nokoの花図鑑

「みんなの花図鑑」に1か月あまり投稿していました。みなさまの投稿写真を見て刺激を受け、花の写真を撮りつづけます。

イトスイセン(ジョンキル)・自宅

2018年03月27日 | nokoの花図鑑
黄房スイセンです  学名:Narcissus jonquilla  科名:ヒガンバナ科 
属名:スイセン属(ナルキッスス属)  原産地:ヨーロッパ南西部〜北アフリカ
別名:ナルキッスス、ナーシサス、セッチュウカ(雪中花)
ニホンズイセンによく似た、黄色い花弁とオレンジ色の副冠の房咲き。
花つきがよく、強烈な芳香を漂わせる。2月から3月に開花。
芳香スイセンの代表格のスイセン(水仙)、ジョンキル!です 
スイセンの分類、Division7の交配親として広く親しまれているジョンキルで
ヨーロッパ南西部~北アフリカの湿った草地などに自生します。
葉はイグサのように細く鋭く、種小名はスペイン語でイグサを意味する‘junquillo’が由来だそうです。
糸のように細い葉ですので、イトスイセンと呼んでいます。
1本の花茎に、多い時は5輪程度花を付け、強烈な香りを放ちます。
フランスでは18世紀頃から香水の原料として用いられてきました。写真を撮っていても
強烈な香りで、むせるほどです。3・4cmの小さな水仙で
暖かくなると一気に咲きます。日当たりを好みます。寒さには強いです。



 

 


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ミチタネツケバナ・主人の実家

2018年03月27日 | nokoの花図鑑
学名は、Cardamine hirsute  科名:アブラナ科  属名:タネツケバナ属  和名:道種漬花  特徴:草丈20〜40cm。
タネツケバナによく似ているが、やや小型で、果実が直立して花を挟む。また、花期が少し早く、2―3月頃となる。
タネツケバナの葉は角張った感じがしますが、ミチタネツケバナの葉は丸まった形をしています。タネツケバナは越年草。ミチタネツケバナは多年草です。
ヨーロッパから東アジア原産。1992年に宮城県から日本海側にかけて侵入が報告された。関東地方など太平洋側でも見つかっており
既に広範に分布していると考えられる。道ばた、芝生、庭園などに群生する。在来の近縁種タネツケバナに非常によく似るが
果時にも根生葉が生存する、花弁の長さ2〜3mm、雄しべ数4本の花が多い開花が早いなどの点で識別できる。茎、葉は無毛。葉は羽状深裂し
小葉は広楕円形で頂葉が大きく、卵形を呈す。根生葉の小葉には柄がある。茎には葉があまりつかない。
市街地のどこでも見られるアブラナ科のタネツケバナ、実は殆どが外来種のミチタネツケバナで、在来種のタネツケバナはあまり見られません。
固体の変異があり、あるいは両者の交配?で中間的な固体があるかも知れません。
タネツケバナの茎には細かい毛が散生していますが、ミチタネツケバナは無毛です(但し根元で見られることがありました)。ルーペで見て下さい。

http://tumu-tumu-tsumura.blog.so-net.ne.jp/2013-04-20  を参考にしました。







 

葉の形は↓の写真を見て下さい。生育初期にでた株元の葉(根生葉)は、結実期になると、
タネツケバナではほとんど枯れて無くなっていますがミチタネツケバナには残っています(下図)
果実を比較すると、タネツケバナ(左)はミチタネツケバナ(右)より角度が大きく、拡がった形をしています。
http://tumu-tumu-tsumura.blog.so-net.ne.jp/2013-04-20  
「tumu-tumuツミラの掲示板」 を参考しています




   
↑ タネツケバナの葉は角張った感じがしますが、ミチタネツケバナの葉は丸まった形をしています。
しかし、これも個体差があり、分かり難いことがあります(タネツケバナの上部葉は上位葉の間違いです)。


※ アブラナ科・タネツケバナはミチタネツケバナ属以外に20種類あるそうです。興味のある方は下記のサイトから、どうぞ
   http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result21891.htm  

『いがりまさし公式サイト撮れたてドットコム』  です

























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