ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

V・ファーレン長崎戦見どころ紹介

2021-10-22 | Weblog
前節アウェーで金沢に勝利し、3連勝で3位に浮上したヴァンフォーレ。この3連勝の前は新潟に敗れましたがその前は3連勝しており、ここ7戦で6勝1敗と好調な状態は維持しています。依然としてJ1昇格の目標に対して厳しい状況なのは変わりありませんが、この勢いを最後まで継続し続けて結果を出し、その後の天命を待ちたいですね。


【V・ファーレン長崎】
☆今シーズン:18勝8分け8敗(勝ち点62) 4位
☆ここ最近5試合の試合結果
→△○○○△
☆注目選手:エジガル・ジュニオ選手、カイオ・ジュニオール選手、ウェリントン・ハット選手
☆予想布陣:4-4-2
☆予想スタメン

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:V・ファーレン長崎vsアルビレックス新潟 明治安田生命J2リーグ 第34節 2021/10/16



【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズン:18勝9分け8敗(勝ち点63) 3位
☆ここ最近5試合の試合結果
→○×○○○
☆注目選手:ウィリアン・リラ選手、宮崎選手、野津田選手
☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:ツエーゲン金沢vsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J2リーグ 第34節 2021/10/17



この試合の注目ポイントは3つ。まず1つ目はスタートから相手の守備陣にプレッシャーをかけられるかだと思います。対戦相手の長崎はヴァンフォーレと同様に好調な状態をキープしており、シーズン途中に指揮を執っている松田監督のもとで直近8試合負けなし+5勝3分けと負けないチームを作り上げています。安定した戦いぶりをみせていますが、前節の新潟戦で守備の要となっていた新里選手が退場処分を受けて次は出場停止となったために今回の試合には出られなくなったのは唯一の不安要素。元ヴァンフォーレの新里選手は5月の半ばから先発メンバーに定着しその影響でチームも安定感を取り戻して勝ち星を順調に積み上げられるようになった守備のキーマンというべき存在なので、不動の存在の彼がいなくなったディフェンス構成は松田体制以降は想定していなかったことでしょう。ヴァンフォーレとしては今回ここを狙わない手はないと思います。おそらく江川選手と二見選手でセンターバックのコンビを組むと予想されますが、二見選手はシーズンの序盤戦こそ出場機会はありましたが、中盤戦や最近ではラスト数分間出てくるパターンが多くなっていました。もちろん練習では守備の連携面を確認してくると思いますが、いざ実戦の舞台に立ったときは試合勘からしばらくチーム戦術と馴染めない時間が続くことが想定されます。ヴァンフォーレとしては時間が経過して馴染んで落ち着いてプレーできる前に、二見選手のポジションを狙って積極的に仕掛けていくべき。長崎は本来はしっかりとした組織力でディフェンスを行ってくるので、守備の綻びを見つけるとしたら序盤の時間帯の新しく入るセンターバックのポジションを徹底的に突いていくことだと思いますね。そこで期待したいのがヴァンフォーレの1トップに入るウィリアン・リラ選手。もともと周りを使うことが上手い選手ですが、最近では積極的にゴールを狙う得点力の面でも注目を集めています。リラ選手が相手センターバックの間に入って体を張って攻撃の起点となりチャンスがあれば貪欲にシュートを放っていく姿勢をみせながらも、シャドーの宮崎選手や中村選手とワンツーパスで中央への入り込みを促す動きにチャレンジしても面白いと思います。今回はリラ選手の4試合ぶりのゴールを期待しても良いでしょうね。

