こんなにも・・・
数日前に開花宣言の宇和島。
今日、松山で正式に開花宣言。
ラジオではその話題で持ち切り。
宇和島は２０度越えだとか・・・
でも、またすぐに寒くなるようでして
お気を付けください。
過去のブログでは満開の桜花。
坊守の美味しいお弁当を広げながら
花より団子の親子がいました。
ま～るく咲くねって娘・・・
優しい顔で
手に優しい形を作りながら言っていました。
そうそう、そんなこと言ってたなって
すっかり今年も忘れていたコイツ。
優しい言葉です。
１０冊ほどですけど持参させていただく浄土三部経のお経本。
お勤めの準備が整うと
鞄から取り出しご案内させていただきます。
「よかったら一緒にお経本、開いてみてください。」
ご縁が終わると鞄の上にお経本を重ねて下さいます。
最近ではその鞄の中に収めて下さるご門徒もいたりします。
有り難いな～って思います。
大袈裟な話なのですが
この鞄に収めるにはちょっとしたコツが・・・
っていっても
５冊ずつを縦に２列に入れるだけなのです。
以前は若干の余裕があったのですが
コイツが口下手なばっかりに
無理を言って作ってもらったお経敷、
これとセットになっているためにギチギチ状態。
ちょっと互い違いにするといいのですが・・・
そんな状態だからでしょう、
お経敷きが破れてしまいます。
ご門徒が作って下さった布製のお経敷は柔軟ですが
お経敷きの味わいを書いてくれている紙製はどうしても弱いですね。
ご縁終わり仕舞う時に指先に触れる破れた傷の感覚・・・
あ～、酷くなっているよな～・・・
修復してやらなければ・・・
不器用なコイツのすること、
修復って言うほどのものではありません。
単にセロテープを貼り付けるほどのことです。
ジ～～～～～
バリ！
ペタペタペタペタ
傷跡に触れながら
暫し、坊守が書いてくれた文言を読む。
有り難いような～
ようこそ、ようこそ。
コイツが言えば済むことを
ようこそ
お前も願生って
このひと時を支えてくれるような～。
お釈迦さまのみ教えを、
ご門徒の涙を、
ありがとう。
みんな、みんな
ま～るく咲ける今日でありたいですね。
明日には散るのですから・・・
