金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

レールのように

2019年08月05日 21時12分20秒 | 日々あれこれ

寄り添い合って・・・


行くところ行くところ
エアコンや扇風機がコイツに向けて
これでもか、これでもか、

すみませんって頭が下がります。

こんなコイツのために、
阿弥陀さまに向かって吹く風はひとつもありません。
いいとこ取りのコイツの有り様、

すみません、って慚愧させていただく。


同年代のご門徒宅、
何も分からないのですって通されたご尊前は
一生懸命されたであろう御心が滲むような優しさ。

ありがとうございますって手を合わしお念仏申させていただきました。

冷たい飲み物やおしぼり、
至れり尽くせりのひと時。

お勤めを終えるとお斎まで用意しとって下さり
お言葉に甘えて沢山呼ばれたことです。

「誰かと一緒に食べる食事は美味しいですね・・・」

大切だった懐かしき人とのひと時を
思い出しておられたのかもしれません。


さあ、バリ帰ろう!
そう思いながらフッと見るメーターパネル。

見慣れないランプが点灯しています。
え~っ!マジかよ、バリ!ってひとりブツブツ。

黄色のランプですからあまり心配でもないのですが
その形状からライトの玉切れだろうって察しがついていました。

トンネルが待ち遠しく入った途端

あ~っ、左のヘッドライトが・・・


帰ってすぐ用事を済ませ
直ぐにバリを近所のディーラーへ。

ハイマウントストップライプも・・・

蛍の光程度は灯っていたとは思うのですが
これも替えることに・・・

大した雨でもなかったのですが
今日もお疲れってことで
源佐さんが相棒の牛を夕方川で洗うように
コイツもいろいろ抱えるバリを擦るように洗ったことです。

ありがとういっぱいに!
申し訳なさいっぱいに!


夕方、坊守と買い物に出掛けた時、
「アッ!虹が出てるよ!」って坊守。

大きな虹の横に薄っすらともう一筋の虹。

寄り添うように
支え合うように

阿弥陀さまがコイツに沿って一緒に居って下さるよう。

いつでも
どこでも

ひとりぼっちにはさせないよって
やさしきおはたらき。

そこに気付くとうれしくて・・・


人としても
各ありたいものです。


「僕たちはレールのように寄り添いあって生きていこう」StardustRevue


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