日本全国猛暑です。
我が家では、夏野菜がたくさん取れています。
敏美さんは梅干しの土用干しです。
こんな暑さに負けまいと、上郡ではセミが一斉に鳴き始めました。
1日は、夜明け前から鳴くヒグラシから始まります。
ヒグラシは、夕方、気温が低くなって鳴き、「カナカナ」という鳴き声は涼しさを呼ぶものです。しかし、薄暗い夜明けに鳴かれると、睡眠妨害でしかありません😅
そして、朝食時にはミンミンゼミが裏山で鳴きます。
ミンミンゼミは盛夏のセミです。猛暑の昨今なので、鳴き始めも早くなっているようです。ミンミンゼミは、一匹ずつ鳴いてくれる控えめのセミです。
夕方、ヒグラシより早くツクツクボウシが鳴きます。
ツクツクボウシは、夏の終わりに鳴くセミと思っていましたが、こちらも猛暑の影響で出てくるときがおかしくなっているようです。ツクツクホウシと鳴くのですが、鳴き終わりに鳴くメロディが変わるので、芸達者です。
大阪の吹田では、盛夏のときはクマゼミ天国でした。シャンシャンという鳴き声が大きく、それが何匹もいっせいに鳴くので、暑苦しい、暑苦しい😩
上郡にはクマゼミは見られません。
子ども時代の東京池袋では、セミといえばアブラゼミでした。
アブラゼミは「ジー」と鳴くセミで、地味な感じです。近くの神社で一番捕まえたセミです。このアブラゼミは上郡でも見られます。
父母の実家は、今の新潟柏崎市です。小学生のころ、毎年夏休みに行ってましたが、そこで柿の木にびっしりへばりついているのはニイニイゼミでした。
小さくてかわいいセミですが、たくさん集まると「チー、チッチ」がうるさいのなんのでした。ニイニイゼミが佐用町では見られるよ、とテニス仲間から教えてもらいました。しかし、上郡では見たことはありません。
小さな日本ですが、ヒグラシ以外のセミの種類とその分布は大きく分かれていました。気候が違っているからだと思いますが、全国的に同じような猛暑が続くと、セミも全国同じ種類だけになるかもしれません。やかましいクマゼミだけになったら嫌だなあ😢