肉体が滅びぬうちに．．

　昨日は沖縄の旧盆にあやかって、ちゃっかり休みをいただき、朝からトレーニング．．キック系、ダンス系、そしてエアロでしめていい感じに仕上がった。間に那覇市内のホテル２件と来年３月の祝賀パーティーの調整．．と一応、仕事もした。

　最近、思うのだ。友人の死を目の当たりにしたから余計そう思うのだが、人間、カラダがあるうちに使い切ったがいい．．肉体があるからこそ、空気や食べ物、飲み物が旨いと感じ、運動して汗をかいて気持ちいいと感じ、景色を見て感動し、音楽を聴いてそれに合わせて踊る喜び、音を掴んで体現する喜び、はたまたトレーニングで自分のカラダの筋肉が成長していく喜び．．と一粒で二度どころか計り知れない数々の喜びがあるのだ。これらの喜びを感じとれるのは肉体あってこそ、である。死後も魂は滅びぬだろうが、肉体を使って人生を謳歌できるのは、この地に足をつけていられるわずかな期間でしかない。

　いったん肉体を失った魂が次に肉体を持って生まれてくるのは４００年後である。もしかしたら、その頃に地球は無くなっているかもしれない．．我々が肉体を持って人生を謳歌できるのはこれが最後かもしれない．．だから、肉体あるうちに肉体を使い切ろう．．！

　村上春樹も１Ｑ８４の中でこんなことを書いていた。肉体は魂をまつる神殿である．．。どんな魂をそこにまつろうとも、肉体は完璧に鍛え上げておかなければいけない、と。