横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

座して死を待つのか? それとも・・・その70

2008-06-30 21:13:07 | Weblog
 私は、経済的な方面に関してはかなり疎いのですが、近年の日本の企業はかなり努力をして頑張っていると強く感じます。  日本の企業としての典型的な成功例は数多くあります。中でも、㈱トヨタ自動車の成功ぶりは素晴らしいものがあります。  トヨタの成功は、無駄を省き、生産効率を上げることを徹底した成果として知られております。  この自動車の製造は、人間の生理・健康などと相当に離れた分野の事柄ではありますが、 . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その69

2008-06-29 10:30:31 | Weblog
 ただ、日本人独特の習性であるのか?この点は私にも良く判りませんが、概して薬好きな人が多いようなのです。薬及び医師に対する信頼が高く(これらの信頼が低いようでは困るわけですが)、受診し薬を貰うだけで半分治ったかのごとく安心される方が多いようです。  日本の医師と外国の医師の違いとして、処方して出される薬の種類数にかなりの差異のあることが言われています。  日本人の医師の方が一人の患者に処方する薬 . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その68

2008-06-28 11:05:55 | Weblog
 病気の原因に作用せず、症状の緩和を目指すだけの薬では、芳しい病気の治癒成果の上がらないのは当然です。  そして、このような対価効率の悪い医療では、医療費はかさむ一方、完治する者の数は少しであることになります。  すなわち、治りきらぬ患者が次々と溜まることとなり、医療を求める者の数は増える一方となるのです(このような悪循環を放置したまま、医師の数が足りないから医学部入学者数の制限枠を取り払う決定の . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その67

2008-06-27 20:31:37 | Weblog
 慢性病罹患者数の激増の原因の一つとして、近年の日本人の食生活を中心とする生活環境の改悪があることは、あらゆる角度から見て明らかです。  ところで、この他にもう一つこのことに関する大きな原因が存在すると私は考えています。  それは、現代医学が慢性諸病の原因を未解明だとしておりますため、病気に対して理詰めの治療方法を十分持つことができずにいることです。  何らかの種類の慢性病に罹患して医師に受診し . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その66

2008-06-24 21:34:30 | Weblog
 近年の我が国の慢性病罹患者数の増加ぶりは急激です。  このような事態を招いた主要因は、我が国の経済的な発展と、それに伴って生じた人々の意識の変化にあると私は考えています。  なお、経済的に豊かになることはもちろん非常に結構なことだと私も思います。  ただ、この世の中にはあらゆる面に於いて、過度に走ることを抑制し、そのバランスをとるように作用するメカニズムが存在するのでは無かろうかと私は感じてい . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その65

2008-06-20 10:35:42 | Weblog
 6月8日(日曜日)の朝日新聞朝刊3面に、“医療再生へ 選択の時”というタイトルのコラム記事として、“英国 どん底から改革”という記事が掲載されました。  内容の出だしの部分は以下の通りです。 一時期は医療崩壊に直面した英国が、いま再建を果たしつつある。 英国は医療費の上昇を抑えた結果、90年代前半には国民の不満が高まり社会問題となった。外来患者なら診察まで半年待ち、入院患者なら2年間待ちが当 . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その64

2008-06-19 15:47:10 | Weblog
 政府はこれまで、医師の数を長年抑制する施策をとってきたのですが、今後増やすことに方針転換した旨の記事が、本日の新聞朝刊の第一面に掲載されました。  世界的に見た場合、日本では医師の数が人口比率でかなり少ないということがその方針転換の主要な根拠となっているようです。  他国に比べ医師の数が少ないという理由説明は、一見非常に理が通っているように感ぜられます。しかし私は、このようなことでの比較は元来 . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その63

