横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

開業医は「楽」でも「もうけ過ぎ」でもない・・・!?④

2009-06-06 21:20:21 | Weblog
 患者本人並びにその家族と医師たちとの間に存在する医療に対する意識の大きなギャップは、治療がうまく成果の上がらなかった場合、言葉や暴力で医療現場を混乱させるいわゆる「モンスターペイシェント」の出現などを生み出すこととなっているようです。ことに患者さんが亡くなられるような事態に至った際には、この意識の差が主要な原因となって、裁判沙汰など大きなトラブルにまでなるケースもあるようです。

 もちろんすべての診療科に於いて医療が進歩していないというわけではありません。しかし、慢性病を扱う内科領域は、医学界ですら慢性病の原因が未解明であるとしていることもあって、効果的な治療手段を持てずにおりますため、芳しい治癒成果を挙げられずにおります。
 このような状態を、何らかの疑問を抱くという時間的な余裕も持つことすらできず(医師たちの中で、自らが行っている医療が十分成果の上がらぬことに疑問を抱かれる方は多いことと推測されます。しかしこれは、個人医ではいかんともしがたい力の及ばぬことであります。したがって、何とか進歩した医学研究成果の出現を切実に心待ちしているというのが実態であろうと私は推測しております)、とにかく目前の患者さんの診療に追われていて、無我夢中で過ごしている者たちが大半であるのでしょう。
 しかし、先に申し述べましたように、官僚の卵たちは意外に速やかに初心を忘れてしまう者たちが多いようですが、病気に苦しむ人々を救いたいという、人間にとって最も大切な生命を守りたいという動機で医師を志した者たちにとっては、初期の夢と現実との間に存在するギャップが、知らず知らずのうちに彼らに大きなストレスをもたらしているに違いないと私は推測しております。