1977年にアメリカ合衆国議会上院の栄養問題特別委員会(マクガバン委員会)で得られた結論の要約は、“現代病増加の根本原因は、その食生活の誤りにある。したがって、この食生活内容を改善しない限り現代病は治瘉させえない。現代病に対しては、薬(化学薬品)は無力である”というものであります。
この結論の概要は、私どもの研究成果からみても大いに賛同できるものでありますことを再三記して参りました。
近年の主要な死亡原因疾患であります慢性病と呼ばれる諸病は、慢性的な経過をたどって発症する病気でありますことから、このような呼称が付いております。
一般的に薬(化学物質)と呼ばれるものの大半は、急性に作用を表し、その作用も強力なものであります。
もちろん、心臓発作や脳卒中というような、激烈な症状が生じた事態に対しては、この症状を起こさせる作用物質と拮抗した強力な作用を持つ薬剤が必要になります。
しかし、そのような時以外は、極めて長期間掛けて徐々に進行する変化を食い止めるには、食物に含まれる自然な物質の中で、適切なものを選択すべきであるのです。
この結論の概要は、私どもの研究成果からみても大いに賛同できるものでありますことを再三記して参りました。
近年の主要な死亡原因疾患であります慢性病と呼ばれる諸病は、慢性的な経過をたどって発症する病気でありますことから、このような呼称が付いております。
一般的に薬(化学物質)と呼ばれるものの大半は、急性に作用を表し、その作用も強力なものであります。
もちろん、心臓発作や脳卒中というような、激烈な症状が生じた事態に対しては、この症状を起こさせる作用物質と拮抗した強力な作用を持つ薬剤が必要になります。
しかし、そのような時以外は、極めて長期間掛けて徐々に進行する変化を食い止めるには、食物に含まれる自然な物質の中で、適切なものを選択すべきであるのです。