天皇杯とリーグ戦

J1残留をほぼ手中に収めているヴァンフォーレ。23日の大分との試合でその目標を達成させることが濃厚となっています。しかしその前の20日に天皇杯の舞台が用意されており、中2日での過密日程の中でリーグ戦と天皇杯の兼ね合いが不安視されています。その状況でどう選手を使っていくのか、選手の起用方針が注目されています。

リーグ戦では今シーズンの最優先課題だったJ1残留が目前まで近づいていて、天皇杯では久しぶりの4回戦進出と調子の良さを見せています。もちろん両方の舞台ともシーズン中盤から後半戦にかけて調子を上げてきたベストメンバーと呼べる11人をスタメンとして起用したいところですが、さすがに中2日（天皇杯の試合会場は熊本）での2試合の連投は無謀と言えます。ではどちらに重きを置いて戦えば良いのか？それが監督も頭を悩ませる種となっています。

しかしその問題の解決へのヒントがJ2から生まれました。ヴァンフォーレが天皇杯4回戦で戦うコンサドーレ札幌。現在札幌はJ1昇格プレーオフ圏内の6位以内を狙って激戦中。次の最終節（24日）の結果によってはプレーオフ進出を果たせるため、天皇杯よりもリーグ戦の方を重視してくると思われます。札幌は20日に天皇杯の試合を熊本でこなした後に24日の運命のリーグ最終戦（ホーム）に備えるため日程こそ中3日ですが条件的に厳しく、選手起用のやりくりがとても大変な状態だと思います。事前の情報でも天皇杯で主力選手を出さずに温存し、J2のリーグ戦に力を蓄える方針のようで、もしそうなったらヴァンフォーレも主力をリーグ戦のために温存できるかもしれません。

大宮戦の後に行われたトレーニングマッチ（TM）でヴァンフォーレは、リーグ戦で普段出番がなかなか回ってこないメンバーでチームを組み、試合を行いました。その中で金子選手を1トップに起用し、井澤選手や土屋選手＆石原選手などケガに悩まされてきた選手が起用され、普段ではみられないフレッシュな顔ぶれが揃いました。このTMではDFに入ったチェ・ソングン選手がセットプレーから頭で合わせて得点し、その1点が決勝点となりましたが、新たなチーム編成をTMで試せたことは天皇杯にプラスに働くと思いますね。したがって個人的には天皇杯はこのメンバーで頑張ってもらって、リーグ戦ではいつものメンバーがコンディションを万全にして準備してほしいのが望みですね。選手たちの奮起に期待したいです。


リーグ戦と天皇杯の両立はとても難しいものですが、ここで今のヴァンフォーレのチーム力が分かると言っても過言ではないと思います。ぜひ今回チームの底力を発揮し、リーグ戦ではJ1残留を決定させ、天皇杯では準々決勝進出のミッションをクリアーするなど両方の舞台を成功させてもらいたいですね。そしてヴァンフォーレの名前を少しでも全国に広げたいですね。




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ヴァンフォメーション２４ 11/16

今までお伝えできていなかったヴァンフォーレの情報をお届けするヴァンフォメーション（ヴァンフォーレ＋インフォメーション）の第24弾。


◇平本選手負傷◇
ヴァンフォーレに所属するFW平本選手が、6日のトレーニング中に負傷し戦線離脱したことが明らかになりました。負傷の診断結果は腰椎横突起骨折で全治3週間。

…先日のFC東京戦で得点するなど調子の良かった平本選手ですが、このケガによって天皇杯4回戦札幌戦とリーグ戦の大分戦＆名古屋戦は欠場濃厚。リーグ戦最終節も微妙な状況になってしまいました。シーズン佳境の時期に彼がいないことは非常に痛手ですが、彼にはケガをしっかり治してもらい、チームの天皇杯での快進撃を期待して12月中の天皇杯の試合出場に照準を合わせてほしいですね。今シーズン中にもう一度ピッチで彼の姿を見れたら良いですね。


◇＋1MOVE大作戦◇
11月23日（土祝）にホーム中銀スタジアムで行われる第32節大分トリニータ戦。この試合でヴァンフォーレがJリーグ戦ホームゲーム300試合の節目の試合になるということで集客にも力を入れ、「＋1MOVE大作戦」という企画をクラブが開催することになったようですね。

