金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

思いがけず

2018年03月10日 19時10分45秒 | 日々あれこれ

優しくなれよ・・・


思いがけず
大好きなご門徒がお参り下さいました。

優しいお顔そのまんまの優しいお方です。
3人姉妹で大きな力となって下さいます。

「住職さん、お花をお供えして下さい!」
大きな段ボールに沢山の花。

「え~っ!いつもすみませ~ん!」
「とんでもな~い!」

そうやって3姉妹が
仏さまを
徳正寺を
そしてコイツを

護って下さいます。

「とんでもな~い!!!」
そうやっていつも微笑んで下さる。

ご家族で話されるんでしょうね、
「これ、お寺に持って行ってあげようか!」って、
きっと。

そんなこと思うとうれしくて・・・

仏さんの事なんて、
いえいえ、お寺の、
いえいえ、コイツなんて
真っ先に捨てられているような時代。
そんな時代の中でも
このようなお方がいる。

なんとそのことのこころ強さ・・・

なんにもお返しなんてできません。
ひたむきに
お念仏の道を歩ませていただくことしかできません。

いや、それこそが何よりのお返しになるんだと
坊守と話すことです。


きれいなお花をお荘厳させていただきながら
優しいお顔が浮かびます。

すれば、
こんなイガイガトゲトゲのコイツが
優しくなれていました。

ホンの束の間ですけど
優しく・・・




維持することの現実のしんどさを抱えつつも
支えてくださる力に
奮い立つようでした。


ありがとう、いっぱいです!
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