アーモーおやじ

テニスのときによく出る「アーモー」。これが口癖で、なんでも首を突っ込んでは失敗を繰り返しているじいさんの日記です。

介護の仕事で得たこと

2019-08-23 06:01:49 | Weblog
facebookの過去の思い出通知で、去年の8月22日に、介護の初任者研修が終わって免許が取れ、かみさんと居酒屋で祝杯を挙げてました。


おふくろの世話から介護の仕事につきたいと思い、前職を退職してすぐに初任者研修、自動車の二種免許、ガイドヘルパーなど、介護職に少しでも役立つ資格を取り、今年の1月9日から今の特養(特別養護老人ホーム)にお世話になりました。

自分がどれだけ出来るのか不安でしたが、それ以上に新しい仕事に対する期待でワクワクしながらの復職でした。

ただ、その期待はすぐに吹っ飛びました。特養は介護職経験のない新人には、非常に厳しいところです。
正職員さんは介助の技術もしっかりしていて、私は足手まといでしかありません。早く仕事を覚えようとすればするほど、多種多様な作業で失敗を繰り返し、怖い正職員さんに注意されてばかり。さらに肉体労働での疲れが尋常じゃありません。現場の厳しさを思い知らされました。
1週間続くだろうか? そんな不安なスタートでした。

食事介助、排泄介助、入浴介助、離床、着床では、安全に介助をするために、入所者さん個々の状況を抑える必要があります。
その個々の状況を、先輩がまとめて表にしてくれました。データベースみたいなものがあるのかと思い聞いたところ、私のためにつくってくれたとのこと。このときは、涙が出るほど嬉しかったです。と同時に、不安な状況でももう少し頑張ってみようという気持ちになりました。

今、仕事を始めて7か月が過ぎました。振り返ってみれば、職員さんたちにしても、還暦を3年前に通過したじいさん新人は扱いづらかったはずです。

このごろやっと自分を出せるようになってきました。毎日がアクシデントの連続ですが、その対応も少しは落ち着いてできるようになってきました。

もしもすぐに仕事をやめていたらどうなっていただろうか?

多分、自分を正当化する言い訳を考えて、施設や職員さんに対して文句をたらたら言っているじいさんになっていたでしょう。
やりきることが自信に繋がるんだということを、この年齢まで、わかっていませんでした。

さあ、まだまだこれからだということだな!




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