1977年にアメリカ合衆国議会上院の栄養問題特別委員会(マクガバン委員会)で得られた結論の要約は、“現代病増加の根本原因は、その食生活の誤りにある。したがって、この食生活内容を改善しない限り現代病は治瘉させえない。現代病に対しては、薬(化学薬品)は無力である”というものであります。
この結論の概要は、私どもの研究成果からみても大いに賛同できるものでありますことを再三記して参りました。
近年 . . . 本文を読む
3.に関しましても、原因(原因物質)の正体が解明されないと、十分に的確かつ効果的な対抗手段をとることができません。
例えば、心臓発作あるいは脳卒中発作発症時の症状は極めて激烈です。
もちろん、医師はこれら発作時にその症状に対する対症療法の処置をとります。
ただ、その場合にも、原因の正体が明らかとなっているか否かによって、どのような時期にどのような処置をすべきであるかの選択・決定に当然かなり . . . 本文を読む
医学部定員5割増、厚労省検討会が医師不足解消へ目標(読売新聞) - goo ニュース
本日上記のようなニュースが入りました。
近年、「医師の数が足りない、足りない」と言われる声が段々大きくなって、その結果このような改革が行われることとなったわけです。
高齢化社会を迎えつつある今日、医師の数を増やすことも結構ですが、なぜこのようなことをせざるを得なくなってきたのかを考えました時、もう少し良 . . . 本文を読む
先に、同名タイトルの⑰で、病気ことに慢性病の治療の際行うべき処置として、以下の事項を記しました。
1. 病気の原因を速やかに取り除くこと。
2. 病気の原因が再度生じないようにすること。
3. 病気の原因によってもたらされる各種の障害に対する処置を行うこと。
4. 体の機能を高めること(細胞の賦活・動脈硬化の治癒、適度な運動など)
1.に関しましては、原因が体内に存在したままでは、病気の速や . . . 本文を読む
病気というものは、その原因が解明されると、これに対処するにはどうすべきかを焦点を絞って集中的に研究することが可能になります。したがって、その効果的な対処の方法・手段を短期間の中で見つけることができて、その治癒率は飛躍的に向上します。
そして同時に、もちろんその治療処置の内容は、原因解明前のそれと比べ大幅な変化が必然的に生じます。
そのことは、以下に示す事実から窺い知ることができます。
か . . . 本文を読む
医師会などは、上記しましたような慢性病の根本原因に対処する行為を、医療行為に当たるとして、これを行なってはいけないと妨害する行動に出るかも知れません(一部では、すでにそのような動きがあるように私は耳にしております)。
ただ、医学界がこのような治療処置を、極めて長い年月ごく一部の診療科の医師以外はほとんど行なってきていないという事実を私どもは知っております。
また、近年は、例えば危急時に救急 . . . 本文を読む
病気を治癒する際に行う事項は以下のものが考えられると私は考えております。
① 病気の原因を速やかに取り除くこと。
② 病気の原因が再度生じないようにすること。
③ 病気の原因によってもたらされる各種の障害に対する処置を行うこと。
④ 体の機能を高めること(細胞の賦活・動脈硬化の治癒、適度な運動など)
そのほかにも幾つかあると思われますが、今思いつきませんので思いついたものだけを記しまし . . . 本文を読む
西濃運輸健保が解散、「高齢者」負担増に耐えきれず(読売新聞) - goo ニュース
本日、上記のようなニュースが入りました。
高齢化社会を迎えつつある今、我が国では慢性病が蔓延し、かつ、その症状の重篤化する患者が増えております。
高齢となるほど体の機能は衰えますので、病気に罹患する確率は高くなります。したがって、医療費が多額必要となりますので、健康保険料も多く収めなければならなくなります . . . 本文を読む
慢性病が蔓延し、その症状の増悪化が生じましたことの責任は、個々人、医師、政府行政機関それぞれにあると私は判断しています。
医師乃至医学界は、それについての研究を行い正確な情報を得る努力をし、その理論に基づいた医療を行なうことです。ただ、慢性病の根本原因を未解明としている現状では、速やかかつ効果的な対処を行うことができず、実際、芳しい治癒成果を上げることができずにおります。
監督官庁は、その . . . 本文を読む
循環器系疾患発作の心臓発作あるいは脳卒中発作は、その発症の様相が突発的であり、なおかつ、かなり短時間の中に症状が進行し、死亡に至る確率も高いものとして知られております。
また、例え生命を奪われるまでの事態とはならなくても、半身不随や言語障害等々、非常に重い後遺症に苦しむこととなったり、時にはこのことがきっかけとなり寝たきりの生活となってしまう確率も高いのです。
ところが、これらの病気の根本 . . . 本文を読む
私は、慢性病の治療に関しては、医師に掛かる前にできることが非常にたくさんあると考えています。
理想的には食生活の改革を行うことです。
もちろん、今までも食生活改革ということは言われ続けてきておりましたのに、実行されているのはごく一部の方々のみでした。すなわち、食べ物の美味しさなどの誘惑に負けてしまい、節制を守れる人はごく僅かでありました。
ただ、病気の原因が解明されていない状態では、伝え . . . 本文を読む
なお、病気の種類によっては、その病気を治すためには十分量の薬剤が必要となるケースもあります。
しかし、医療費が巨大化しすぎているような現状では、政府はどうにか医療費の増加を抑制しようとする政策をとります。
すなわち、健康保険制度で、或る期間内に一人の患者に使用することのできる薬剤の量に制限を設けるのです。
ただ、このような制限を制度として設けても、患者の病状は様々ですから、この制限内では治 . . . 本文を読む
すなわち、医療の内容は、病気の原因を解消(場合によっては、緩和〔寛解〕)するものであるか否かが極めて大きな問題です。
病気の原因を解消するためのものか、あるいは、ただ単に苦痛に感ずる症状の一時的な緩和を図る為のその場しのぎの方策かによって、得られる成果に極めて大きな差異が生じます。
医療費が巨額化するままに放置するのでは無く、病気の原因に対する治療、すなわち、根本療法が行なえるようになること . . . 本文を読む
したがって、高血圧症に対して、ただ血圧降下剤を処方して出しただけでは、この病気を治療したということにはならないわけです。
ただし、もちろん、高血圧症の中にも、その症状を招くに至る原因が色々と異なりますので、中には血圧降下剤を服用し続けなければならない種類の高血圧症もあるとは私も思いますが・・・。
しかし、高血圧症の大半は動脈硬化が原因となって起こる病気であるのです。
そこで、動脈硬化を治 . . . 本文を読む
現在の医療は、もちろん病気を治すことを目標として行われています。
ただ、実際行なっていることは、治すのを目標としたものではないものである場合が多いようなのです(この表現は微妙なものでありますが、勘違いをされないようお願いしたいと私は思っております)。
例えば、血圧値が正常値と呼ばれる数値よりかなり高い高血圧症患者は、現在3000万人をかなりオーバーするほど我が国にはおられます。
血圧値が . . . 本文を読む