坂本龍馬

　国家未曾有の危機の脱出にはやはり巨大な資金調達が必要なのは当然です。
明治維新の時、新制明治政府は資金をどのように調達できたのでしょうか？
初期の頃は徳川「埋蔵金があるに違いない！」として
江戸城を無血開城させ探しましたが、どう探してもお蔵の中はすっからかん。
幕府はここまで疲弊していたのかと愕然とします。
龍馬も諸藩の財閥をかけずり回りますが、新政府設立に足りるわけも無い。
そこで龍馬は太政鑑札という臨時紙幣の発行でまかなうわけですが、
新政府には債権も権威も歴史もナニも無いわけですから「紙くず」同然と
見られたらおしまいです。政府は「天皇」と言う権威にすがり
太政官札を大量発行したのです。もし税金の強制徴収に頼っていたら超デフレ状況で
一揆が多発して新政府は失敗に終わっていたでしょう。
　
　現政府は消費税値上げをしてそれを元に復興を図るようで、
「建設国債大量発行なんてしたら国際信用が無くなり、日本国債、円が大暴落する」そうです。
世界最大の国外債権を持つ国が権威を疑われる？
今の日本人なんて一揆を起こさないと思っているんでしょうね。
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8月のお知らせ・お盆休み予定
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