注目ポイント2つ目は宮崎選手の存在感。高卒3年目21歳の若手選手である宮崎選手は、東京五輪開催による中断期間後は絶好調の状態。昇格に向けて厳しい状況に追い詰められている危機感もあってか、彼にはやらなければいけないという責任感とある種の覚悟が芽生えており、その意思の強さがプレー面にも表れている気がします。前節の金沢戦ではベンチには入っていたものの出場機会はなく、少しではありますが束の間の休養が取れてリフレッシュできたコンディションでいると思うので、次の試合はまた新たな気持ちで闘志を燃やせると思います。そんな貪欲な状態の宮崎選手に積極的にボールを集めていき、ヴァンフォーレはアグレッシブな攻撃を仕掛けていきたいですね。宮崎選手としては先ほども言った長崎の新しいセンターバックコンビの連携が馴染んで試合勘を取り戻す前に果敢に仕掛けていき、長崎に先制パンチを食らわせたいですね。

注目ポイント3つ目は長崎のブラジル人トリオの迫力に屈せず戦えるか。というのも長崎のブラジル人選手はいずれも能力が高く、個人的には助っ人外国籍選手としてJ2トップレベルに位置していると思います。ボランチにいるカイオ・ジュニオール選手は体の強さと展開力、ウェリントン・ハット選手はサイドからの打開力、エジガル・ジュニオ選手はゴールへ向かう姿勢と勝負強さがピカイチ。いずれもタイプは違いますが個の力で状況を打開できる攻撃的な能力を持っているので、ヴァンフォーレとしたら彼らが輝くような展開にはしたくないと考えているはずです。長崎の攻勢時に一瞬でも油断すると彼らの個性が発揮されてしまうので、ヴァンフォーレは守備陣を中心に常に彼らに人がつく状態を作っていき、隙を生み出さない集中力が求められると思います。


…長崎もJ1昇格を諦めていないクラブで意気揚々と小瀬に乗り込んでくることが予想されます。ヴァンフォーレにとっては拮抗した実力の相手となるので厳しい戦いになることは間違いありません。1点を争うような接戦のゲームになることが予想されるなかで、頑張る選手たちの力を100%から120%へと突き動かす力はホームに集まるサポーターの声援だと個人的には思います。攻め切る&守り切るという ‘切る’ 部分はサポーターの力が生み出す力によるものだと思うので、ぜひともヴァンフォーレの白星のために全力で応援し、一丸となって勝利を目指していきましょう!




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須貝選手プロ初ゴール!粘る金沢を振り切り3連勝+3位浮上【ツエーゲン金沢戦】

2021-10-22 | Weblog
10月17日にアウェーで行われた2021年明治安田生命J2リーグ第34節ツエーゲン金沢戦ですが、試合結果は2対1でヴァンフォーレが勝利しました。ヴァンフォーレの得点は前半に挙げた中村選手と後半に挙げた須貝選手のゴールでした。



◇良かった点◇
この試合良かった点は3つ。1つ目は試合状況に応じた戦いができたこと。逆転J1昇格を諦めていないヴァンフォーレは試合のイニシアティブを握るべくスタートから果敢に仕掛ける積極性をみせます。全体を押し上げて複数人が攻撃に絡む連動性を発揮していき相手の金沢を押し込みますが、なかなか得点は奪えません。序盤の攻勢が落ち着き、金沢もその勢いに慣れてきた前半の飲水タイム明けくらいから徐々に展開が変わり始め、ヴァンフォーレが逆に押し込まれる機会も増えていきます。そこで試合展開にうまく合わせて対策が打てたことが先制点へと繋がっていきます。自陣ゴール前でボールを奪ったヴァンフォーレは攻守を素早く切り替えてカウンター攻撃を発動。パスを繋いで左サイドを効果的に使っていき、ウィリアン・リラ選手がサイドに流れて相手マークを引きつけておいてヒールでスルーパスを供給。抜け出した長谷川選手が相手エリア付近までドリブルで運んでシュートし、相手DFにブロックされたそのこぼれ球を中村選手が素早く詰めて先制点を挙げることに成功します。このゴールシーンは直前まで金沢が攻めていたために前に重心がかかっていたことが前提としてあり、そこからヴァンフォーレがスピーディーにかつリズミカルに縦に繋いでいったことで空いている裏のスペースをうまく突けましたね。また本来中央にいるリラ選手がサイドに流れて相手選手を引きつけられたのも効果的だったと思います。長谷川選手&中村選手と相手選手の2対2の状況を作り出せたので、彼らは勝負していく強気の姿勢が発揮できました。その積極性が得点に結びついていたので、臨機応変な戦い方で素晴らしいカウンターアタックに繋がったと思います。

