横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

年金が、医療・介護費用で消えてしまう !⑤

2008-10-31 21:02:25 | Weblog
 “予防医学”と言いますと、伝染病に対するものが知られています。  伝染病は、ご承知の通り、病原性を持った微生物の感染・増殖が原因の病気であることが解明されました。  これに対しては、体が元来持つ防御機構である免疫を利用した予防接種や、抗生物質の服用により極めて顕著な効果を上げることができるようになりました。  結核などの例を見れば良く判りますが、“死病”と呼ばれる存在であったものが、治癒しうる病 . . . 本文を読む

最近の食料高騰について その功罪⑤

2008-10-31 15:06:33 | Weblog
 水の枯渇から食糧生産が顕著に減少する事態となった場合に、どんなことの起こることが予測されるでしょうか?  当然、穀物・大豆・飼料の価格の非常な高騰が起こることでしょう。  そして、酪農で飼料を家畜に食べさせて肉を生産した場合に、飼料から肉が作られることの歩留まりは1割ほどであります。  したがって、酪農は極めて水を大量消費する産業ですので、その経営が極めて困難になるであろうことが予測できます。 . . . 本文を読む

年金が、医療・介護費用で消えてしまう !④

2008-10-30 21:25:23 | Weblog
 病気の原因が解明されると医療の世界はどのように変わるでしょうか?  次の諸事項が大幅に改革されると判断されます。  先ず、極めて治癒効果の悪い従来の対症療法に代わって、根本療法を医師は行えるようになります。  すると、病気の治癒は速やかとなり、治癒率も格段に向上します。従来の医療では救えなかった患者さんも助けられるようになりますし、後遺症なども軽度で済ますことが可能となります。  それよりも . . . 本文を読む

最近の食料高騰について その功罪④

2008-10-30 08:43:04 | Weblog
 ところで、アメリカ合衆国の中西部は、世界の穀倉地帯とも言うべきところで、トウモロコシ、大豆、小麦他の作物を多量に生産しております。  植物の生育には水が当然必要で、この地域でも多量の水を使用しています。そして、その水源は地下水を汲み上げたものであります。  この地下水は、氷河期時代からの氷が解けてこの地域の地下に貯まっていたものであるのです。  この水があと20年余で底をつく可能性が出てきている . . . 本文を読む

欲望それは、人間に進歩と破滅をもたらす根源④

2008-10-29 20:39:14 | Weblog
 また、炎症を伴う病気の場合には、炎症は傷がたくさん生ずる状態でありますから、その傷の修復の素材を必要としますので、栄養摂取が必要となります。  ただし、このような病気の病人の場合には、ケガなどの病人とは異なり、体力的にはかなり低下している状態にある者も多くおられます。したがって、消化に十分気をつける必要があります。消化不良が起こると酸性腐敗便(このものに関して詳しくは『医療革命』というタイトルの . . . 本文を読む

年金が、医療・介護費用で消えてしまう !④

2008-10-29 08:25:57 | Weblog
 残念ながら私は現在もなお、社会的にはまったく無名の研究者です(ただし、私の研究成果の根幹部分は私の父・横田良助(医学博士、医師)が努力して得たものです。父は、若気の至りで組織を飛び出すことさえ無ければ、日本(乃至は世界)の基礎医学界をリードする一人に成れた学者であると私は強く確信致しております)。  したがって、世界中の著名な医学研究者たちが非常に長い年月、競って努力しているにもかかわらず、いま . . . 本文を読む

欲望それは、人間に進歩と破滅をもたらす根源④

2008-10-28 21:52:40 | Weblog
 病気になった場合に、“食べないと体が弱って病気に負けてしまう”というような判断が今もなお多くの人々に信奉されています。  この判断は、患者さんがガリガリにやせ細っているような方の場合は別として、慢性病の治療に於いては常に、病時に厳しい食事節制を行うべきだと、酸性腐敗便(このものに関して詳しくは『医療革命』というタイトルの著書をご参照下さい)学説の観点から私は結論しております。  ただし、このよ . . . 本文を読む

最近の食料高騰について その功罪③

2008-10-28 08:42:15 | Weblog
 近年、石油資源の枯渇ということが非常に注目を浴びておりますが、水という基本的な物質も資源の枯渇ということが危惧されるようになってきています。  日本の場合には、周囲が海に囲まれた島国で、降水量もかなり多く、水はタダで豊富に得られるものだという感覚があります。  したがって、他の国はいざしらず、日本が水に関して不自由することは無いと私もつい最近まで思っておりました。  ところが、日本はご承知の通 . . . 本文を読む

