2019年シーズンヴァンフォーレとともに戦う新加入選手が発表されました。今回発表されたのは2選手。
◇ピーター ウタカ選手◇
ピーター ウタカ選手(以後ウタカ選手)はナイジェリア出身1984年生まれの現在34歳。2003年にベルギーリーグでプロ生活をスタートさせると、2008年からはデンマークリーグのオーデンセBKでプレー。4シーズン過ごした後に大連にある中国リーグのクラブに移籍。加入初年度で20ゴールを挙げて存在感を示しますが、その後は思うような活躍は残せずに2014年まで中国クラブを転々とします。日本にやってきたのは2015年。大榎監督率いる清水エスパルスが得点源となる外国籍選手を探していたところ、中国にいたウタカ選手に目が止まって移籍加入。28試合に出場し9得点とそれなりの成績を収めます。しかし清水はJ2降格。2016年シーズンは昨季王者のサンフレッチェ広島にレンタル移籍します。するとウタカ選手は水を得た魚のように広島で躍動し、33試合に出場し19得点を挙げてJ1得点王に輝きます。しかし得点王のタイトルを獲得したことで年俸が高騰。年齢も高かったために所有権を持つ清水とレンタル先の広島は彼との契約に難色を示し、2017年シーズンは広島が所有権を持ちながらFC東京に期限付き移籍を果たします。FC東京では25試合に出場し8得点。圧倒的な存在感を放ちながらも得点数には比例せず、シーズン終了後契約満了となりFC東京を退団&広島との契約も終了します。2018年はデンマーク2部リーグのヴェイレBKに短期契約で入団。夏に退団し新たな移籍先を模索していたところにJ2徳島ヴォルティスが交渉に動いて獲得に成功。夏からの半年間で18試合に出場し6得点と好成績を収めました。得点力アップを目指し30ゴールを狙える選手としてヴァンフォーレがウタカ選手をリストアップ。無事交渉を成立させて2019年シーズンの契約を結びました。
ピーター ウタカ選手は178cmと迫力のある外見よりは上背がありませんが、がっしりとした体格を活かして当たりの強さを発揮。多少のマークでは苦にしない相手をなぎ倒す重量感のあるドリブルを披露します。また相手を置き去りにする瞬発力や抜け出せる足元の技術も備えており、シュート精度も高くエリア内では圧倒的な存在感を発揮できます。また体をうまく使い強靭なフィジカルを駆使したポストプレーにも定評があり、前線で起点になれる選手。ベルギー2部リーグやデンマークリーグ&J1リーグでそれぞれ得点王に輝くなど実績は十分なウタカ選手の加入はチームに好影響を与えてくれそうですね。課題は前線での守備意識の低さや調子にムラがあること。ウタカ選手に守備を求めてしまうと攻撃力が半減してしまうので無理にディフェンスを勧めませんが、シーズン通して安定して力が発揮できるようにチームには彼の心のケアに万全の体制で臨んでほしいですね。
ピーター ウタカ選手にはチームの新エースとしてゴールを量産して勝利に貢献し、チームのJ1昇格に導いてほしいと思います。これからよろしくお願いします!
選手名鑑チェック

