台風が過ぎ去って夏の勢いもそがれもうすぐ秋。入道雲も懐かしい思い出を蘇らせる。海水浴の光景が蜃気楼のように広がっていた。24日まで広島と九州で過ごす。しばらくお休みをいただきます。まだ、暑い日が続いています。ご自愛ください・・・。
神戸を直撃して台風が去った。マンションに住んでいるので直接の被害はなかったが街路樹が根こそぎ数本倒れていた。はぼ水平に雨が流れていた。視界がほとんど消えた。今朝の空は不思議な色を醸し出していた。台風の中、外に出たい誘惑にかられた。
神戸も台風が吹き荒れている。こんな時に料理など不謹慎かもと思いながらアップした。セロリと烏賊は一口大に切ってオリーブオイルで炒めた。セロリの皮をむかずに料理したが大丈夫だった。残った葉の部分は佃煮にした。遅めの朝食をワインを開けて頂いた。こんな時にごめんなさい。
折からの台風が日本列島を襲うとき海は荒れ狂う。いつもの静かな海が豹変する。海も人間の心と同じかもと思わせる。今年から海釣を始めた。一日海を眺めて波の音を聞いている。この時は時間が音もなく過ぎていく。海は心のふるさと・・・。
須磨の海を見た。今は海水浴シーズン。須磨駅から近い海岸は賑わいを見せていた。もう何十年も海で泳いでいない。今の海水浴場はなんだか舞台を見るような気がした。何にもないところに仮設の建物が建って、シャワーがありカフエがあり若者がいた。すぐ隣を見ると須磨の海が広がっていた。
旅に出ると自転車があればと思うことがある。自転車は省エネルギーの優等生。排ガスも出さない。オランダの紀行などで市民に定着した自転車の生活を見ると羨ましくなる。ちょっとした下りは本当にうれしい。廻りの世界が360度広がりを見わたせる。なんと言っても健康にいい。
花火失われたものを呼び戻す力がある。今日は8月6日広島の原爆記念日。8時15分に黙とうをした。一発の原爆が一つの町を焦土と化し、たくさんの人を殺した。今も不安の中に被爆者の心を蝕んでいる。式典の始まる前にそっと多くの被爆者が祈りに訪れる平和公園。
花火を見ていると昔のことを思い出す。私の子供時代。まだ、故郷が活気に満ちていた。毎年開かれる花火大会に父親と妹と行った。人ごみの中、妹は父の肩車に私は父の手に縋っていた。大きな音とと共に花火が揚った。妹は音に驚いて帰ろうと泣いた。一発の花火を見てすごすごと家に戻った。今も故郷で花火大会は行われているのかと、ふと思った。
8月2日恒例の花火大会を迎えた。ベランダにカメラを持ち込み花火を待った。海上を見ると赤色灯を点けた船が周辺を警備している。花火を見るための遊覧船が数隻見えた。19時30分打ち上げ花火がシュルシュルと音を上げ会場に花開いた。自宅から花火を見れることに感謝。