るのが困るのだ。即ち、結婚=子どもの数=財政の将来>でしかない、と福本論説委員。
◆ (結婚しない vs 結婚できない)其の具体的理由は福本氏が上で述べる因果関係のもたらすものであり、単なる一過性の文化風潮などでは断じてない。
・・・伝統的家族倫理観の持ち主は、ここで ”サザエさん型家族像”を持ち出し、「道徳教育」を学校の教科にしよう、「愛国心」教育こそ人口減少防止の
一助にもなる、と言わんばかりだ。 こういう姿勢が如何にナンセンスか、読者の皆さんには釈迦に説法だろう。
* 結論: 生産人口を上げ、GDPを膨らませ、税収拡大するのに純日本人だけでは追いつかないのだから、移民導入で補完するしかない。
文化/風土/治安への心配・・・とか言っていられる余裕は既に無い!! 待ったなしなのだ。
・ 80~2000年ごろに誕生した「ミレニアル世代」に、結婚はまだいい、もういい症候群が広がっているそうだ。 この世代の多くは10代の多感な時期を
リーマン・ショック後の経済がとても厳しい中で過ごした。景気対策の大規模支出と税収減で、どの国でも借金が急増していった。
・ 若者個人のレベルでも、大学の学費や生活費をまかなうため、たくさん借金をした(しなくてはならなかった)。国の奨学金を扱う日本学生支援機構によると、
日本の学生の2・6人に1人が機構から借りていて、大学卒業時に平均343万円の借金を抱える(有利子タイプ)。負担が際立つイギリスでは、平均で
550万円にも上るそうだ。
⇒ 大學へ進学するにも<奨学金という名の借金>が2.6人に一人とは驚いた。10人に4人は奨学金返済の重荷を背負うということである。
ようやく就職できても賃金は横ばいだから利子の付いた借金は返せない。だから、結婚どころではない。 では、高卒で働き始めた人なら、奨学金の負担が
ないから早く結婚できるか? ノーノー。 元々大卒より給与は低いのだから、賃金の上がらない会社勤めで、いつになれば世帯を持てるのか?
こういう現状を<大人は身勝手である。借金だらけの世の中にしておいて、若者の結婚離れを心配する。でも彼らが気にするのは若者の幸福というより、
将来生まれてくる子の数。年金や医療費や介護費を支える人口が減るのが困るのだ。即ち、結婚=子どもの数=財政の将来>でしかない、と福本論説委員。
◆ (結婚しない vs 結婚できない)其の具体的理由は福本氏が上で述べる因果関係のもたらすものであり、単なる一過性の文化風潮などでは断じてない。
・・・伝統的家族倫理観の持ち主は、ここで ”サザエさん型家族像”を持ち出し、「道徳教育」を学校の教科にしよう、「愛国心」教育こそ人口減少防止の
一助にもなる、と言わんばかりだ。 こういう姿勢が如何にナンセンスか、読者の皆さんには釈迦に説法だろう。
* 結論: 生産人口を上げ、GDPを膨らませ、税収拡大するのに純日本人だけでは追いつかないのだから、移民導入で補完するしかない。
文化/風土/治安への心配・・・とか言っていられる余裕は既に無い!! 待ったなしなのだ。