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2016年。2015年・2017年はチーム加入が遅れたために選手名鑑には載っていませんでした。
動画
【公式】ゴール動画:ピーター ウタカ(徳島)85分 徳島ヴォルティスvs栃木SC 明治安田生命J2リーグ 第32節 2018/9/8
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今シーズン徳島で挙げたウタカ選手の特長のすべてが凝縮されているようなゴール。ボールを受けた後の動き出しの速さと相手をかわしてからの俊敏性&体を当てられても怯まずに逆に弾き飛ばすフィジカルの強さ、そしてGKが向かってきても冷静にシュートをゴールに流し込める落ち着きと素晴らしいゴールですね。
6/18浦和戦限定選手コラボメニュー「ウタカ選手」
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こちらはウタカ選手の人柄が分かる広島時代の動画。おでんが大好きで食べているときの幸せそうな顔は可愛いですね。この動画を見る限りだと簡単な日本語は喋れそう。
◇小柳達司(こやなぎたつし)選手◇
小柳選手は千葉県出身1990年生まれの現在28歳。日本体育大学から2012年にザスパ草津(現ザスパクサツ群馬)に入団。左右をこなせるサイドバックとして期待され、ルーキーイヤーは27試合に出場。群馬在籍4シーズンでサイドバックの他にもセンターバックやウイングバックでの出場もあるなど、ポリバレントな能力を発揮しました。2015年シーズンは21試合に出場しましたがシーズン終了後に自由契約となり、トライアウトを経て2016年にJ2ツエーゲン金沢に入団します。金沢加入初年度はJ2残留争いに巻き込まれる難しいシーズンでしたが、サイドバックやボランチとして22試合に出場。栃木との入れ替え戦では第1戦で決勝点となるゴールを決めており、金沢残留の立役者として活躍しました。今シーズン(2018年)は金沢では出場機会に恵まれずに8月にJ3群馬への期限付き移籍を決断。群馬では主にセンターバックに入り守備力向上を目指して奮闘。15試合に出場し1得点を挙げていました。
始めは180cmの体格を活かしてダイナミックに攻撃参加できるサイドバックとして鳴らしていた小柳選手ですが、キャリアを積み重ねていくごとに左右のサイドバックやウイングバックをこなし、センターバックやボランチにも挑戦して習得するなど多様性を極めていきます。また金沢では中盤の底の位置でディフェンスをしながらパスをシンプルに捌くチームの潤滑油的な役割を担うなど、組み立て面でも存在感を発揮しました。来シーズンのヴァンフォーレはビョン・ジュンボン選手や秋山選手&島川選手らが抜けて守備陣が手薄になります。複数のポジションが務められる小柳選手のような存在がチームで貴重な戦力となり、ベンチで虎視眈々と出場機会を窺っていれば出番は必ず訪れると思います。シーズン通してハイパフォーマンスがみせられるように小柳選手には頑張ってほしいですね。
選手名鑑チェック

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2012年。

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2013年。

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2014年。

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2015年。

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2016年。

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2017年。

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2018年。
プレー動画
【公式】ゴール動画:小柳 達司(群馬)52分 ブラウブリッツ秋田vsザスパクサツ群馬 明治安田生命J3リーグ 第26節 2018/10/7
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秋田戦での今シーズン唯一となったゴールシーン。大柄な体格を活かして打点の高いヘディングシュートを決めています。こんなゴールをヴァンフォーレでも見たいですね。
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◇ピーター ウタカ選手◇
ピーター ウタカ選手(以後ウタカ選手)はナイジェリア出身1984年生まれの現在34歳。2003年にベルギーリーグでプロ生活をスタートさせると、2008年からはデンマークリーグのオーデンセBKでプレー。4シーズン過ごした後に大連にある中国リーグのクラブに移籍。加入初年度で20ゴールを挙げて存在感を示しますが、その後は思うような活躍は残せずに2014年まで中国クラブを転々とします。日本にやってきたのは2015年。大榎監督率いる清水エスパルスが得点源となる外国籍選手を探していたところ、中国にいたウタカ選手に目が止まって移籍加入。28試合に出場し9得点とそれなりの成績を収めます。しかし清水はJ2降格。2016年シーズンは昨季王者のサンフレッチェ広島にレンタル移籍します。するとウタカ選手は水を得た魚のように広島で躍動し、33試合に出場し19得点を挙げてJ1得点王に輝きます。しかし得点王のタイトルを獲得したことで年俸が高騰。年齢も高かったために所有権を持つ清水とレンタル先の広島は彼との契約に難色を示し、2017年シーズンは広島が所有権を持ちながらFC東京に期限付き移籍を果たします。FC東京では25試合に出場し8得点。圧倒的な存在感を放ちながらも得点数には比例せず、シーズン終了後契約満了となりFC東京を退団&広島との契約も終了します。2018年はデンマーク2部リーグのヴェイレBKに短期契約で入団。夏に退団し新たな移籍先を模索していたところにJ2徳島ヴォルティスが交渉に動いて獲得に成功。夏からの半年間で18試合に出場し6得点と好成績を収めました。得点力アップを目指し30ゴールを狙える選手としてヴァンフォーレがウタカ選手をリストアップ。無事交渉を成立させて2019年シーズンの契約を結びました。
ピーター ウタカ選手は178cmと迫力のある外見よりは上背がありませんが、がっしりとした体格を活かして当たりの強さを発揮。多少のマークでは苦にしない相手をなぎ倒す重量感のあるドリブルを披露します。また相手を置き去りにする瞬発力や抜け出せる足元の技術も備えており、シュート精度も高くエリア内では圧倒的な存在感を発揮できます。また体をうまく使い強靭なフィジカルを駆使したポストプレーにも定評があり、前線で起点になれる選手。ベルギー2部リーグやデンマークリーグ&J1リーグでそれぞれ得点王に輝くなど実績は十分なウタカ選手の加入はチームに好影響を与えてくれそうですね。課題は前線での守備意識の低さや調子にムラがあること。ウタカ選手に守備を求めてしまうと攻撃力が半減してしまうので無理にディフェンスを勧めませんが、シーズン通して安定して力が発揮できるようにチームには彼の心のケアに万全の体制で臨んでほしいですね。
ピーター ウタカ選手にはチームの新エースとしてゴールを量産して勝利に貢献し、チームのJ1昇格に導いてほしいと思います。これからよろしくお願いします!
選手名鑑チェック