良かった点2つ目は連動した攻撃ができたこと。先制点の中村選手のゴールは素早いカウンター攻撃でしたが、最終的なシュートを打つ前に新井→長谷川→野津田→中村→リラ→長谷川選手と複数の選手が絡んで細かくパスを回しています。そして後半17分に挙げた須貝選手の得点も、長谷川選手と中村選手&三平選手と須貝選手の4人が小刻みにボールを繋いでいって左サイドを攻略しゴールを決めました。特に2点目はこちらが4人で金沢の守備陣が6人いたにも関わらず4対6の場面を制して追加点を決めています。もちろん若手選手の運動量や思い切りの良さなどは目立ちますが、相手を翻弄するバスワークなどベテランにも負けない技術の高さも今の若手選手にはあるのでとても頼もしいですね。誰かに頼りきる単発攻撃だけではなく複数人が連動している仕掛けをみせているからこそ、今の状況でも得点が生まれていると思いますね。

良かった点3つ目は宮崎選手と荒木選手を少しでも休ませることができたこと。試合内容とは関係ありませんが、ミドルシュートでのゴールなど印象的な活躍を残して最近のチームを引っ張ってきた宮崎選手は、やはりその活躍からいまやチームに欠かせない存在になりました。それは主に左ウイングバックを務めている荒木選手も同様で、彼らの活躍がシーズン後半戦の連勝に貢献していることは間違いないと思います。しかし宮崎選手は6試合連続&荒木選手は毎試合連続出場と1試合ごとに全力を出している彼らにとって確実に蓄積疲労は溜まっている状態だと言えます。シーズンの最終盤で蓄積疲労によって体のキレが無くなるよりも、ここで1試合分でも休んだことが後々に好影響が出てくると思います。今回ベンチにはいましたが、宮崎選手は出番なし&荒木選手は2分間の出場のみだったのは伊藤監督にとってチーム力が低下しかねない一種の賭けだったと思いますが、使わないという選択は今後の試合でチームのクオリティを上げていく重要な決断だったと個人的には思いますね。


◇気になった点◇
気になった点は1点のみ。それはセットプレーの守備。今シーズンのヴァンフォーレはセットプレーから15得点と多くのゴールを生み出している一方で、逆にセットプレーからの失点も16失点と意外にも多いのが事実としてあります。今回も気をつけなければならない金沢のフィールドプレーヤー最長身187cmの庄司選手にヘディングで決められるなど、ここにターゲットとして来るであろうと分かっていながら相手に決められてしまうセットプレーの守備はさすがに問題があると思います。伊藤監督も試合後のインタビューで再確認しなければいけないポイントとして挙げていましたが、現代サッカーの最も得点に近い手段がセットプレーなので、ぜひともセットプレーの場面では今よりももっと集中力を高めてもらって力強く跳ね返せるように、守備の不安が自信へと変わっていくように日々の練習にて修正を図ってほしいですね。


…この勝利によりヴァンフォーレの今シーズンの成績は、18勝9分け7敗の勝ち点63となり順位は長崎や新潟を抜いて単独3位に浮上しました。J1昇格圏内となる2位京都との勝ち点差は ‘8’ と確実に差が縮まっている状況ですが、依然として厳しいことには変わりありません。残り8試合で徐々にその差を詰めていき、最終節付近で追いつけるような勝ち点差まで持っていってほしいですね。今の勢いならそれができると思うので、可能性を信じて頑張ってほしいと思います。



【公式】ハイライト:ツエーゲン金沢vsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J2リーグ 第34節 2021/10/17





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