金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

全体補導

2015年05月23日 20時24分23秒 | 日々あれこれ
気持ちのいいお方だな~・・・


夕方に校区の全体補導が行われました。
一応、補導員でしてコイツ。
もう補導員になって19年になるそうです、コイツ。
長いよな~・・・って、独り言。
いつの間にか年長さんになっていました。
でも、他のお方と交わろうとしないもんですから
殆ど知らないお方ばかりでして・・・

今日は、年に一度の全体補導です。
いつもは班毎に補導巡回するのですが、
毎年この時期に一度全体で見回ります。

不規則な生活ですので皆さんご理解を頂いています。
会長や班長も避けて下さり
一補導員として参加させていただいています。

車でのパトロール。
コイツは会長さんの車に乗せていただいたことです。
同年代のお方でしょうか、
否、もっとお若いのでしょうか、
物言いの穏やかな雰囲気のいいお方です。

各ありたい・・・そう思わせるお方でした。

コイツにとって第一印象ってもの凄く重いのです。
第一印象が悪いと思いっきり距離を置いてしまいます。
コイツの悪い癖・・・

友だち、知り合い、寺関係、布教使・・・
皆そんな感じなのです。
第一印象が悪いと思いっきり線引っ張っちゃいますから。

人生の先輩であっても
恥ずかしいよな~・・・
みっともないよな~・・・って思うと
触れようとは思いません。
一応、それなりに齢重ねていますからそれなりの対応はしますけど
交わろうとは思いません。

年下においても
ものの言いようが分かってない人には
話しをしようとも思いません。

よく思うんですけど
僧侶が人生の先輩に向かって話す態度。
どれだけ勉強されているか知りませんが
何か、覚りきって上からモノ言う態度に触れると堪らなくなります。

阿弥陀さまの前では皆平等、
三門潜れば上下関係ないのかもしれませんが
その歳相応の話し方ってあると思うのです、コイツ。

お寺の子、
大事大事で育てられると勘違いした立ち方になるのではないかって人に多く出会います。
コイツもそうなんでしょうけど
他人の姿を見ながらテメエの姿見んといけんですよね。

お前、それでいいのか!ってテメエを見つめさせていただきます。

ご門徒ってありがたいですから
どんなに上からの態度でもにこやかに聞いて下さいますけど・・・

コイツの基準は恩師の話し方・・・

この恩師に出会わなかったら
コイツも上からモノ言う姿になっていたろうと思うのです。
心はいつも偉そうなまんまですから・・・
何の力もないのに偉そうなまんま・・・
だから、
恩師のように接しているつもりでも
ホンマのコイツが出ていることばかりかもしれません。

そう思うと辛抱して下さるご門徒のありがたことか・・・

補導委員の会長でありながら
人生の先輩方に対する態度、話し方の爽やかさに
頭が下がるコイツでした。

新聞にも出ていました、
人の話を聞くって第一印象で決まるそうです。
態度が悪いと話なんて入って来ないそうです。

思いっきり頷くコイツ。

あなたどうですか・・・
それでいいと思っていますか・・・
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