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2016年。2015年・2017年はチーム加入が遅れたために選手名鑑には載っていませんでした。
動画
【公式】ゴール動画:ピーター ウタカ(徳島)85分 徳島ヴォルティスvs栃木SC 明治安田生命J2リーグ 第32節 2018/9/8
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今シーズン徳島で挙げたウタカ選手の特長のすべてが凝縮されているようなゴール。ボールを受けた後の動き出しの速さと相手をかわしてからの俊敏性&体を当てられても怯まずに逆に弾き飛ばすフィジカルの強さ、そしてGKが向かってきても冷静にシュートをゴールに流し込める落ち着きと素晴らしいゴールですね。
6/18浦和戦限定選手コラボメニュー「ウタカ選手」
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こちらはウタカ選手の人柄が分かる広島時代の動画。おでんが大好きで食べているときの幸せそうな顔は可愛いですね。この動画を見る限りだと簡単な日本語は喋れそう。
◇小柳達司(こやなぎたつし)選手◇
小柳選手は千葉県出身1990年生まれの現在28歳。日本体育大学から2012年にザスパ草津(現ザスパクサツ群馬)に入団。左右をこなせるサイドバックとして期待され、ルーキーイヤーは27試合に出場。群馬在籍4シーズンでサイドバックの他にもセンターバックやウイングバックでの出場もあるなど、ポリバレントな能力を発揮しました。2015年シーズンは21試合に出場しましたがシーズン終了後に自由契約となり、トライアウトを経て2016年にJ2ツエーゲン金沢に入団します。金沢加入初年度はJ2残留争いに巻き込まれる難しいシーズンでしたが、サイドバックやボランチとして22試合に出場。栃木との入れ替え戦では第1戦で決勝点となるゴールを決めており、金沢残留の立役者として活躍しました。今シーズン(2018年)は金沢では出場機会に恵まれずに8月にJ3群馬への期限付き移籍を決断。群馬では主にセンターバックに入り守備力向上を目指して奮闘。15試合に出場し1得点を挙げていました。
始めは180cmの体格を活かしてダイナミックに攻撃参加できるサイドバックとして鳴らしていた小柳選手ですが、キャリアを積み重ねていくごとに左右のサイドバックやウイングバックをこなし、センターバックやボランチにも挑戦して習得するなど多様性を極めていきます。また金沢では中盤の底の位置でディフェンスをしながらパスをシンプルに捌くチームの潤滑油的な役割を担うなど、組み立て面でも存在感を発揮しました。来シーズンのヴァンフォーレはビョン・ジュンボン選手や秋山選手&島川選手らが抜けて守備陣が手薄になります。複数のポジションが務められる小柳選手のような存在がチームで貴重な戦力となり、ベンチで虎視眈々と出場機会を窺っていれば出番は必ず訪れると思います。シーズン通してハイパフォーマンスがみせられるように小柳選手には頑張ってほしいですね。
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2012年。

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2013年。

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2014年。

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2015年。

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2017年。

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2018年。
プレー動画
【公式】ゴール動画:小柳 達司(群馬)52分 ブラウブリッツ秋田vsザスパクサツ群馬 明治安田生命J3リーグ 第26節 2018/10/7
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