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現代日本経済学ⅩⅩⅣⅩⅠ

2015年04月03日 | 政治経済
 中国経済は崩壊するでしょうか。「すでに崩壊した。これからはそれを確認するだけ」という意見もあります。そもそも国家破産というのは定義があいまいです。
あえて崩壊の定義を定めて「アジア通貨危機と同じ状態になったら崩壊」としてみましょう。
アジア通貨危機とは不良債権の比率が10%以上、または為替下落が30%以上となった状態です。
発展途上国、新興国は一般的に海外から資金を得て国内の開発に回します。国内で生産することによって海外輸出し、輸出が順調なら借金を返せます。
しかし輸出が曇ってくると借金返せなくなります。そして不安が上昇、借金返せるなら所持する債券を売って現地通貨をドル交換して逃げちゃえと考えます。
みんなが一斉にそう考えるとドル準備資金が足らなくなります。それは固定レートの場合に起こる問題です。
もし変動相場ならみんなが売ろうとすれば現地通貨の価値が暴落するので何とかなってしまうからです。
先日トルコは1日で14%も下落、直後に金融引き締めで1週間で回復しました。発展途上国は変動相場だと通貨価値が乱高下するのです。

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