年金が、医療・介護費用で消えてしまう !③

2008-10-27 23:15:30 | Weblog
 医療が現在とさして変わらぬ程度の進歩の状態であった場合の今から10余年後は、これまでの常識を遥かに越えた事態におちいることになるであろうと私は予測するのです。  経済的な負担の増加はもちろんですが、患者数の大幅な増加により医療現場は極めて混乱した状態におちいる可能性が高いと推測します(救急搬送などのトラブルは常態化すると予測されます。それどころか、健康保険制度が破綻をきたしているかも知れません) . . . 本文を読む

最近の食料高騰について その功罪②

2008-10-27 11:25:10 | Weblog
 先月16日に上記タイトルで記しました続きを書きます。  日本人の食生活の内容は、ここ約半世紀の間に、それ以前とは比較できないほどの大きな変貌を遂げました。  物が豊かになったことは良いことであると感ぜられることではあります。しかし、その食生活の変化の方向としては、非常に悪い方向に変化したと言いうると思います。  ことに慢性病の罹患率、死亡率などの統計グラフと、食生活の変化のグラフとを重ね合わせ . . . 本文を読む

出産前後に妊娠中毒症・脳卒中発作が起こりやすいことの原因④

2008-10-26 19:20:26 | Weblog
舛添厚労相と石原知事が火花 妊婦死亡責任めぐり応酬(朝日新聞) - goo ニュース    昨日上記のようなニュースが入りました。  この度の救急搬送のもたつきからの妊婦死亡事件に関して、厚生労働大臣と都知事とが責任のなすりあいの泥仕合を演じているとのニュースです。  各々高い見識などを必要とする責任あるポストに就いている人が、何を考えて今責任のなすりあいをしているのやらと思わずにはいられません。 . . . 本文を読む

欲望それは、人間に進歩と破滅をもたらす根源③

2008-10-26 11:57:41 | Weblog
 “栄枯盛衰”ほか、色々な言葉で人間の世の中の移り変わりが表現されてきています。  長く栄えたものはとかく、やがて驕り高ぶり、そして終には破滅を迎えます。  人間の本質的な性(さが)である欲望は、進歩をもたらす原動力であります。しかし欲望というものは限りなく大きくなりがちなものでもあります。  したがって、それをコントロールすることが極めて困難で、破滅をもたらす源泉ともなっていることは、人間の過去 . . . 本文を読む

政治家と学者の差異④

2008-10-25 15:29:44 | Weblog
 政治家と医学研究者とは、それぞれがそれぞれの得意とする担当分野があり、それぞれの間には有機的に密接な関係が存在するのです。  政治家はまつりごとをするのが任務であり、例えば、医療の分野ではその分野の研究者からの適切な情報を得ることで、医療の行政面の改革を実行することができます。効率に顕著な差異が生じます。  当然、これに掛かる経費の総額も大幅に変わってきうるのです。  国家が天文学的とも感ぜら . . . 本文を読む

年金が、医療・介護費用で消えてしまう !②

2008-10-25 09:03:32 | Weblog
 医師の人々は、我こそは病気の専門家であると言われます。  ただし、慢性病諸病の原因はいまだ未解明だというのです。もちろん病気は慢性病と呼ばれるものばかりではありません。ただ現在は、慢性病の罹患者が圧倒的に多数であるのです。  医師の人々は、「原因は未解明であっても長年の経験からよりよい方法・手段を選択して治療に当たり、十分効果を上げている」と述べられるかも知れません。  しかし、原因が未解明であ . . . 本文を読む

年金が、医療・介護費用で消えてしまう !①

2008-10-24 18:06:38 | Weblog
消費税3~4%分必要=医療・介護の追加費用-25年時点で試算・政府  時事通信  昨日上記のようなニュースが入りました。  なおこのことは、これまでもおおよそのことは再々伝えられていたことではあるのです。  すなわち、今から17年後には、医療・介護関係の負担増加で、消費税で3~4%、保険料負担も消費税換算で2~3%程度増やす必要があるとした試算がまとめられて政府から提出されたというのです。   . . . 本文を読む