…この企画はクラブサポーターと行動を共にする同伴者（1名）を対象に、当日券が300円で手に入るというもの（ただしクラブサポーターと同じ席）。クラブサポーター会員が周りの友達や恋人＆家族などに声をかけ、一緒にヴァンフォーレの試合を観に行けるチャンスです。J1残留が確定するであろうこの大分戦で、みんな誘ってヴァンフォーレを応援しましょう！


◇サポーター感謝デー開催◇
毎年最終節の次の日の開催が恒例となっている今年（2013年）のサポーター感謝デー。その日程が発表されました。12月8日（日）に甲斐市の敷島体育館にて14時開演（13時開場）。そこではサポーターに向けたチームのシーズン報告や選手愛用品の抽選会、サイン会や写真撮影会なども行われる予定です。クラブサポーター会員限定の会となりますが、最終節で勝利を挙げて気持ちよく感謝デーに臨みたいですよね。


◇toto BIG購入◇
私事ですが、toto BIGを購入しました。toto BIGはこの期間限定で日本宝くじ史上最高額となる10億円が当たるチャンスがあるなど世間でも注目を集めています。普段totoは滅多にやらない自分ですが、toto BIGを一口＆mini BIG（弱気）というものを一口、計2口分購入してみました。当たるかどうかは神のみぞ知りますが、もし10億円当たったら1億円くらいを使ってヴァンフォーレグッズを買い、ブログを見てくれた読者のための応募プレゼントとして大放出したいと思います（願望）。グッズが売れてクラブも喜ぶし、そういう夢のようなことを一度で良いからやってみたいですね～。決してそのお金で豪遊はしませんよ(笑)

しかしくじの内容を見ると2枚ともヴァンフォーレ勝利の印になってない時点であまり期待はできませんが、夢の実現を狙いたいと思います。夢を買います！


※おまけ
次の天皇杯4回戦コンサドーレ札幌戦に向けて、金子選手をFWに起用した布陣を試しているみたいですね。いわゆる‘ゼロトップ’というスタイルですが、まあハマるかどうかは実際にやってみないと分かりませんね。金子選手がトップをこなすことで、前線の守備は強化されるとは思いますが…。




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自信の差【大宮アルディージャ戦】

10日に行われたアウェー大宮アルディージャ戦。試合はオウンゴールとパトリック選手のゴールで2対1とヴァンフォーレが勝利し、J1残留をほぼ確実なものにさせました。この試合ヴァンフォーレが勝利できた要因は何だったのか、個人的な見解から試合を振り返りたいと思います。


前半始めに大宮DF菊地選手が競り合いで負傷しピッチを去ったことや、FWズラタン選手が2度の警告で退場となったこともヴァンフォーレに流れを引き寄せた出来事となりましたが、基本的には両チームの自信の差が勝敗を分けたと思います。ヴァンフォーレはここ最近勝利こそ少なかったのですが引き分けて勝ち点を拾える試合運びをしてきました。一方の大宮はこのところの試合全く調子が上がらず連敗を記録しているなど、シーズン前半戦の快進撃の幻影に悩まされている状態でした。ヴァンフォーレは連敗後巻き返しを狙って挑戦した守備重視のカウンタースタイルが浸透し、多くの強豪クラブから勝ち点を奪取してきました。そこで得た自信をこの試合でも発揮させ、ヴァンフォーレの選手たちは自信を持って試合に臨んでいましたね。

結果的にはオウンゴールとなった先制点のシーン。DFラインを高く保っていた大宮の隙を突いてシュートのこぼれ球に素早く反応してカウンター攻撃を開始。柏選手の見事なスルーパスとそのパスを受けた河本選手の仕掛けて突破しようとする力強い姿勢が実り、クロスボールを相手DFが触ってゴールへと繋がりました（DFが触っていなくてもファーで選手が詰めていた）。ヴァンフォーレがシュートをブロックして攻撃へと気持ちを切り替えた際にはすでに複数人が一斉に走り出しており数的有利を創出し、その努力が得点に結びつきました。大宮は攻守の切り替えが瞬時にできず、このような場面で自信のなさが感じ取れましたね。

追加点のシーンでも同じく、大宮の一瞬のマークのズレを察知した羽生選手がパトリック選手にパスを送り、パトリック選手が多少強引ながらもドリブルし振り抜いた右足のシュートがゴールネットに突き刺さりました。ヴァンフォーレはパトリック選手にボールを預けることを攻撃の最優先としていて、その託されたチャンスをパトリック選手が確実にモノにしました。まさにヴァンフォーレの確立された攻撃スタイルが発揮された瞬間でもありました。

