病気発症の主要な原因である傷害の修復促進や、病気の原因となっている一部組織の機能低下を回復させるということは、人工透析を必要とするほどの腎臓病に限らず、病気全般に於いて、その治療の極めて有力な方法・手段となりうるはずのものです。
この治療に於ける極めて肝心な手段であるものを、現代医療はほんのごく一部しか活用していないと私は考えております。
したがって、これでは、芳しい治癒成果が上げられないの . . . 本文を読む
人気「アゲ嬢」純恋さん、21歳の死(スポーツニッポン) - goo ニュース
本日上記のようなニュースが入りました。
亡くなられた方は21歳で、人気モデルのお一人だったそうです。彼女のブログを覗いてみましたところ、非常に痩せた今時風の容貌の女性でありました。
今日は、“痩せていること”イコール“美しいこと”という思い込みが若い女性の間には強く存在するようです。
ただし、痩せていることが . . . 本文を読む
人工透析は、腎臓の濾過器としての機能低下が何らかの原因で起こります。そこで、このままの状態を放置すると、体の外に排出すべき老廃物と呼ばれる毒性を持つ物質の血中濃度が高まり、健康・生命の維持に支障を生じてしまいますことから、腎臓の代役としての機能を持つ人工的な装置によって老廃物を濾過して除去するのです。
したがって、人工透析は医療行為ではありますが、病気を治す治療行為では無いのです。
というこ . . . 本文を読む
病気(ことに慢性病)を治癒する方策に関しましては、このブログでもだいぶ以前に記したことがあります。再度記してみることとしましょう。
病気とは或る何らかの原因が加わって起こる結果としての現象です。そこで、病気治癒の方法として考えられる主要なものを以下に列記してみます。
一つには、病気の原因を取り除くということが肝心であり、これがなされねば速やかな治癒はなかなか望めません。
また、一つには、 . . . 本文を読む
このように、自己免疫を生ずる“普通のカゼ”による組織(今問題として採り上げておりますのは腎臓)傷害は、非常に短時間の間に起こりますが、傷害の程度は極めて高度であります。
それに対して糖尿病による傷害は、その多くは数十年という長期にわたる僅かづつのものであります。すなわち、“チリも積もれば山となる”式に傷害が進行・累積し、或る日閾値(いきち)に達して初めて症状が発現するのです。
このように両 . . . 本文を読む
やっぱり「ちょい太」、やせ形より7年長生き…厚労省調査6月10日14時32分配信 読売新聞
昨日上記しましたようなニュースが入りました。なお、このような内容の情報に関しましては、かなり以前より繰り返し述べられてきているものです。
ところで、山奥に“仙人”と呼ばれる非常に高齢の方が棲(す)んでおられて、優れた知識や特殊な技能を持たれているというような話があります。仙人などと呼ばれる人は、物語や . . . 本文を読む
<国民壊?保険>/1 家計思い受診拒んだ妻 2009年6月8日(月)13:00
<国民壊?保険>/2 高額なベッドタウン
2009年6月9日(火)13:00
本日上記しましたようなニュースが入りました。
これらのニュースの内容をお読み頂けば、私がこのブログで、将来の日本ではこのままでは大半の者が医療を受けられなくなると極めて危惧していることなどに関して、140回近く述べてきておりますが、 . . . 本文を読む
この普通のカゼの高熱罹患時には、元来は自らの組織の一部がごく僅かに変化したものを異物(抗原)と体は認識して、これをやっつけるための抗体を産生することが起こります。
ところが非常に具合が悪いことに、その際の抗原(いわゆる敵と呼びうるもの)が元来自らの体の組織の一部であるため、その敵を抗体は攻撃するのですが、敵と味方とが極めて酷似しているため、自らの正常な組織をも誤って攻撃してしまうということが起 . . . 本文を読む
すなわち、上記しました大工さんの場合の腎臓傷害は、普通のカゼ罹患に伴って生ずる自己免疫を引き起こすアレルギーが原因でありました(現代医学に於いても、カゼの高熱罹患に際して、高度の腎臓障害の起こるということは周知の事実であるのです。ただ、その際の発症に至る詳細なメカニズムなど、私どもの普通のカゼの研究成果のレベルまでは、今日に至っても医学界は解明できずにおります)。
アレルギーとは抗原抗体反応 . . . 本文を読む
透析に至る腎臓病を生ずる原因としては、大きくは2つあると私は考えております。
一つは、“普通のカゼ(このものに関して詳しくは私著書『医療革命』をご参照下さい)”の罹患に伴って生ずる、自己免疫のアレルギー性傷害によるものです。以前は、人工透析患者の過半がこのタイプによるものであったと私は判断しております。
もう一つは、糖尿病の合併症としての腎臓病が重篤化して人工透析を必要とするに至るもので、こ . . . 本文を読む
患者本人並びにその家族と医師たちとの間に存在する医療に対する意識の大きなギャップは、治療がうまく成果の上がらなかった場合、言葉や暴力で医療現場を混乱させるいわゆる「モンスターペイシェント」の出現などを生み出すこととなっているようです。ことに患者さんが亡くなられるような事態に至った際には、この意識の差が主要な原因となって、裁判沙汰など大きなトラブルにまでなるケースもあるようです。
もちろんすべ . . . 本文を読む
我が国では近年、糖尿病が5年間で36%という物凄い増加傾向にあるということは、今日の日本人の生活環境がこの病気を非常に招きやすいものに変わってきていることを如実に物語る統計成績であると判断できます。
ところで、戦前の昭和前半期、明治・大正時代に於いては、糖尿病は“贅沢病”と呼ばれておりました。
この時代には、貧富の差は大きく、極めて少数のお金持ちと、それ以外の大多数の貧乏人に二分されており . . . 本文を読む
人工透析という処置は、率直に申し上げますと、治療を目的したものでは無く、生命の維持をもっぱら目的として行われている医療行為です。
腎臓の血液中の老廃物の濾(ろ)過器としての能力に支障が生じますと、小水による老廃物の排出が極めて非効率となります。当然、老廃物の血液中の濃度は上昇し、専門用語で“尿毒症”と呼ばれる各種の症状が起こってくることになります。
腎臓という排せつ臓器には、一日約200リッ . . . 本文を読む
ところで、繰り返し述べてきておりますことですが、医学界は慢性病の根本原因を明らかとすることができておりません。したがって、原因が解明されて初めて可能な、素晴らしい治癒効果を持つ根本療法を医師たちはいまだ行えずにおります。当然、治癒の主要な手段は、芳しい治癒効果の望めない“対症療法”と呼ばれるものとなります。
このようなものが現在の医療の実状でありますから、患者さん並びにその家族は、極めて医療に . . . 本文を読む
医師という職業に対しては、金銭的に裕福であるというイメージを感じている人々が大半であると私は推察します。
実際の医師たち(勤務医をも含めて)の平均収入は、サラリーマンの平均的給与のほぼ2.5倍ぐらいなのでしょうか? そして、開業医の収入は勤務医より、たぶん倍以上であるのだろうと推測します(このような経済的なデータに私は詳しくありませんので、関心ある方はご自分でお調べ下さい)。
その金額が貰い . . . 本文を読む