2008-06-17 19:56:33 | Weblog
 もう一つは、人々が、健康・生命の維持に望ましくなく、病気の罠に陥りやすくするような食品を好む傾向が、なぜか極めて皮肉なことにあるのです。すなわち、このような食品はその味が非常に魅惑的で、魅力あふれるものが多いのです。  例えば、約半世紀ほど前の、私が子供の時代には、肉は高価な食品でありました。そのため、ごくたまにすき焼き(ただし、私の家は父が医者ではあってももっぱら研究に明け暮れしておりました . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その62

2008-06-16 17:59:17 | Weblog
 ただ、問題は、その食事の量並びに質の節制がなかなか思い通りに人々は実践されないということです。  なお、このことには、主には三つの原因があるのではと私は考えております。  一つには、なぜその節制が必要であるのかという理由を、人々が良く理解できないでいるということがあると考えられます。  この点に関しましては、私どもの研究成果である酸性腐敗便学説(詳しくは私著『医療革命』をご参照下さい)をお読み . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その61

2008-06-15 14:36:37 | Weblog
 先に、戦時中には慢性病罹患者が激減したと推察されることをこのブログに記しました。  もちろん、今次大戦時、日本の場合には、食料が配給制となるなど、食べ物が量的・質的に極めて制限される状態が起こったわけです。また、精神的にも極めて緊張した状態となったわけですから、極めて特殊な事態です。  これと類似の事態の到来を望むことは、今日では不可能です。  ただ、これほどでは無いまでも、食事の量並びに質の . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その60

2008-06-14 10:48:47 | Weblog
 後期高齢者医療保険制度を制定してはみたものの、この制度が人々ことにお年寄りたちに極めて評判が悪く、自民党はこのままでは選挙を戦えないと、その手直しをどうすべきかに苦慮しているようです。  一方、野党は、後期高齢者医療保険制度の廃止で来るべき選挙が有利に戦えると、数的有利な立場にある参議院で廃止法案を可決成立させました。  ただ、与党にせよ野党にせよ、成立させても地獄、廃止させても地獄ということは . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その59

2008-06-13 13:53:51 | Weblog
 食生活の改革が慢性病の根本療法であることは、その効果を実体験されている数多くの方がおられます。  また、医学の研究者たちの結論も、“慢性病の原因は累積的な食生活の誤りにある”というものに収束しています。  このように、厳密な点までは原因解明がなされていないと思い込まれてはおりますものの、大まかなものではあれ結論は得られているわけです。  その結論にしたがった食生活を行えば、慢性病罹患者の大幅な . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その58

2008-06-09 20:54:05 | Weblog
 こと慢性病に関しては、外科的な処置を必要とする以外の事に関しては、主治医は自分自身なのだということを個々人が強く自覚しなければならないと私は考えております。  日本人の大半は、病気になったら医師任せが当たり前としております。しかし、慢性病に関しては、自ら積極的に適切な知識を得て、節制する努力が必要であるということを知る必要があると私は考えています。  例えば、人間(人間に飼われているペット)以 . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その57

2008-06-08 15:27:55 | Weblog
 医療費抑制の一つの方法・手段としては、食事の量と質の節制があります。  この食生活改革は、慢性病の予防・治癒に極めて極めて顕著な効果あるものであると私は確信しております。  実際、このことを裏付ける実例は、過去に於いても様々なものがあります。  例えば卑近な例では、今次大戦の際に病気罹患者は激減したという事実があります(なお、戦時中は統計成績がとられておりません。そのため推測して判断するしかあ . . . 本文を読む

座して死を待つのか? それとも・・・その56

2008-06-07 10:48:21 | Weblog
 医療並びに介護に要する費用は、年々増加の一途をたどっています。  現在、医療費は年間三十数兆円ほどでありましょう。そして、約20年後には、年間の死亡者総数が現在の1.5倍ほどになると予測されています(したがって、医療費も増加して2倍近くになると厚生労働省は予測しております)。  国は終末期をそれぞれの家で迎えるようにという方針を立てております。  しかし、現在でさえ、老々介護などによる悲惨な事 . . . 本文を読む