サッカーは精神の充実によって実力差を埋めることのできるスポーツです。この試合ヴァンフォーレは精神的に安定感があったのに対して、大宮にはそれが感じられなかった。そのことが直接勝敗に繋がったと思います。貴重な勝ち点3を獲得したヴァンフォーレ。この勝利をきっかけにさらなる上の順位を目指してほしいですね。




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試合結果【大宮アルディージャ戦】

昨日行われたアウェー大宮アルディージャ戦ですが、試合結果は2対1でヴァンフォーレが勝利しました。ヴァンフォーレの得点は前半のオウンゴールと、後半に挙げたFWパトリック選手のゴールでした。

J1残留を決定的なものにするべく敵地に乗り込んだヴァンフォーレ。試合展開は相変わらず守備を重視し、FWパトリック選手を中心としたカウンターサッカーを敢行。大宮がボールを保持する形となります。前半柏選手のスルーパスに反応した河本選手が中央へクロスボールを供給。そのボールを相手選手が触れてしまいオウンゴールを記録。ラッキーな形で先制点を得た矢先、相手FWズラタン選手が2枚目のカードで退場処分になります。1点リードし11対10の数的優位な状態で前半を折り返します。

後半は羽生選手や水野選手、久しぶりの出場となった松橋選手を投入し追加点を狙います。後半FWパトリック選手がゴールを決めて試合を決定づける2点目を記録。終盤FKを直接決められて1点差まで追い上げられますが、なんとか試合を締めて2対1で勝利。日中の試合で16位湘南が敗れたため、ヴァンフォーレはほぼ残留を手中にすることができました。


…とりあえず先に結果を中心にお届けしました。試合の感想などはまた改めて書きたいと思います。残留はほぼ確定ですが、成績的に決定するまで喜びは抑えたいと思います。




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本日大宮アルディージャ戦！

ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。J1第31節アウェー埼玉県さいたま市のNACK5スタジアムにて大宮アルディージャ戦です（19時キックオフ）。

J1残留を目指して戦っているヴァンフォーレ。日中に行われる湘南戦の結果と、この試合の大宮戦の結果によってはほぼ残留を手中に収めることができるので、アウェーといえども勝利を狙っていくべきですね。良い結果をお土産に山梨に帰ってきてほしいと思います。

またこの試合、現地に行けない方のために甲府市役所の広場にて大型ビジョンを用いたパブリックビューイングが開催されます。みんなで山梨にいながらヴァンフォーレを応援できるチャンスです。遠く離れていても、きっとその想いは現地のチームに届くと思いますよ。


※写真は2年前のNACK5スタジアムでのリーグ最終戦の様子。あのとき味わった喪失感は分かっていてもかなりキツかったですが、今度はJ1残留を決定づけるような楽しい思い出の地にしたいですよね。




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大宮アルディージャ戦見どころ紹介

明日（10日）アウェーで行われる大宮アルディージャ戦。J1残留を目指すヴァンフォーレにとって、この節のこの試合の結果によってはほぼ残留を手中に収められるかもしれません。条件はヴァンフォーレがこの大宮に勝利して、16位の湘南が鹿島に負けること。もしそうなったら両者の勝ち点が‘9’に広がり、残り3試合でヴァンフォーレが全敗し、湘南が全勝しても勝ち点こそ並びますが、大きく得失点差が離れているために湘南はヴァンフォーレを上回ることがほぼ不可能に近くなります。湘南はホームゲームですが優勝争いに絡んでいる鹿島と行い、ヴァンフォーレはアウェーながらも調子を落としている大宮が相手なので、その結果になる現実味はあります。日中（13時から）行われる湘南の結果にもよりますが、ヴァンフォーレはこの試合勝利して残留をグッと引き寄せたいですね。


それでは大宮戦の分析に入りたいと思います。対戦相手の大宮アルディージャ。現在30試合をこなし12勝3分け15敗の勝ち点39で14位につけています。リーグ前半戦に快進撃をみせて首位に立つなど今シーズンの台風の目になっていたものの、6月の中断期間を過ぎてから徐々に結果が伴わなくなり快進撃の立役者ベルデニック監督を解任。小倉新監督でチーム状態の立て直しを図りますが、一度歯車の狂ったチームはなかなか修正がうまくいかず、8連敗後1勝してから再び連敗街道（6連敗中）に入るなど最近15試合で1勝14敗と順位を急降下させています。

