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【映画】 お気に入り映画6…アラビアのローレンス、美しい映像美!

2018-05-16 20:24:28 | ドラマ・映画・テレビ、芸能(人)、演劇…楽しさ、感動は人生の潤い

この映画はその映像美や雄大さが取り上げられるが、英国とアラブ民族の政治的な
暗闘に苦しんだ一青年の挫折の映画とも見る事ができる。
 
 こういう圧倒されるパワーの映画を見せつけられると我が国に"黒沢明"という
世界に伍する巨匠がいたことに感謝します。

① 概要[編集]

 実在のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスが率いた、オスマン帝国からのアラブ独立闘争(アラブ反乱)を描いた歴史映画であり、戦争映画である。日本での公開は1963年12月。

 上映時間は207分。主人公の交通事故死で幕が開く衝撃的な冒頭から、彼が失意の内にアラビアを離れる余りに悲痛な終局までを、雄大に描く。その中でも、ロレンスがマッチの火を吹き消した後に砂漠に大きな太陽が昇る場面や、地平線の彼方の蜃気楼が次第に黒い人影となるまでの3分間、敵の要塞を陥落したロレンスが、ラクダに乗って夕日が照らす海岸を悠々と歩く場面、そして延々と続く広大な白い砂漠と地平線を背景にロレンスが跨ったラクダが駆ける場面等が名シーンとされている。

 冒頭と休憩と終わりの黒画面に音楽が流れるところは、当時の映画では一般的であった 序曲、休憩、終曲である。

 オリジナル版制作から実に四半世紀以上が経過した1988年に、再編集を行って完全版が制作された。完全版の上映時間は227分。

 
 ② サイクス・ピコ協定概要
    ※ イギリス、フランス、ロシアに拠る戦後の分け前を決めた条約。この
     二枚舌外交どころか三昧舌外交が今日に至る中東の混乱を招いた原因となっている。

 1915年11月頃から 連合国側は大戦後のオスマン帝国における勢力分割について秘密裏に交渉がはじまり、イギリスのマーク・サイクスとフランスのジョルジュ=ピコによって案の作成が進められた。その後、ロシア帝国外相サゾノフも加わってペトログラードで秘密協定が結ばれた。フサインの蜂起直前の1916年5月16日のことである。内容は以下のとおり。

 シリア、アナトリア南部、イラクのモスル地区をフランスの勢力範囲とする。
シリア南部と南メソポタミア(現在のイラクの大半)をイギリスの勢力範囲とする。
黒海東南沿岸、ボスポラス海峡、ダーダネルス海峡両岸地域をロシア帝国の勢力範囲とする。

 この協定は、イギリスが中東のアラブ国家独立を約束したフサイン・マクマホン協定やイギリスがパレスチナにおけるユダヤ人居住地を明記したバルフォア宣言 (1917年11月)とイギリスが相矛盾する三枚舌外交をしたとして批判された。











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