二度目の訪問でやっと城址にたどり着いた。奈良は奥深く何度来ても新しい発見や感動が待っている。歴史の深さが持つ懐の深さにつながっていく。城下町を歩くと助産婦の看板が目に入った。もう、主はいなくなっただろう。ここで取り上げられた赤ちゃんは、今、どこでどうしているのかとふと脳裏をかすめた。次はここにいつ来るのか来ないのか、奈良の旅は果てしなく続いていく・・・。
高取城址であいさつした女性が「壷阪寺の桜が大仏さんの間に見えきれいですよ」この一声に誘われて足を止めた。道からも見える。壷阪寺は通称、壺阪観音と言われる。帰り道でもあったので中に入らず外から覗いた。仏を覗くとは失礼な話だがお許しいただきたい。大きな観音像に桜、国の重文の三重塔が見えた。「オー凄い」と心で応えシャッターを押した。何度か側を通ったがジックリ見ると大きなお寺。秋の紅葉も良さそう・・・。
昨日は春の嵐に見舞われて神戸も警報が出た。警報が出ると英会話教室が休講になった。たまにはいいかと納得。さて、日本一の山城と「大和高取城」を表現しています。城下町の麓(札ノ辻)から城址までの高低差が446mあることを差しています。入り口から山道を446m歩かされることになりだんだん屋敷を下の入り口付近に移してきたそうです。今日の写真は天守閣の石垣。
急な坂道を登りながら考えた。きっと桜が咲いているだろうと。誰も登っていないと思いながら足を進めると数組の人が下山してきた。行く人もいるんだと勝手に考えた。頂上の城址に着くと賑やかな声が聞こえてきた。高校生らしい一団がいて賑わいが広がっていた。おまけにドローンまで舞っている。地元の高校生とのこと。年中行事の一環として登山するとのこと。昨日の熊は根が残った一本の木から彫られていた。
桜の目所として知られる吉野山。近鉄吉野山線の壺阪山駅から徒歩2時間で「高取城址」に到着と案内に記されている。今回はK氏の車で髙取山の登山口まで行った。そこから急な坂道を登る。約30分で山頂付近の城址に到着。今では石垣が残っているのみだが日本三大山城の一つで往時の隆盛をしのばせる。目を見張る光景に出会った。前回は、途中で時間切れで断念。今回は頂上まで登れた・・・(続く)
最近は、清水寺などライトアップされ夜の帳を照らすが一番目に着くのが京都タワー夜の京都に虹色を放つ。当時は、タワーの建設で世論が湧いたが、今は、京都のランドマークとして世間に認知されている。今でも各地に大きな大仏等が建てられるが迷惑な場合が多い。京都の思い出を胸に駅中で夕食をいただき神戸を目指した・・・。
たまたま京都高島屋で中原淳一の展示に出会った。戦後の混乱期に女性の美しさをイラストやファッションで表現し、一時代を築いた。シンプルで気品のある女性像は庶民の憧れでもあった。私もそのイラストに憧れる。今も色あせないその作品に目を見張った。京都旅行のおまけ・・・。
私のPCは、時折動かない時がある。IMEが止まり漢字が書けない。それでも私の頭よりはるかに上で私の知らない漢字を教えてくれる。ワープロができPCに代わってから久しいがこのおかげでずいぶん救われた。下手な字を書かずに生きてこれた。タイトルから離れたが京都を代表する河川「鴨川」の支流に「高瀬川」がある。街場を流れる川でそこも桜が咲いていた。咲いていた桜に群がる人がいた。もはや京都で静寂を望むことが贅沢に思えた・・・。
昨夜から風がビュービュー。洗濯物も飛びそうでベランダに干せない。鴨川の飛び石に桜を見た。この場所はロケにも使われる。出町柳は京阪電車の終点。今回はJRで京都まで地下鉄に乗り換えて来てが次回は京阪電車で来よう。