前半戦の大宮は選手全員の運動量が極めて多く、ディフェンスラインも連動しながらかなり前目の位置で激しくプレスにかけにいくことが相手にゆとりを与えないプレッシャーへと繋がり、そこから攻撃がスタートできるので素早い攻守の切り替えにて一気に相手ゴール前までボールを運べていました。連動して素早く攻めるため相手は守備に戻りきれていない分数多くの決定機を作れていました。しかし監督が交代し、選手たちも練習方針などチームのやり方に不満を持っていたらしく全員の意思統一ができずに連動できなくなると、緻密だったチームは徐々にあちこちに隙が生まれるサッカーになってしまいます。そこで連敗を記録。選手たちも監督も良い状態だったサッカーの記憶が残像のように頭の中に残っていて、また新しく進めるチーム方針がうまくいかないことも重なり迷いを持ったまま現在に至っているような気がします。

大宮の武器はなんといってもノヴァコヴィッチ＆ズラタン選手のスロベニア代表2トップ。この2人の決定力は素晴らしく、中銀スタジアムで行われた第13節ではノヴァコヴィッチ選手に2ゴールを許しています。大宮が不調のチーム状態であっても危険な存在だと思います。特にセットプレーは最大級の警戒が必要で、長身の2人に高さで負けないようにDF青山選手を中心に空中戦で頑張ってほしいですね。ただし最近はやはりチーム状態の悪さからゴール近くでボールをもらう回数が少なくなっているようで、自ら突破していくタイプではないポストプレーヤー型なので後方からのロングボールのターゲットマンになります。ヴァンフォーレは一人が競っていき、もう一人がフォロー役としてボールを絡め取るような複数人の守備が求められます。ヴァンフォーレの3バックはこの長身2トップとの相性が良いと個人的には考えているので、セットプレー以外の通常時に決定機を作られる回数は少ないと思いますね。

大宮は基本的には高い位置でプレスをかけにいきますが、ここ最近ではカウンターから好機を演出しているので試合中に状況によってディフェンスラインの位置を切り替えているようです。しかしそれはシーズン途中から取り組んでいる戦術なので選手たちへの浸透度も浅く、付け入る隙が十分あります。ヴァンフォーレに必要なのは相手に迷いが生じている状況をピッチの中から瞬時に見極めること。そこを十分認識した上で相手の嫌な場所を徹底的に突ける選手がこの試合のキーマンとなります。今回のヴァンフォーレのキーマンは‘ジウシーニョ選手’。

ジウシーニョ選手は時折個人プレーに走ってしまうこともありますが、基本的にはチームプレーを重視し前線からの守備の意識も高い選手。前節のFC東京戦でも彼のサイドへ振ったパスが基点となり平本選手の先制点が生まれました。ジウシーニョ選手はボールキープ力がありますから、彼に積極的にボールを預けていき、大宮が今の時間はここに出されたら困るというポイントをドリブルなりパスなりで仕掛けてほしいですね。基本的には高いラインを維持する相手の背後のスペースを使い、決定的な場面を数多く演出したいです。ジウシーニョ選手のヴァンフォーレ移籍後初ゴールも見られるかもしれません。

それと保坂選手。中盤の底の位置でプレーする彼は献身的で目立たないため評価するのが難しいポジションですが、ボランチは‘舵取り役’と呼ばれ、攻守のバランスを保ち守備から攻撃へ攻撃から守備へ繋げる橋渡し的な重要な存在です。そんな保坂選手が前目の位置でプレーしていたらチームが攻勢を強めているという判断材料にもなります。戦術眼のある彼がピッチの状況を見極めて普段のポジションより前目でプレーし、相手の隙を瞬時に察知してそこを効果的に使えるような展開を増やしたいですね。


相手は調子が悪いので、先制点を奪われないようにまず守備ありきの慎重な試合の入りをするかもしれません。ヴァンフォーレは始めから果敢に仕掛けていき、先制点を奪って相手のプランを崩したいところ。先制点をヴァンフォーレが奪えたのなら、ヴァンフォーレの一方的な試合展開もあり得ると思います。試合で優位に立てたのなら守備選手を投入して逃げ切る策を持っている城福監督。もちろん守備だけではなく水野選手や平本選手など相手をヒヤリとさせられる交代カードも備えています。前回対戦は0対3と完敗でしたが、今回は大丈夫。自信をもって戦い、勝ち点3を持って山梨に帰りましょう！…やられたらやりかえす！倍返しだ！！


【予想スタメン】
大宮アルディージャ
　　ノヴァコヴィッチ　ズラタン
チョ　　　　　　　　　　　　　　渡邉
　　　　　　上田　　金澤
下平　　　　片岡　　菊地　　　　村上
　　　　　　　　北野

