横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

透析に関するご質問に対してのお答え⑥

2009-06-13 15:07:00 | Weblog
 病気(ことに慢性病)を治癒する方策に関しましては、このブログでもだいぶ以前に記したことがあります。再度記してみることとしましょう。
 病気とは或る何らかの原因が加わって起こる結果としての現象です。そこで、病気治癒の方法として考えられる主要なものを以下に列記してみます。

 一つには、病気の原因を取り除くということが肝心であり、これがなされねば速やかな治癒はなかなか望めません。
 また、一つには、病気の原因が再度生ずることが無いよう手を打つことがなされねばなりません。
 また、一つには、病気の原因によってもたらされた傷害など、一部組織の機能低下をもたらす状態を修復する処置のなされる必要があります。例えば、傷害の修復を促進させることや、生命活動の基盤である個々の細胞の賦活化などです。
 まだこの他にもあると思われますが、今思いつくことができませんので、過去の同類の項目の記述をお読み下さい。

 慢性病にかかわらず、病気治療にとって最も肝心なのは、病気の原因が明らかとされることであります。これは、伝染病の諸病が、その原因が解明されて以降、劇的に減少させることができましたことからも窺い知ることができます。
 透析が必要とされる腎臓病を引き起こす要因である“普通のカゼ”及び糖尿病も、原因解明が十分なされていないものの一つであります(ただ、糖尿病に関しましては、かなりの程度その発症原因が明らかにされていると私は考えております)。
 病気の治療に於いて芳しい成果が得られぬことの主要な元凶が、その病気という結果をもたらす原因が未解明であることにあることは明らかなのです。