アーモーおやじ

テニスのときによく出る「アーモー」。これが口癖で、なんでも首を突っ込んでは失敗を繰り返しているじいさんの日記です。

「大阪に帰れ」と台風21号

2018-09-05 05:51:42 | Weblog
おふくろが手術して、夕方帰宅したあと、安静にしなくてはならないので、大阪には帰れないと思っていた。が、突然おふくろが
「大阪に帰れ」
ときつい一言。
台風が次の日、大阪を直撃するからである。
直前まで無理して帰るなって言っていたのに、急展開な発言に、ただただ驚いた。

術後、体に支障がなかったことと、おふくろの妹の叔母が心配して世話をしにきてくれたことから、おふくろも大阪を心配してくれたようだ。
そこから大あわてで、晩ごはんも食べずに実家を出て、東京駅午後8時発の新幹線で大阪に戻った。台風にひとりで立ち向かう覚悟をしていたかみさんもビックリである。

次の日、朝から台風に備えて、植木鉢を片付けたり、門扉を固定したりした。
台風20号のときは上郡だったので、備えを厳重にして家を出たが、今回は吹田にいるのでやや甘めの備えだった、、しかし、これは間違いだった。
台風の中心が接近してきた午後2時ごろから、猛烈な風で、家は揺れるわ、駐車場の屋根は波打つわ、道路を自販機のゴミ箱が中の空き缶を撒き散らして走るわ、今まで経験したことのない風で、命にかかわる状態とはこのことだと感じた。裏の安威川も、高潮の影響で堤防の半分くらいまで水位が上がっている。
親戚とはラインで連絡を取り合ったが、大阪市内や伊丹、豊中は停電が長く続いていた。
ダンス仲間からは、植木鉢が飛んできてガラスが割れた、恐怖で目眩がおさまらないという知らせももらった。

風がおさまってきた午後5時。後片付けで近所の人が出てきていて、お互いに安否確認をした。
街路のサルスベリの木は傾き、地震で耐えた瓦が落ちた家もあった。ただ、瓦が落ちた家の方は、家が壊れたことではなく、落ちた瓦で被害が出なかったことが何よりと言っていた。私も風の中で駐車場の屋根をロープでくくり付けたが、屋根が飛び被害が出ることが、一番怖かった。

緑道では、低木が倒れ、大枝も落ちて人も自転車も通れない。


かみさんもひとりだったら大変だったと言っている。
おふくろの「大阪に帰れ」の一言、ありがたかった。

さあ、緑道の掃除だ。負けてたまるか‼️




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