(マラソン・競歩の札幌開催案 きょうからIOC調整委で議論)
① ""マラソン・競歩の札幌開催案 きょうからIOC調整委で議論””
2019年10月30日 6時23分 2020 運営
🏢 IOCは、暑さの厳しいカタールのドーハで行われた陸上の世界選手権でマラソンなどの多くの選手が完走できないなどの事態を受け、東京オリンピックで同じ状況が起きるのを避けたいとして、マラソンと競歩の会場を、東京より気温が低い札幌に移す案を今月になって提案し、30日から3日間、東京で行われる調整委員会で議論されます。
👩 この案をめぐっては、IOCのコーツ調整委員長がIOCとしては決定事項だと強い姿勢を示しているのに対し、小池知事は東京での実施を主張していて、双方の意見が対立しています。
👤 大会組織委員会の武藤事務総長は29日記者団に対し、「まず、議論をどのようにしていくか意見交換し、納得のいく議論をしたい」と述べました。
組織委員会は札幌で実施する場合、マラソンのコースはIOCが提案した札幌ドームを発着点とする案では一部が狭いうえ、ドームを借りられる期間も限られるなどとして、札幌市中心部の大通公園を発着点とする既存の北海道マラソンの案を最有力に課題の洗い出しを行っています。
📅 大会の開幕まで9か月を切るなか、IOCから行われた会場変更という異例の提案がどのように決着が図られるのか注目されます。