優しくなれよ・・・
思いがけず
大好きなご門徒がお参り下さいました。
優しいお顔そのまんまの優しいお方です。
3人姉妹で大きな力となって下さいます。
「住職さん、お花をお供えして下さい!」
大きな段ボールに沢山の花。
「え~っ!いつもすみませ~ん!」
「とんでもな~い!」
そうやって3姉妹が
仏さまを
徳正寺を
そしてコイツを
護って下さいます。
「とんでもな~い!!!」
そうやっていつも微笑んで下さる。
ご家族で話されるんでしょうね、
「これ、お寺に持って行ってあげようか!」って、
きっと。
そんなこと思うとうれしくて・・・
仏さんの事なんて、
いえいえ、お寺の、
いえいえ、コイツなんて
真っ先に捨てられているような時代。
そんな時代の中でも
このようなお方がいる。
なんとそのことのこころ強さ・・・
なんにもお返しなんてできません。
ひたむきに
お念仏の道を歩ませていただくことしかできません。
いや、それこそが何よりのお返しになるんだと
坊守と話すことです。
きれいなお花をお荘厳させていただきながら
優しいお顔が浮かびます。
すれば、
こんなイガイガトゲトゲのコイツが
優しくなれていました。
ホンの束の間ですけど
優しく・・・
維持することの現実のしんどさを抱えつつも
支えてくださる力に
奮い立つようでした。
ありがとう、いっぱいです!