直近5試合の成績→×××××

ヴァンフォーレ甲府
パトリック
ジウシーニョ 河本
福田 柏
パラナ 保坂
佐々木 山本 青山
荻

直近5試合の成績→△×△×△



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第9回熱血ヴァンフォーレ検定

ヴァンフォーレ甲府の事柄を聞く独自の検定‘熱血ヴァンフォーレ検定’。その最新作を久しぶりに作りました。今回のテーマはズバリ‘2013年’。今シーズンの出来事や成績＆選手のデータなどを用いて作成してみました。

検定はこちらからお入りください。→第9回熱血ヴァンフォーレ検定

今のところの合格点は10問中6問以上正解(60点以上)。合格された方には合格証書が発行されます。検定をスタートさせてから皆さんの成績を見て、合格ラインを微調整して難易度のバランスを図りたいと思います。ぜひ合格目指して検定にトライしてみてください！

※今シーズンのデータは2013年11月6日現在のものを使用しています。選手名鑑は2013年選手名鑑(サッカーダイジェスト)を使用。出来るだけ参考資料を見ずに直感で解いていったほうが楽しめますよ♪


前回の検定(第8回)から早いものでまもなく2年が経とうとしています。時の流れは早いものですね。今回のが好評なら次回作も考えたいと思います。またこのブログのサイドバーカテゴリー内のオリジナル検定から過去の検定が受けられます。過去問もぜひやってみてください。



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ラスト‘4 ’サバイバル

J1残留を目指して戦っているヴァンフォーレ。今シーズンも残り4戦ですべてが決定します。少し前に残り10戦の段階でJ1残留の可能性を探ってみましたが、残り4試合になった現段階でも残留への道筋を探ってみたいと思います。


まずは現在の残留争いに絡んでくるであろう14位以下のJ1順位を載せたいと思います。

【J1順位表】　※()内は勝ち点、得失点差の順
14位　サガン鳥栖(36)　-14
15位　ヴァンフォーレ甲府(31)　-12
16位　湘南ベルマーレ(25)　-24
17位　ジュビロ磐田(20)　-13
※18位大分トリニータはJ2降格決定


残り4戦で得られる最大勝ち点を載せます。

14位　サガン鳥栖(48)
15位　ヴァンフォーレ甲府(43)
16位　湘南ベルマーレ(37)
17位　ジュビロ磐田(32)


ヴァンフォーレの勝ち点は現在31。17位の磐田は残り試合全勝してもヴァンフォーレが勝ち点2を積み上げた時点でその可能性がなくなるため、今回の検証では除外。J1降格ラインの16位湘南は勝ち点25で、残り4戦で全勝した場合37となります。なのでヴァンフォーレはあと勝ち点‘7’以上を積み上げればその時点で相手の勝ち点関係なくJ1残留が決定します。勝ち点7を積み重ねるためには残り4戦で2勝1分け1敗でもミッションを達成できる状況にいます。

しかしそれは湘南が全勝した場合に考える成績であって、ヴァンフォーレも含めて残留争いをしているクラブで残り試合での全勝は非現実的。なのでもう少し現実的なラインを考えたいと思います。もしヴァンフォーレが残り4戦で1勝した場合は勝ち点34。その成績に湘南が追い抜くためには残り4戦で3勝、ヴァンフォーレと湘南は得失点差がかなり離れているので並んでもヴァンフォーレが優勢。従って負けなしの3勝1分けの成績(勝ち点35)を残さなければいけません。ヴァンフォーレが1勝1分けなら現実的に湘南は全勝を目指さなければ目標達成は困難になると思います。現段階で考えるJ1残留に向けてヴァンフォーレが自発的に優位となるために必要な成績は、残り4試合で『1勝1分け』と言っておきます。

現時点で16位湘南との勝ち点が‘6’離れているので、ヴァンフォーレがもしこれから3連敗し湘南が3連勝しても最終節まで決着がもつれ込みます。最悪の成績でも最終節の結果によって再びヴァンフォーレが上回るチャンスがあるので、ピリピリ張り詰めて緊張した状態で常に戦わなくても良いため残りの試合で本来の良いサッカーが発揮しやすいと思います。ホームゲームも2試合残されています。計算しにくいアウェーゲームで勝ち点を考えるよりも、大勢のサポーターの大声援で後押しをしてくれるホームゲームで勝ち点を稼ぎたいところ。ヴァンフォーレは早くJ1残留を確定させて、今よりもさらに上の順位に行きたいですね。目標を少しでも高く持ちたいです。


【ヴァンフォーレ甲府今後の日程】
11月10日(日)　第31節　対大宮アルディージャ(アウェー)

11月20日(水)　天皇杯4回戦　対コンサドーレ札幌(熊本)

11月23日(土・祝)　第32節　対大分トリニータ(ホーム)

11月30日(土)　第33節　対名古屋グランパス(アウェー)

12月7日(土)　第34節　対サガン鳥栖(ホーム)




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ヴァンフォメーション２３ 11/1

今までお伝えできていなかったヴァンフォーレの情報をお届けするヴァンフォメーション（ヴァンフォーレ＋インフォメーション）の第23弾。


◇松本選手入団内定◇
ヴァンフォーレは来シーズンチームに加わる新加入選手として、法政大学のFW松本大輝選手の入団内定を発表しました。

法政大学　松本大輝選手来季新加入内定のお知らせ（ヴァンフォーレ甲府公式HP・PC)


184cm・66kg、22歳の松本大輝(だいき)選手。ポジションはFW。184cmの長身を活かした空中戦とスピードあふれるプレーが特徴のようですね。2011年と2013年には全日本大学選抜に選出され、国際舞台も経験しました。ヴァンフォーレは現在背の高いタイプの日本人FWがあまり見当たらないので、長身で動けるという松本選手の特長を伸ばしつつ、当たり負けしないようにプロの練習でウエイトアップに励んでもらいたいですね。本人も言っていますが、甲府と言えば松本選手と名前が挙がる存在になってほしいです。今後の活躍を楽しみにしています。


◇天皇杯4回戦は…◇
3回戦で湘南ベルマーレを破り4回戦進出を決めた天皇杯。先日その4回戦の対戦カードを決める組み合わせ抽選会が行われ、ヴァンフォーレの対戦相手はJ2のコンサドーレ札幌に決定しました。開催日時は11月20日(水)で19時キックオフ。開催場所は熊本県のうまかな・よかなスタジアムで行われます。

【キックオフ時間決定】天皇杯4回戦に対戦相手決定のお知らせ（ヴァンフォーレ甲府公式HP・PC)


…熊本。そして平日のナイトゲーム。なんて応援しづらい日程になってしまったのでしょうか。まあ札幌サポーターもなんで九州でと思っているとは思いますが、ここはグッと我慢して大会に臨むしかなさそうです。当日は極めて少ない人数の観客が予想されますが、熊本にはロアッソ熊本に期限付き移籍しているMF堀米選手をはじめ、FWウーゴ選手やMF養父選手などの元ヴァンフォーレ戦士がいます。彼らに魅力を感じてサッカーに興味を持った方も少なくないと思います。堀米＆ウーゴ＆養父選手が好きな熊本在中の方は、彼らの古巣ヴァンフォーレが近くで試合を行うのでぜひ会場にいらしてヴァンフォーレを応援してください。そしてチームは勝利して準々決勝進出を果たしましょう。


◇トレーニングマッチザスパクサツ群馬戦◇
27日のFC東京戦の翌日、28日に韮崎中央公園芝生広場で行われたJ2ザスパクサツ群馬とのトレーニングマッチ戦。FC東京戦の出場メンバー外が中心となった試合は1本目は2-1、2本目は3-1、トータル5-2でヴァンフォーレが勝利。ヴァンフォーレの得点者はパトリック、チェ・ソングン、三幸、井澤、ポッチケ選手。個人的にはケガで戦線を離れていたMF井澤選手とFWポッチケ選手が得点したことが嬉しいですね。リーグ戦も残り4試合となりましたが、彼らにインパクトのある活躍を期待したいです。


◇11月3日のトレーニングマッチは…◇
今週末はナビスコカップ決勝が行われるためJ1はお休み。ヴァンフォーレは3日(日)にトレーニングマッチとしてJ1の清水エスパルスと対戦します。場所は清水の練習場の三保グラウンド。清水とは韮崎の新クラブハウス竣工式の際の芝生広場オープニングマッチの相手として来てくれたので、今回はそのお返しとして組まれたかもしれませんね。3連休の中日ということで見学しやすい日にちになっていると思いますので、静岡観光も兼ねてお出かけしてみてはいかがでしょうか。なおTMは45分×4本のメニュー、ケガ人も全員復帰し城福監督はできるだけ多くの選手を起用したいと考えているみたいなので、あなたが応援しているあの選手＆この選手が間近で見られることは間違いないですよ。



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